子供がお世話になった先生に、お手紙で感謝の気持ちを伝えたい!
ただ、書き出しやどのように内容を書いていこうか、構成にも悩んでしまうことがありますよね。
常識がない親だな、とか思われたくないですし。
そこで、この記事では、保護者から学校の先生への手紙の書き方の例文を4つご紹介したいと思いますので、是非参考にしながら書いてみてください。
目次
担任の先生への手紙の書き方4選!小学校の先生へ!
保護者から担任の先生へ手紙を書くシチュエーションは色々あると思います。
大切なことは、保護者としてその手紙でお子さんの担任の先生にどんなことを伝えたいのかを明確にすることです。
その伝えたいことによっても、手紙の内容は変わってくるでしょう。
ここでは、4つのシチュエーションを例に、お子さんの担任の先生への手紙の例文を紹介していきますね。
参考にしてみてください。
子供の卒業に伴ってお世話になった先生への手紙
拝啓
日差しが春の訪れを告げる頃となりました。
大きなランドセルを背負って登校する子供を見送り始めてから早6年が経ちました。
親としては嬉しいような寂しいような気持ちでいっぱいです。
〇〇先生には△子が5年生の時から約二年間お世話になりました。
最後の二年間の担任が〇〇先生だと発表があったその日は、親子で喜んだ記憶がとても新しいです。
この最後の二年間学校での出来事を毎日楽しそうに話してくれました。
行事や委員会活動、クラブ活動全てのことに前向きに取り組む姿を目にすることができて、私はとても先生に感謝しています。
小学校の6年間をこのような前向きな気持ちで締め括れることに感謝しています。
先生のこれからのご活躍とご健康をお祈りしています。
大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
敬具
転勤や引っ越しに伴ってお世話になった先生への手紙
拝啓
日増しに春らしくなってきました。
〇〇先生には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
この度は急な引越しによる転校の手続きでお手を煩わせてしまい申し訳ありません。
〇〇先生には△子が一年生の時から約二年間、担任の先生として大変お世話になりました。
通い始めの時は友達のことやらで不安に感じていたことも、先生と関わっていくうちに、毎日学校が楽しいと言いながら朝元気に登校していました。
〇〇先生が生徒一人一人に向き合ってくれたからだと思っています。
出来れば卒業までお世話になりたかったのですが、転勤に伴って引越しをしなければならないためとても残念な思い出いっぱいです。
私たちは新天地でまた新たな一歩を踏み出します。
そして先生のこれからのご活躍と健康をお祈りしています。
二年間本当にありがとうございました。
敬具
転任する先生へのお礼の手紙
拝啓
ようやく春らしい陽射しを感じるこの頃、ご健勝にお過ごしのことと存じます。
この度は〇〇先生の□□学校への転任とのこと大変驚いております。
新年度はまた〇〇先生にお世話になると思っていた反面驚きがとても大きいです。
〇〇先生が△子の担任に就いてから約二年間、△子が大変お世話になりました。
特に学校へ行く意味を見出せなかった△子は、〇〇先生が担任に就いてから将来の夢や興味のあるものを見つけて活き活きと学校に通うようになりました。
以前書いた作文を〇〇先生が褒めてくれたと言って帰ってきた時は、もう何日もそのことを嬉しそうに話していることが鮮明に記憶に残っています。
△子がここまで二年間で成長できたのは、〇〇先生が日々生徒と向き合ってくれたからです。
一保護者として先生と出会えたことに感謝を伝えても伝えても伝えきれません。
〇〇先生の新しい学校での一層の活躍を心よりお祈りしております。
本当にありがとうございました。
敬具
年度末前の担任の先生に宛てるお礼の手紙
拝啓
先生の益々のご健勝のこととお喜び申し上げます。
△子が3年生の時に一年間担任の先生として大変お世話になりました。
3年生の行事の学芸会で引っ込み思案な△子が大きな役を任された時、家ではとても不安な気持ちをしていましたが、本番が近づくにつれてやる気が漲っていました。
なぜかと聞くと、〇〇先生が△子の良さをしっかり本人に伝えて褒めてくれたと言っていました。
日々生徒一人一人を見ていないと気づけない点だったため、親としてもとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。
今回のクラス替えで先生のクラスではなかったためお礼を伝えたかったので、お手紙を書かせていただきました。
〇〇先生が背中を押してくれたおかげでまた一つ△子が大きくなりました。
本当にありがとうございました。
〇〇先生のこれからのご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
お世話になった小学校の先生への手紙の例文で加えたいポイントは?
保護者から担任の先生に感謝の手紙を書くポイントは次の通りです。
- 難しく考えすぎない
- 具体的に先生にお世話になったエピソードを入れる
- お子さんと一緒に思い出を話しながら書く
具体的なエピソードを入れたり、お子さんと一緒に思い出を話しながら書いたりすることで、ありきたりな内容ではない、あなたのオンリーワンな手紙になります。
そして、手紙を受け取った担任の先生にも具体的なエピソードなどがあった方が、よりしっかり伝わる事でしょう。
そんなに硬くならずに、日々お世話になった感謝の気持ちを先生に伝えてみましょう。
まとめ
スマートフォンの普及によりあまり書かなくなった手紙。
いざ書くとしても書き出しに困ってしまいますよね、
でもきちんと手紙を書いて感謝の気持ちを伝えたいというあなた気持ちは伝わるはずです。
あまり硬く考えず伝えてみてください。
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