無印のぬか床、「発酵ぬかどこ」は、はじめてぬか漬けにチャレンジするぬか漬け初心者さんに人気の商品です。
まずい!という意見も0ではないですが、手軽におうちでぬか漬けをつけてみたい人にはぴったり。
でもせっかくなら美味しいぬか漬けで、食卓を豊かにしたいところ。
もしまずい理由が水っぽい、しょっぱいなどの状況であれば、きちんと対策をすることで美味しいぬか漬けを作ることができます。
そこで今回は、無印の「発酵ぬかどこ」がまずいという評判についての真相と、水っぽい、しょっぱいなどの理由別の対策や美味しくするコツについて紹介します!
目次
無印のぬか床がまずいという評判は本当か?口コミを調査!

無印良品のぬか床、「発酵ぬかどこ」の口コミをショッピングサイトのレビューやSNSで調査してみたところ、その多くは「手軽」で「美味しい」という肯定的な意見でした。
中には「すっぱい」「しょっぱすぎる」「水っぽくてまずい」などといった否定的な意見もちらほら見受けられましたが、結構少数派のようですね。
無印良品の「発酵ぬかどこ」は、あらかじめ発酵させてあるので、毎日かき混ぜなくても良い手軽さが人気の商品。
パッケージの裏面に注意事項や漬け方が詳しく書いてあるのも、初心者さんにはうれしいポイントです。
「期待をして無印のぬか床を買ってみて、張り切って漬けたのにまずくてがっかり」
そんな方は、美味しい漬け方やコツを知らないだけかも?
次は、「まずい」の理由と、その対策について紹介していきます。
無印のぬか床がまずい理由別に美味しくする方法を紹介!

いくら発酵していてお手軽なぬか床とはいえ、お手入れや使用方法を間違ったり、怠ってしまうと美味しいぬか漬けはできません。
「せっかく買ったぬか床でつけたぬか漬けがなんだかおいしくない」
そんな方のために「まずい」理由別、解決策をご紹介します。
その①:漬物がしょっぱい時
ぬか漬けがしょっぱすぎるときは、漬ける時間が長すぎる可能性が高いです。
特に、買った直後のぬか床は、発酵しているものであってもぬかの味が濃く、何度か漬けるうちに味が安定してきたりします。
「発酵ぬかどこ」のパッケージに書いてある目安時間は、一番短いきゅうりでも12時間程度ですが、一番初めは半分の6時間程度で一度味見をしてみるのもいいかもしれませんね。
その②:漬物が水っぽい時
野菜を漬ける前の水を切る作業を適当にやってしまうと、ぬか床の水分量が多くなって、水っぽくなってしまうことも。
特にぬか漬けによく使われるきゅうり、白菜などの野菜は水分量がとても多いので、漬ける前にしっかりとペーパーなどで水気を切り、漬けてからもぬか床の様子を見て、水っぽいようなら吸い取ってあげるといいかも。
目安は「味噌くらいの固さ」!
これより緩くなってしまっている場合は、ペーパーで吸い取ったり、ぬかを補充してあげると改善されそうですね。
(無印の発酵ぬかどこに、ぬかを補充する場合は専用のものをつかってくださいね。)
その③:漬物が酸っぱい時
お漬物が酸っぱくなる方は、発酵のしすぎが原因。
発酵しすぎたぬか床は乳酸菌が増えて酸性になってしまっています。
重曹や卵の殻を入れたり、アルカリ性であるカルシウムを含む青菜を漬けてあげると、中和されて酸っぱさが和らぎます。
暖かいところに放置していたり、しばらくかき混ぜていなかったりすると、発酵が進みすぎて酸っぱくなってしまいます。
もともと発酵させていることが売りの「発酵ぬかどこ」は、保存状態によっては発酵しすぎてしまっているのかも?
「初めて漬けたけど酸っぱい!」という意見が多いのもこれが原因かもしれませんね。
無印のぬか床は何回使えるの?賞味期限はどのくらい?
無印のぬか床に限らず、ぬか床は保存状態やお手入れの方法で使える期間が全く変わってきます。
無印のぬかどこのパッケージには賞味期限の記載がありますが、これはあくまで未開封の場合とのこと。
週に一回以上しっかり混ぜて、野菜を漬けたり、逆に漬けずに休ませたりと、しっかり様子を見ながら育ててあげると、かなり長い期間長持ちします。
補充用のぬかも無印良品で売っているので、ぜひ継ぎ足して長生きなぬか床を作ってあげてくださいね。
無印のぬか床を美味しくする工夫の仕方は?

無印のぬか床を美味しくするには、ずばり手をかけてあげることが一番です。
手をかけてあげるというのは具体的には、
- かき混ぜる頻度を上げる。
- 発酵しすぎるのを防ぐ。
- 水分をしっかり拭き取る。
- 酸っぱくなってきたら重曹やお塩を入れてみる。
簡単って聞いてたのに意外と手間だな…と感じる人もいるかもしれませんが、このひと手間が、美味しくないぬか床を自分だけの美味しいぬか床にする秘訣です。
また、ぬか床の状態によって漬ける野菜を変えるのも大切です。
無印のぬか床でオススメの野菜は?
買ったばかりのぬか床に漬けるときのオススメはきゅうり、白菜などの水分の多い野菜。
しっかり水気は切ってくださいね!
にんじん、大根などの根菜も美味しいです。
ちなみに、ぬか床が酸っぱいときはホウレンソウなどの青菜もオススメ。
ほかにもたまごやチーズを漬ける上級者も!!
お好みで、美味しいぬか漬けを楽しんでみてくださいね!
まとめ
おうちにいる時間も増えて、手軽にぬか漬けにチャレンジしてみたい方にはおすすめのこちらの「発酵ぬかどこ」。
美味しくできない…と諦めず、味見や試行錯誤を繰り返して、あなただけのぬかどこを大切に育ててあげてくださいね。