手触りや色が気に入って敷いたカーペットなのに、年月が経つと汚れたり、風合いが失われたりしますよね。
はだしで上を歩くこともあって臭いも気になります。
そんなときには、カーペットを丸ごとコインランドリーで洗うのがおすすめです。
コインランドリーなら大容量のドラムが用意されているので、大物を思い切り洗濯することができます。
コインランドリーで失敗しないように洗うには、カーペットの洗濯表示を確認し、屏風たたみにして洗濯ドラムに入れます。
さらに洗濯後にカーペットの風合いを戻すにはコツがあります。
詳しく見ていきましょう。
目次
カーペットをコインランドリーで洗う際の入れ方は?

カーペットは大きくて裏地が硬いものが多いので、そのままではコインランドリーのドラムに入れられません。
なので、ドラムに入れられるサイズにたたむ必要があります。
たたんでおけば、コインランドリーへの持ち運びもし易くなりますよね。
ただ、カーペットは大きくて重く、持ち上げて端と端を合わせてたたむのは無理がありますよね。
そこで、おすすめのたたみ方は屏風たたみです。
端の方から表、裏と交互に合わせて屏風のようにたたんでいきましょう。
大きな洗濯ネットがある場合には、ネットに入るように折り幅を合わせるとベストです。
洗濯ネットがなければ、じゅうたんの生地同士に少し隙間が開くくらいの強さで、紐で結びましょう。
ひどく汚れている部分がある場合は、その部分が表になるようにたたみます。
汚れが表に出ている方が洗剤に触れ、こすれる頻度も多くなり、汚れ落ちが良くなります。
カーペットをコインランドリーで洗う際の洗い方は?

カーペットをコインランドリーで洗う際の洗い方の進め方をご紹介します。
カーペットが選択に適しているか確認
まず、お手持ちのカーペットが洗濯に適しているかどうか確認しましょう。
カーペットの裏に洗濯表示が書かれたタグがあります。
洗濯機のような四角いマークか、桶に水を張ったようなマークがあれば洗濯可能です。
そのマークに×や、手のマークが加わっている場合は、洗濯不可、手洗い推奨ですのでコインランドリーでの洗濯はできません。
洗濯表示が2016年に変更になり、新しい表示のものも出回っていますので、注意した方が良いですね。
カーペットの洗濯前の掃除
毛足が長く、ごみが絡みついている場合には、たたむ前にブラシをかけて、掃除機やコロコロで取り除いておきましょう。
そのまま洗濯してしまうと、さらにごみが入り込んで絡まり、取れにくくなってしまいます。
ここまで出来たら、カーペットをコインランドリーに持って行きます。
洗濯槽ドラムの確認
カーペットをドラムに入れる際に、ドラムの大きさが適しているかどうか確認します。
少し大きめの方が、汚れ落ちが良くなります。
説明書きに沿って洗濯・乾燥
あとは、コインランドリーの説明書きに従って洗濯をスタートさせます。
水を吸ったカーペットは持ち運びにも重いので、洗濯表示を確認して乾燥が可能ならば、コインランドリーで乾燥もしてしまいましょう。
洗濯後もしくは乾燥後には、毛足が寝てしまいぺったりしている部分がありますので、ブラシを逆毛にかけてあげると風合いが戻ります。
また、最近は防ダニ効果のある洗剤や、柔軟剤が販売されているので、ダニが気になる場合には使用しましょう。
まとめ
洗濯表示を確認し、汚れに適した方法でたためば、カーペットをコインランドリーで失敗せずに洗うことができます。
ペットを飼っていたり、小さなお子さんがいたりする場合にはカーペットが汚れる機会が多いですよね。
手軽にきれいにできる手段が分かっていれば、汚されてもおおらかな心持でいられます。
できればカーペットを新調するときに、洗濯可能なものを選んでいつも清潔を保てるようにしてあげたいですね。