犬は、猫とともにペットにしたい動物の双璧を成している動物ですね。
ですが、いざ飼ってみると「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔してしまうこともあります。
そんな時は、飼いにくい犬の特徴や後悔した事例を学んでみましょう。
そうすることで、犬を選ぶ際のヒントになったり、飼う際の対策を考えることができます。
そこで、飼ってはいけない犬ランキング5選!を紹介いたします。
ボーダーコリーや秋田犬など、人気だけど実は飼いにくい犬種も紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
犬の性格を知って、ともに楽しく過ごせるようになりましょう!
ちなみに、飼って良かった犬種についてはこちらの記事で紹介してますので、良ければ参考にしてみてください。
⇒飼って良かった犬種とは?飼いやすい犬の特徴と飼って後悔する犬種も!
目次
飼ってはいけない犬ランキング5選!
犬には様々な性格や特徴があり、それによっては飼育が難しくなってしまう犬種もあります。
そこで、飼ってはいけない犬ランキングを5種紹介いたします。
イメージとしては、「初心者には難しい」といった感じです。
もしこのランキングの犬を飼う人は、ぜひ参考にしてください。
秋田犬
「忠犬ハチ公」として有名な犬種ですね。
その性格は、飼い主には従順だがそれ以外の人にはなつきにくい性格です。
なので番犬としては超優秀なんですが・・・
小さい頃からしっかり躾けないと、凶暴化する可能性が大きいので、飼うのが難しいですね。
ビーグル
とにかくよく吠える犬です。
もともとは猟犬なので、獲物を見つけた時は吠えて飼い主に知らせる習性があります。
その習性のため吠え癖がついてしまう個体が多いんです。
しっかり躾けをするか、理解のあるご近所さんでないと、迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。
ボーダーコリー
とにかく非常に頭が良い牧羊犬で、その知能は人間の言葉を理解できるほどとも言われています。
頭が良すぎるため、ずる賢い一面もあったりいたずらっ子の面があったりと、とても飼いにくい犬種です。
信頼できる人の言うことはしっかり聞くのですが、しっかり躾けないと、自由奔放に遊び回り、収拾がつかなくなることも多いので要注意。
ジャックラッセルテリア
やんちゃでとても活発な犬種です。
もともと猟犬ということで好奇心も旺盛。
いろんなものに興味を示します。
また、小型犬とは思えないほどの活動量とエネルギーなので、買うのに困ってしまうこともあるかもしれません。
飼い主にも体力が必要ですね。
ロットワイラー
体つきは屈強でワイルドな犬種です。
家族愛にあふれた性格なので、飼い主の愛情には答えてくれます。
その反面、飼い主に危害を加えると判断した場合は、「自分が家族を守る」と言う立ち位置に立とうとします。
攻撃的になってしまうことも多いので、注意が必要です。
飼いにくい犬を飼うと後悔する?よくある後悔の理由は?
それでは、飼いにくい犬を飼うとよくある後悔の理由を、例をあげながら紹介します。
あくまでも一例です。
同じ種類の犬が絶対にこうだと言うわけではありませんので、ご理解ください。
秋田犬
秋田犬は、その性格上飼い主以外の人に攻撃的になりがちです。
- 「遊びに来た友人を噛んでしまった」
- 「ドッグランで他の犬を傷つけてしまった」
などのことから飼って後悔してしまう人がいます。
ビーグル
ビーグルは、とにかく無駄吠えに悩まされます。
- 「毎日毎日無駄吠えに悩まされる」
- 「近所からの苦情も・・・」
など、ご近所さんに迷惑をかけているかもという気持ちから、後悔してしまうことが多いようです。
ボーダーコリー
とにかく頭がよく、いたずらっ子な面があるので、躾けをしっかりしないとただの駄々っ子になってしまいます。
- 「躾けがうまくいかず、留守中に部屋の中を荒らされてしまった」
- 「ドッグカフェで落ち着いていられない」
などの例がありますが、賢い犬なので躾けがキーポイントですね。
ジャックラッセルテリア
一番悩まされるのが、全然疲れないこと。
「体力がすごくあり、散歩だけでは満足できない様子」
というような例があります。
あまり疲れていないと、部屋の中で暴れ回ったりすることもあるそう。
ロットワイラー
とにかく力が強いので要注意!
- 「郵便配達や宅配の人が玄関に近づけない・・・」
- 「散歩の時に、引きずられるように倒されケガをした」
などの例もあります。
女性や力に自信がない人は、飼うのを控えた方が良いかもしれません。
特定犬とは何?どんな犬種がある?
特定犬とは、条例でその飼育方法などが規制されている犬のことです。
ヨーロッパなどでは、身体能力や性格などの特性上、人や他の犬に危害を加える恐れがある犬を、「危険犬種」として法律などで規制しています。
日本では、危険犬種と同じ立ち位置の犬を特定犬としているんです。
特定犬を定めている代表的な県は、茨城県。
茨城県では、次の犬を特定犬として条例で定めています。
- 秋田犬
- 土佐犬
- ジャーマン・シェパード
- 紀州犬
- ドーベルマン
- グレート・デーン
- セント・バーナード
- アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
守らなければいけない主な規則は、他者へ特定犬がいることを示すことと、飼育環境です。
- 出入口などの見やすい目立つ場所に、「特定犬」と書かれたシールを掲示すること
- 檻の中で飼うこと
など、決まりを守って飼うようにしましょう。
もし特定犬を飼うことを考えている人は、ぜひ茨城県の事例を参考にしてみてください。
きっと役立ちますよ。
まとめ
犬は古くから人間のパートナーとして、人間の側で生活していました。
現在でもペットとしてだけでなく、介助犬やレスキュー犬などで活躍しています。
そんな犬の性格や特徴をよく知り、愛情と厳しさを持って接ししていくことで、より良いパートナーとなっていくでしょう。
そのための手助けになれば幸いです。
犬とともに素敵な人生を歩んでいきましょう!