教育実習初日の自己紹介は、先生や生徒たちとの初対面ということもあって気合が入りますね。
印象に残る自己紹介をして、先生や生徒とすぐに打ち解けたいところです。
それには、名前や大学名といった基本的な情報のほかに、場に合わせたアレンジを合わせる必要があります。
少しでも自分に興味をもってもらえるよう今住んでいる地域を、名物を交えて紹介してみるのも効果的です。
高校生が相手ならば、大学の研究内容に興味を持つかもしれません。
相手や場に合わせて自己紹介も内容を変えるようにしましょう。
目次
職員室・全校集会・クラスでの自己紹介の挨拶例は?
自己紹介は、相手に自分を知ってもらうためのきっかけです。
2~3週間一緒に過ごす先生や生徒たちと少しでも打ち解けるため、相手の興味を引き出しましょう。
しかし、それとは別に、自己紹介では名前、大学名、担当教科などの基本情報は伝えなければなりません。
職員室、全校集会、クラスなど、自己紹介をする場はいくつかあります。
基本情報以外に、場に合わせたアレンジを加え、自分をアピールできるようにしましょう。
職員室での自己紹介のポイントと例を紹介!
職員室での自己紹介は、朝の忙しい時間に行われます。
伝えるべきことをコンパクトにまとめ、長々と話さないようにしましょう。
名前などの基本情報のほか、実習クラスと教育実習に向けての意気込みを盛り込むくらいで調度良いでしょう。
もう少し時間をもらえる場合には、何年前に実習校を卒業したか、その当時の担任の先生は誰かを付け足すとよいでしょう。
もしかしたら、当時を知っている先生もいらっしゃるかもしれません。
そのことをきっかけに、親しみを覚えてくれ、あとで声をかけてもらえる可能性が大きくなります。
実際の自己紹介例を載せておきますね。
おはようございます。
〇〇大学より教育実習にまいりました〇〇〇〇と申します。
〇年にこちらの学校を卒業し、担任は〇〇先生でした。
担当教科は〇〇で、〇クラスでお世話になります。
実習期間に、ひとつでも多く生徒指導のコツや関わり方を学びたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
全校集会での自己紹介のポイントと例を紹介!
全校集会は、体育館などの広い場所で行われます。
大きな声ではっきり、ゆっくりと、後ろに並ぶ生徒にまで聞こえるように自己紹介します。
また、自己紹介の内容も、分かりやすく話せるようにまとめるとよいでしょう。
基本的な情報のほか、実習クラスと趣味や担当する部活動を付け加えます。
それに加えて、今住んでいる地域を、名物を交えて紹介するのもよいでしょう。
実際の自己紹介例を載せておきますね。
おはようございます。
〇〇大学より教育実習に来ました〇〇〇〇です。
〇年前はここから近い〇〇市に住んでいましたが、今は〇〇で有名な〇〇県に住んでいます。
担当教科は〇〇で、担当クラスは〇です。
〇〇部にも参加をします。
廊下などであったら、ぜひ声をかけてください。
よろしくお願いします。
クラスでの自己紹介のポイントと例を紹介!
クラスで自己紹介するときには、職員室や全校集会とは違い、多くの時間がもらえるでしょう。
実習に向けた意気込みや趣味を、より時間をかけて紹介することができます。
また、対する人数も少なくなるので、生徒の目線に立った話し方をすることも重要です。
もし自分がその学校に通っていたときの面白いエピソードがあれば、ぜひ話してみましょう。
生徒たちは、より親近感を持ってくれるようになるはずです。
実際の自己紹介例を載せておきますね。
おはようございます。
〇〇大学より教育実習に来ました〇〇〇〇です。
私は〇年前に、この学校を卒業しました。
当時、私は〇〇部に入っていたのですが、△△が得意なことが△△部の顧問にばれ、猛烈な勧誘を受け、断るのに苦労した思い出があります。
△△部の顧問の先生は今も変わっていなくて、〇年振りに会っても、まだ入部しなかった恨み事を言われてしまいました。
私は〇〇な教師になりたくて、先生になることを志しました。
このクラスでは、〇〇を学びたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
小学校・中学校・高校での挨拶のポイントをそれぞれ紹介!
自己紹介は、実習先が小学校なのか、中学校、高校なのかによって話し方を変えた方がよいでしょう。
小学生に自己紹介をするときは、分かりやすくかみ砕き、難しい言葉を使わないように気を付けましょう。
中学生は、本や勉強など、大人と同じ分野に興味を持ち始める時期ですので、趣味や大学での研究内容を簡単に紹介すると良いでしょう。
ここで話をきいて、興味を持ち、その道を志望するきっかけにしてくれるかもしれません。
高校生は、大人と同等の興味や知識を持っている生徒が少なくありません。
大学での研究内容や、自分の趣味について詳しく話しても問題はないでしょう。
言葉遣いも、子ども扱いをすると反発されてしまいますので、大人に対するのと同じように話すようにしましょう。
まとめ
自己紹介は、いざ始めるとなると、自分について何を話したらよいか、分からなくなりがちです。
自分を客観視し、ラベリングするつもりで、一度自分に関わることを棚卸しして書き出してみるのも面白いですね。
自己紹介は、相手に興味を持たせるきっかけ作りです。
自己紹介では名前や大学名などのほかに、自分の中に見つけた相手の興味を引くものを盛り込んでみましょう。
きっとお互いに打ち解ける良いきっかけになるはずです。
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