教育実習の内諾をもらうためには、自分の母校に電話をかけ、確認を取らなければなりません。
自分が通っていたとはいえ、電話をかけるのは緊張します。
内諾を得るためにも失敗はしたくないですよね。
教育実習の電話をかけるときには何に気を付ければよいのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
ポイントを先にお伝えすると、
内諾を得るためにも、電話をかける前に話す内容をメモしておくことが大切です。
自己紹介や担当教員の確認、内諾の確認、実習時期と打ち合わせ時期の確認など、話すことはたくさんあるので、聞き漏れないよう準備します。
また電話をかける時期は前年度の5月頃が一般的です。
朝や昼休みの時間帯を避け、担当教員の手が空いている時間に電話をかけるようにしましょう。
目次
電話で話す内容のポイントや例文を紹介!(前もって準備しよう!)
希望の実習先へ電話をかけるとき、話す内容は前もって準備しておきましょう。
電話での会話は、予測したように進まないことがあります。
相手の話に合わせている内に聞きたいことを忘れてしまったということになりがちです。
メモ紙でもかまいませんので、自分の話すべきこと、聞くべきことを書いておくと、伝え漏れ、聞き漏れがなくなり、安心です。
以下に、電話で話す内容のポイントと例文をご紹介します。
自己紹介
「私、〇〇大学教育学部の〇〇と申します」
「〇年〇月に〇〇学校を卒業し、現在〇〇教科の教員免許取得に向けて勉強中です」。
趣旨説明
「この度、〇〇学校で教育実習をお願いしたく、電話いたしました。」
実習担当の先生
「教育実習担当の先生はいらっしゃいますか。」
(以下、不在の場合)
「担当の先生の名前を教えてください。いつお戻りになりますか。」
実習を内諾してもらえるか
「では、この電話で〇〇学校での教育実習を内諾していただいたということでよろしいでしょうか。」
実習の期間と事前打ち合わせの時期
「教員資格を取るために、〇週間の実習が必要です。」
「実習はいつ頃からでしょうか。」
「事前の打ち合わせはいつ頃でしょうか。」
お礼
「この度は教育実習を受け入れていただき、ありがとうございます。」
ポイントは以上です。
順番は、相手の話の出方によって、前後してかまいません。
「実習担当の先生」では、担当の先生が不在の場合、何時に折り返せばよいかを聞き、指示のあった時間に電話をかけ直すようにしましょう。
かけ直したときには、再び自己紹介から始め、「担当の〇〇先生はいらっしゃいますか」と聞きます。
ポイント以外にも、自分で疑問に思っていることはメモに加え、聞き忘れないようにしましょう。
電話の時期や時間帯は?
電話で教育実習の内諾を取る時期は、通う大学での実習の手続きの時期となります。
教育実習の電話をかける時期は?
多くの学校では、春から夏に実習を行う場合、前年度の5月頃です。
教育実習の電話をかける時間帯は?
電話は、朝礼が行われる朝や、昼休みを避けた時間帯にかけます。
朝は1日の準備に追われ忙しいですし、昼休みは休憩の時間なので避けましょう。
具体的には、10時から11時半頃と13時から15時頃が電話をかけるのに良い時間帯です。
授業の時間帯についてですが、全員の先生が授業している訳ではありません。
なので、実習担当の先生が授業中であれば、空いているコマを聞き、その時間帯にかけ直せばいいのです。
電話での注意点は?やってはいけないことは?
朝と昼休みに電話をかけてはいけないのと同じように、電話をかけるときにはいくつか注意点があります。
はっきりと大きな声で話す
1つ目が、はっきり大きな声で話すことです。
電話口がいくら口元に近いからといって、小さな声でぼそぼそ話してはいけません。
相手に聞き返す手間をかけさせないよう、聞き取りやすい声で話すようにしましょう。
普段、電話で話すことが少ない人は、電話をかける前に発声練習をするのがおすすめです。
使い慣れない敬語を使わない
2つ目は、使い慣れない敬語は使わないことです。
敬語を使い慣れているかどうかは、聞けばすぐに分かってしまいます。
学校に電話をかけるとき、緊張するのは仕方のないことです。
そして、緊張しているときに言い慣れない敬語を使うと、間違いやすいです。
語尾に「です」、「ます」を付け、丁寧に話すように心がけましょう。
それで十分に失礼のない会話はできます。
変に気取らず、相手に不快感を与えない程度の言葉遣いを目標にしましょう。
まとめ
いくら母校とはいえ、教育実習を申し込むのに電話をかけるのは緊張しますね。
緊張していても、伝えるべきこと、聞くべきことをメモしておけば、聞き漏れるということはなくなります。
朝と昼休みを避け、可能ならば担当の先生の空きコマに電話をしましょう。
相手に時間があれば、余裕をもって対応してもらえることでしょう。
多少緊張しても、ていねいな口調で話していれば、相手に不快感を与えることはありません。
担当の先生も、実習生の緊張は初々しくやる気のある証拠として受け入れてくれるはずです。
はっきりと大きめの声で話すように頑張りましょう。
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