2年目にもなって、仕事でミスばかりしてて落ち込んでしまう。
そんなに落ち込まなくても大丈夫です。
まだ2年目なら、仕事でわからないことばかりでも当たり前なのです。
1年目と違って、仕事の量も増え、ミスに気付くこともできるようになったため、ミスが多くなったように感じてしまいます。
仕事を手順通りに進めるようにし、見直しは時間を空け、やったのとは逆方向から行うなど、新鮮な視点ですると、ミスを減らすことができます。
この記事では、2年目でミスが多い原因、ミスの減らし方、しんどい時期の乗り越え方について解説していきます。
目次
仕事でミスばかり!2年目でミスが多い原因は?

仕事でミスが重なるとつらいですよね。
仕事も2年目になったらしっかりやれて当たり前と思うかもしれませんが、2年目ならではのミスの起こり方があります。
2年目になって多くなるミスの原因を3つ説明していきます。
原因1:任せられる仕事が増え、難易度も上がったから
2年目になると任せられる仕事が増えますね。
こなしている仕事の量が多くなると、必然的にミスも多くなっていきます。
しかも、仕事の内容も濃く、より難しくなっているのではないでしょうか。
例えば、野球のバッティングをしているところを想像してみてください。
速度がそんなに早くなく、当てやすい位置に、分かりやすいタイミングで3球だけボールが飛んでくるとしたら、はずすことなく当てられそうですよね。
しかし、ボールが飛んでくるのが速度もバラバラ、どこに飛んでくるかもタイミングも分からず、何球で終わるかも分からないとしたらどうでしょうか。
この野球のバッティングと同じく、2年目の仕事は数も増え、難易度も上がっています。
余程気を付けないとミスが多くなるのは仕方のないことではないでしょうか。
原因2:ミスであることを認識することが増えたから
2つ目の原因は、ミスをミスであると認識できるようになったからです。
1年目は、目の前の仕事に食らいついていくのがやっとで、自分のミスに気付かないことがあります。
しかし、2年目になると落ち着いて仕事を眺めることができるようになり、自分のミスに気が付くことも多くなります。
気付かなかったミスに気が付けるようになると、数が増えたように感じてしまいます。
原因3:油断してしまうから
3つ目の原因は、油断してしまっているからです。
2年目になると、良くも悪くも仕事に対する気持ちの余裕が出てきます。
しかし、その余裕が悪い方に傾いてしまうと、油断してミスが出てしまいます。
慣れた仕事に対しても、気を引き締めてあたるようにしましょう。
仕事でわからないことだらけでも2年目なら当たり前

もし仕事でわからないことだらけでも、まだ2年目だったら、当たり前です。
仕事を続けている限り、できないことやわからないことはどんどん出てきます。
でも、自分のしてきたことを振り返ってみてください。
理解できたことや、できるようになったこともたくさんあるはずです。
もし上司や先輩、同僚から、仕事がわかっていないことを責められても落ち込む必要はありません。
あなたは、ただ仕事のできていないところを指摘されただけであって、あなたの存在を否定されているのではないのです。
落ち込む気持ちは切り替えて、自分が何をわかっていないのか、何ができていないかをリストアップし、ひとつずつ解決していきましょう。
わからないことは、わかる努力をしなければ、状況は変わらないままです。
仕事のミスを減らす方法!2年目のしんどい時期を乗り越えるには?

仕事のミスはただ「気を付ける」だけでは、なかなか減りません。
ミスが減らないと、2年目はしんどくなってしまいますよね。
仕事のミスを減らす方法2つと、2年目のしんどい時期を乗り越える方法をご紹介していきます。
仕事のミスを減らす方法1つ目:手順通りを心がける
仕事でミスを減らす方法の1つ目は、手順通りを心がけることです。
2年目ともなると、慣れがでてきて、教えられた手順通りに進めるのが面倒になるときがありますよね。
しかし、手順通りに進めないと、こぼれる項目が出てきたりします。
手順には、ミスがないように確認する意味もあるので、なるべく手順通りに仕事は進めましょう。
仕事のミスを減らす方法2つ目:見直しの視点を変える
2つ目は、見直しをすることです。
「見直しならやってるよ」と思うかもしれませんが、それでもミスが起こるなら、見直しの方法を見直しましょう。
見直しは、その仕事を行った視点のままで行うと、ミスに気が付けません。
目が滑ってしまい細かいところまでチェックが行き届かないからです。
見直しには以下の方法をオススメします。
- 時間を置く。
- チェックリストを作ってチェックを入れていく(可能なら他の人にチェックを入れてもらう)。
- 仕事をしたのとは逆の方向から見直す。
視点を変えて見直すと、新鮮な気持ちで仕事を見ることができるようになり、ミスに気付く可能性が高くなります。
やってみると「どうしてこんなミスに気が付かなかったんだろう」というミスが結構出てきます。
ぜひやってみてください。
2年目のしんどい時期を乗り越えるには?
2年目のしんどい時期というのは、1年目の新鮮な気持ちが失われ、仕事の責任が増していくために起こります。
このようなしんどい時期を乗り越えるためには、以下のような方法がおすすめです。
- 仕事のことを忘れ、趣味や旅行で息抜きをする時間を作る。
- 仕事の節目には、自分で自分にごほうびをあげる。
- 先輩のしんどい時期の経験談を聞いてみる。
私も2年目でしんどかった時は、1日しかない休日でも温泉に入りに行ったり、ご当地グルメをドライブがてら食べに行ったり、意識してリフレッシュするようにしていました。
そうすると、自然と次の仕事の日も新鮮な気持ちで迎えることができるんですね。
3つ目の「経験談を聞く」のは、先輩の意外な一面が分かって自分も頑張ろうと思う気持ちになれます。
2年目だけではなく、仕事を長く続けるとどうしてもしんどい時期というのは出てきてしまいます。
息抜きやごほうびなど、その都度自分を甘やかす時間も作ってしんどい時期を乗り越えていきましょう。
入社2年目に求められることを一つずつ増やしていく

2年目は、先輩や上司からかけられる期待が1年目とはまったく違います。
2年目になると、以下のようなことが上司、先輩、会社から求められます。
- 1年目に教えられた仕事を確実にこなせるようにしていく。
- 仕事に対する知識を深める。
- 社内の人脈を広げていく。
- 新鮮な目線での仕事に対する意見。
- 新しく入ってきた1年目のフォロー。
全てを今すぐできないのは当たり前です。
焦らずひとつずつ、できることを増やしていきましょう。
まとめ
2年目になると、任せられる仕事の量も増えるので、どうしてもミスが多くなってしまいます。
それに加え、慣れや油断がミスに繋がることもあります。
仕事は手順通りに行うようにし、見直しは時間を置く、チェックリストを使うなど目線を変えるのがミスを減らすポイントです。
仕事でできないことがあっても、2年目ということなら、まだ当たり前のことです。
しんどくなってしまう時期ですので、息抜きやごほうびを使って、気持ちをリフレッシュするようにしてください。
先輩の経験談などを聞きながら相談すると、連帯感が生まれて仕事のモチベーションもあがりますよ。