学級目標のキャッチフレーズの決め方は、小学校であれば分かりやすさが一番重要です。
忘れることなく皆が目標に向かい、具体的に行動できるようなものが理想ですね。
他にも中学校や高校での学級目標のキャッチフレーズの決め方についてもお話しします。
かっこいいものやシンプルなもの、面白いものもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
目次
学級目標のキャッチフレーズの決め方!
学級目標のキャッチフレーズの決め方は小学校、中学校、高校で違います。
それぞれ詳しくお話ししていきますね。
小学校
小学校でのキャッチフレーズの決め方は、「簡単で分かりやすい」かどうかが重要となります。
低学年であれば特に必要なことですね。
「笑顔で仲良くする」や「どんなことも一生懸命頑張る」など誰が見ても分かる優しい言葉の方が覚えやすいですね。
それに、シンプルであれば目標に向かって行動しやすいです。
高学年になると、子どもたち自身で話し合い、決めることもあるかと思います。
そんな時も基本は同じで、皆で実行できそうな目標を設定するといいですね。
中学校
中学校の学級目標の決め方は、具体例をあげていくことです。
具体的にこの1年で何ができるようになりたいかを考えていくと、目指すべき目標がみえてくるのではないでしょうか。
中学生であれば、ある程度どんなクラスにしたいかを考えることができるので、自分達で意見を出し合ってみてもいいですね。
例えば、元気に学校生活を送りたいなら、「活発」や「活気」などの言葉を入れるとイメージしやすくなります。
そうやって言葉を出していき、いくつかの言葉を合わせると学級目標のキャッチフレーズのかたちが見えてくるのではないでしょうか。
高校
高校での学級目標の決め方は、一人ずつアンケートをとっていく方法がいいかと思われます。
事前にクラスのイメージやキーワードを書いてもらっておくとスムーズに決めることができますね。
似たような案はまとめてもいいですし、全然違う案とくっつけて考えてもいいでしょう。
高校生になれば、一人一人進む道もかなり変わってきます。
どんなクラスで高校生活を送りたいかを考えるいいきっかけになるのではないでしょうか。
学級目標のキャッチフレーズでかっこいい例
学級目標のかっこいいキャッチフレーズをご紹介します。
名言
偉人の名言にはかっこいいものが多いですね。
学校生活を送る上で大切なことを表している名言もあるので、いくつかご紹介します。
- 今日できることを明日にのばすな(ベンジャミン・フランクリン)
- できると思えばできる、できないと思えばできない(パブロ・ピカソ)
- 天才とは努力する凡人のことである(アインシュタイン)
- なにかを始めるためには、しゃべるのをやめて行動し始めなければならない(ウォルト・ディズニー)
少し文章が長いと感じる場合は、短くアレンジしてもいいですね。
名言を覚えるのは難しいですが、意味や言った人の背景に興味を持つきっかけになるかもしれません。
英語
かっこいい学級目標のキャッチフレーズといえば、やはり英語ですね。
いくつかご紹介します。
- Never give up(諦めないで)
- Learn from yesterday(昨日から学びなさい)
- There’s no time like the present(今日できることは今日しよう)
日本語にするとしっくりこなくても、英語にするとかっこよくなりますよね。
できるだけ短いほうが覚えやすいですが、高校生くらいであれば長めのキャッチフレーズでも問題ないでしょう。
学級目標のキャッチフレーズでシンプルな例
学級目標のキャッチフレーズはシンプルだと覚えやすいですね。
シンプルな学級目標にするためにオススメなのは、熟語です。
いくつかご紹介していきます。
- 一所懸命
- 切磋琢磨
- 初志貫徹
- 一致団結
どの言葉も見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
言葉の意味を改めて考えると深い意味があり、学級目標にすることによって愛着がわくものです。
ちなみに、「一所懸命」は私が中学生の頃のキャッチフレーズでした。
今でもふとした時にその言葉を思い出したりもします。
更にシンプルにしたいのであれば、漢字一文字はいかがでしょうか。
- 進
- 和
- 絆
- 笑
毎年年末になると、今年の漢字が発表されるようにクラスを漢字一文字で表してみるのもいいですね。
とてもシンプルだからこそ、印象に残ります。
一文字の漢字をつなぎ合わせても素敵な学級目標のキャッチフレーズになりますよ!
学級目標のキャッチフレーズで面白い例
熟語を一文字変えると面白いキャッチフレーズができあがります。
そのまま熟語を使うよりも、面白くて忘れないかもしれません。
それでは、具体的にいくつかあげていきます。
一期一会→一期一笑
一期一会とは、生涯に一度しかないと思い、専念して取り組むことですね。
最後の「会」の時を「笑」に変えてみると、一生に一度しかないこの瞬間を笑って過ごしたいという思いが伝わりますね。
十人十色→十人三十色
「十色」の色の部分をクラスの人数に変えてみるのはどうでしょうか。
好みや性格、好きなものは人それぞれです。
三十人のクラスであれば、三十人の考えがあります。
パッとみて、それを表せるキャッチフレーズではないでしょうか。
意気衝天→意輝衝天
意気衝天は意欲が盛んなことをいいます。
「気」を「輝」に変えることで、輝きながらいろんなことに勢いをもって取り組んでいこうという気持ちの表れです。
今しかないこの瞬間をキラキラしながら、たくさんのことを乗り越えていきたいという希望がこめられています。
まとめ
学級目標のキャッチフレーズは小学校、中学校、高校とそれぞれ年代に合わせて違います。
小学校では覚えやすいもののほうが皆で実践もしやすいですね。
中学校になると、具体的な行動を視野にいれて考えるといいです。
高校では、自分の意思もはっきり表せるので、一人一人の意見を参考に学級目標を決めてもいいですね。
名言や英語を使うとかっこいい学級目標のキャッチフレーズになります。
シンプルにしたければ、熟語や漢字一文字などにすると目立って分かりやすいですね。
面白い学級目標のキャッチフレーズを考えるなら、熟語に当て字を使うのがオススメです。
きっと心にも残りますよ。
学級目標のキャッチフレーズは、印象深いものは大人になってからも覚えているものです。
ぜひ心に残るようなものを皆で考えてくださいね!