かわいらしい見た目のフクロモモンガですが、鳴き声は結構大きく、小型犬にも劣らない程大きく、うるさく感じることがあります。
もし集合住宅などで飼育するなら、防音壁や防音マットなど、近隣に迷惑をかけないようにする必要があります。
フクロモモンガは、ひと月に一回くらい発情期があり、鳴き止まなくなることがあります。
寂しいときに鳴くこともあり、鳴き声の種類によってそれぞれ意味が違います。
においは、フクロモモンガの大切なコミュニケーションツールなので、飼い主のにおいを覚えてもらい、より仲良くなれるようにしましょう。
この記事では、フクロモモンガの鳴き声がうるさい時の対処法や鳴き声の種類とそれぞれの意味についても詳しくご紹介します。
目次
フクロモモンガの鳴き声がうるさい時はどうする?
フクロモモンガは、体長13~15cmくらい、体重115gくらいと小柄ですが、鳴き声は小型犬と同じくらいの大きさがあります。
マンションなどの集合住宅で、鳴き声が小さいだろうと油断し、何の対策もせず飼い始めてしまうと痛い目を見ます。
防音マットや防音壁など、防音ケージで対策する
鳴き声がうるさい時には、防音マットや防音壁など、隣や階下に迷惑をかけないような対策が必要です。
ケージを覆って使うことのできる防音ケージもあります。
適度なコミュニケーションを取る
フクロモモンガは、ただただかまってほしくて鳴いている場合もあります。
ケージに閉じ込めたりせず、毎日ある程度の時間はコミュニケーションを取ってあげるようにした方がよいでしょう。
フクロモモンガが鳴き止まない理由と対処法を紹介!
フクロモモンガが鳴き止まない場合には、理由があります。
発情期で興奮している
一つ目の理由は、発情期で興奮しているからです。
フクロモモンガの発情期は29日周期で、ひと月に1回くらいやってきます。
発情期が原因である場合は、ひと晩で済まない場合もありますが、時期が過ぎれば自然と鳴き声も治まってきます。
かまってほしい
二つ目の理由は、かまってほしいからです。
フクロモモンガは集団で生活する動物なので、特に単独飼育している場合には寂しがって鳴いている可能性があります。
コミュニケーションを取る時間を増やし、飼い主のにおいが付いたハンカチなどの物を与えるなど、寂しさを癒してあげるようにしましょう。
フクロモモンガは、縄張りを主張し、愛情表現をするときに、においを使います。
飼い主のにおいを覚えさせると、人に慣れるようになります。
フクロモモンガの鳴き声の種類とそれぞれの意味は?
フクロモモンガの鳴き声はいくつか種類があり、それぞれ意味があります。
「ワンワン」という犬の鳴き声に似ている場合、発情期のときに出していることが多いです。
求愛や、異性を呼ぶときにこのような鳴き声を出します。
「シューシュー」、「プクプクプク」というのは甘えているときに出す鳴き声で、赤ちゃんのフクロモモンガなどが母親を呼ぶときに使います。
「ギュルギュル」というのは、威嚇するときの鳴き声です。
かまわないで、しばらく放っておいてあげるのが良いでしょう。
「キュキュ」というは、うれしいときに上げる鳴き声です。
フクロモモンガは、それぞれ個性があり、鳴き声も個体差があります。
よく聞いて、「この子はこんな時に、この鳴き声を出すんだ」と気持ちを分かってあげられると、うまくコミュニケーションを取れるようになります。
まとめ
フクロモモンガは、発情の時期や寂しさを訴えるときに鳴き止まないことがあります。
近隣に迷惑をかけないよう防音対策をし、寂しいときには、ある程度の時間、コミュニケーションを取るようにしてあげましょう。
においはフクロモモンガにとって重要な情報ですので、飼い主のにおいになれるよう環境を整えましょう。
フクロモモンガは気分によって、鳴き声が変わります。
個体差もあるので、よく観察して、鳴き声で気持ちを分かってあげて、フクロモモンガとより仲良くなれるようにしましょう。
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