ヒートテックは乾燥機にかけると縮む？伸びる？長持ちさせる方法とは！

ヒートテックは乾燥機にかけると縮む？伸びる？

ヒートテックは乾燥機を使うと縮んでしまいます。

なぜなら、ヒートテックは熱に弱い素材でできているからです。

ヒートテックの主な素材はこの4つです。

もちろん販売されている会社によって少々違うことはありますが、基本的にはこの素材が使用されていると思っていいでしょう。

特に「レーヨン」と「ポリウレタン」はヒートテックを縮ませてしまう主な原因となっています。

レーヨンは水や熱に弱いデリケートな素材です。

特に水に濡れた状態だと繊維同士が引っ張り合い縮んでしまうため乾燥機には向きません。

ポリウレタンはゴムのような伸縮性があり温度の変化にも強い素材です。

しかし、衣類に使われているポリウレタンは製造時からの寿命が2〜3年だと言われています。

そのため劣化しやすく、乾燥機にかけると縮んでしまう可能性が高いんです。

ヒートテックに使われている素材は乾燥機と相性が悪いため、使用すると縮んでしまうんですね。

ヒートテックを長持ちさせる方法は？洗濯と乾かし方！

ヒートテックを長持ちさせる方法について洗濯と乾かし方のポイントをお話しします。

洗濯

デリケートな素材で作られていることから手洗いをするのが一番いい方法と言えます。

手洗いする際にはヒートテックをこすり合わせず、優しく押し洗いするのが長持ちさせる方法です。

手洗いをする暇がないので洗濯機で洗いたいという場合は、洗濯ネットに入れて洗ってください。

小さいネットに入れる方がヒートテックが動きにくいのでおすすめですよ。

オシャレ着用の洗剤を入れ、ドライやオシャレ着用コースで洗いましょう。

乾かし方

ヒートテックは乾燥機を使うと縮むため必ず干すようにしてください。

伸縮性があるため平干しすることをおすすめします。

平干し専用のネットを使えば生地を痛めることなく乾かすことができます。

どうしてもできない場合は、サイズの合ったハンガーにかけることで型崩れを防止することも可能ですが、やはり劣化は早くなると思ってください。

熱や紫外線に弱いポリエステルやポリウレタンが使用されているので、直射日光の当たらない風通しの良い日陰で乾かしましょう。

普通のヒートテックは薄くてすぐ乾くので日陰でも十分乾きますよ。

ヒートテックを乾燥機にかけると発火するのか？

ヒートテックを乾燥機にかけると発火する可能性があります。

乾燥機によってヒートテックが温められた結果、高温になりすぎて発火してしまうんです。

しかも発火した上に洗濯槽のプラスチックを溶かし、洗濯機が壊れてしまうこともあるようです。

洗濯槽のプラスチックを溶かすとなるとかなりの高温になることが予想されます。

今まで大丈夫だったからと言って乾燥機を使い続けるのは危険です。

洗濯表示のタグに「乾燥機使用不可」と表示されている場合には必ず守ってください。

基本的にヒートテックは必ず干して乾かし、乾燥機を使うのは避けましょう。

まとめ

ヒートテックは乾燥機を使えば縮んでしまいます。

それはヒートテックに使われている「レーヨン」と「ポリウレタン」という素材が熱に弱いことが原因です。

ヒートテックを長持ちさせるには手洗いが最適だと言えます。

乾かす際には平干しにし、風通しの良い場所で陰干しすることが大切です。

ヒートテックを乾燥機にかけると発火する可能性があると言われています。

乾燥機によってヒートテックが熱を持ち、洗濯槽のプラスチックを溶かす恐れがあるんです。

乾燥機を使うことはヒートテックが縮むだけでなく、洗濯機が壊れる原因にもなります。

危険を伴うので乾燥機を使うのはやめてくださいね。

ヒートテックは冬には欠かせない暖かいアイテムですね。

大切に使用するためには、丁寧に洗ったり干したりして縮まないよう工夫してくださいね。