コンタクトレンズを使用している方の悩みに、目がゴロゴロする、装着に時間がかかるなど様々な悩みがあります。
また、長時間コンタクトレンズを装着しているとレンズ表面に汚れが付着したり曇ったりして視野が見づらくなることもあります。
こんな時におすすめなのが、コンタクトレンズ装着液です。
コンタクトレンズ装着液って何?コンタクトレンズを買った時に勧められたのは洗浄液と保存液だけど聞いたことない…
いえいえ、今ではドラッグストアでも気軽に買えて眼科でも勧められるほどコンタクトレンズ装着液は優秀なのです。
今回は、そんなコンタクトレンズ装着液が目薬代わりに使えるのか、併用してもよいのかなど、目薬との違いについて調べてみました。
コンタクトレンズ装着液は目薬代わりに使える?

コンタクトレンズ装着液は、目薬代わりに使えるか?
答えは、一部のコンタクトレンズ装着液ならOK。
ん?どういう事?一部って?
つまり、全てのコンタクトレンズ装着液が目薬代わりに使えることではありません!!!
そもそも目薬の効果とは?
眼科で処方される目薬は医師の指示により、処方されるため別として。
市販される目薬で期待できる効果は、疲れ目、充血、かゆみ、かすみ等。
ドライアイになった時に、目薬を点眼された方も多いはず。
コンタクト装着液の役割は?
ずばり、コンタクトレンズに潤いを与えてくれる事ですね。
コンタクトレンズを装用する時に、コンタクト装着液を数滴垂らすことでレンズが潤い、スムーズにコンタクトレンズを装着することができます。
そのため、目薬のような効果を期待することはできません。
装着液としても使える目薬ならOK?
2008年4月4日、ロート製薬ではコンタクトレンズユーザーの要望「装着液を目薬として使えればいいのに」に応えて、「ロートCキューブ ダブルチャージ」を販売。
コンタクトレンズ装着液として潤いをキープする成分、「ヒプロメロース」を配合、そして、目薬として、角膜細胞のエネルギー源となるブドウ糖を配合することで疲れ目に効果が期待できます。
必ず、パッケージに「装着液として使える目薬」と表記がありますので選ぶ時には注意が必要ですね。
コンタクト装着液と目薬は併用しても良い?

答えは、症状による判断は医師に任せること!(大事になる前に医師に相談して下さい。)
コンタクトレンズも、ソフトコンタクトレンズ・ハードコンタクトレンズ等、種類が豊富なためユーザーによって、使用できる目薬も多様です。
市販されている目薬のパッケージにも、注意書きがあるため守らないとトラブルになることも。
実際に、ドライアイ対策で目薬を使ってトラブルになっているケースも多いようです。
ドライアイ対策には、装着液がおすすめ!
先ほどにも説明しましたが、コンタクトレンズ装着液は、潤いを与えてくれます。
そのため、コンタクトレンズ装着液を使うだけでも目の乾きの対策には効果的で目のゴロゴロが軽減されます。
それでも目薬を使いたい!併用したらダメ?
目薬を多用することで、涙の分泌量が減ってしまう可能性があるため適量を守る事が必須です。
また、目薬はコンタクトレンズを装着した状態では裸眼で使う時に比べて効果が期待できません。
目薬の種類によっては、レンズが変形してしまうことも?
目薬には、防腐剤が含まれています。
防腐剤がレンズに吸着して、濃度が高まり、角膜障害の原因、もしくはレンズ自体が変形してしまう事があります。
症状が出た時は、医師の指示に従うことが必須ですね。
コンタクト装着液と目薬との違いや見分け方は?

コンタクト装着液と目薬の違いについて表にまとめてみました。
コンタクト装着液 | 目薬 | |
種類 | 医薬部外品 | 医薬品 |
使用方法 | レンズに垂らす | 直接、目に刺す |
効果 | コンタクトレンズをスムーズに装着 | 目のトラブル対策 |
医薬部外品と医薬品の違いは?
医薬部外品とは、「人体に対する作用が緩和なもので、機械器具等ではないもの」と定義されています。
医薬品とは、ヒトや動物の疾病の診断・治療・予防を行うために与える薬品と定義されています。
つまり、医薬部外品のコンタクトレンズ装着液は、「コンタクトレンズを装着する時のお助けアイテム」、医薬品の目薬は、「正しく使う事で目のトラブルを助けてくれるアイテム」という事ですね。
コンタクト装着液と目薬の見分け方は?
見た目が似ているため、コンタクト装着液と目薬を間違えて使っている方も多いようです。
ここまで似ていたら、見分け方も難しいのですが…ずばり、
医薬品か、医薬部外品か(市販で買う時は、注意しましょう。)
また、使用されているコンタクトレンズのタイプも様々なので、購入する時はチェックを忘れないように!
コンタクト装着液のおすすめは?

市販されているコンタクト装着液には、防腐剤が使われていないタイプ、ドライアイ向け、全てのコンタクトレンズに対応等、様々です。
その中でも、おすすめのコンタクト装着液を紹介します。
CMプラス 15ml ソフト・ハード兼用
実際に使われている方の★5の口コミです。
ドライアイなのでソフトコンタクトがつらかったのですが、こちらを使用したらドライアイを忘れるくらい違和感なく装着できました。うるおい効果も1日とまではいかないけどかなり長続きするしおすすめ!
瞳がしみることもないし、ドライアイ気味の方にはいいと思います。購入者さんのCMプラス 15ml | 装着液 コンタクト装着液 …(コンタクトレンズ通販 レンズデリ)のレビュー・口コミ
CMプラスの魅力は、潤いと汚れをブロックしてくれること。
また、タウリンを配合しているため疲れ目にも効果的です。
メニコン『新たにビタミンB12とヒアルロン酸Naを配合』
実際に使われている方の★5の口コミです。
遠近両用ハードコンタクトで使用ハードコンタクト歴38年余り、
20代の頃は寝不足だとレンズが入らないはずせない、
ということが多少あったものの、
最近ではレンズもよくなったせいか徹夜をしても
全く問題なしに使っていました。
ところが、今年になって老眼になり仕事に支障があるようになり、
あわてて遠近両用コンタクトに変えました。
その時に「遠近両用ハードコンタクトはレンズが大きめで、
張り付きやすいということを知って使ってください」と言われ、
購入したのがメニコンフィットです。
休日に使うのをさぼったらてきめんレンズがはずれず、2時間も格闘。
そんな思いを2回したので、ずっと使用しています。
メニコンフィットを使用している限りは、
長時間装用していてもがい、はずれないということがなくなりました。
メニコンフィットの魅力は、うるおいとふんわりですね。
レンズのうるおいが長時間続くため、装着時も外す時も不快なくスムーズに行えます。
CMプラスネオ neo 1箱(15ml)
実際に使われている方の★5の口コミです。
自然な感じにフィットコンタクトを購入の時に
眼科でスタッフの人に勧められ
使用したのがきっかけです。
ドライアイで長時間の使用が辛かったのが
かなりいい感じに使用できてます。
先に説明したCMプラスのバージョンアップ。
CMプラスの成分はもちろん、アスパラギン酸カリウムとコンドロイチン硫酸エステルナトリウムを配合することで水分保持と瞳の健康により効果的!
まとめ
コンタクト装着液は目薬として代用しても良いのか調べてみました。
- コンタクト装着液はレンズに直接垂らすことで、潤いサポート!ドライアイ対策に効果的
- コンタクト装着液には、疲れ目対策の成分が配合されていることも!
- コンタクト装着液は医薬部外品のため、目のトラブル時に使う事はおすすめできない
- コンタクト装着液・目薬を使う時は必ずパッケージを確認すること!
うるおうコンタクトレンズを使って毎日を快適に過ごしませんか。