授乳期間中のお悩みの一つに、おっぱいにできる白斑があります。
白斑ができると、授乳中に痛みが出たり乳房に硬い違和感が出たりして、かなり不安になりますよね。
ですが、白斑ができても授乳や搾乳をしっかりと行うことで、白斑が取れるだけでなく予防にもなるんですよ。
そこでこの記事では、白斑が取れる瞬間について、取れない時の取り方や取れた後の穴のケアと併せて紹介いたします。
この記事を最後まで見ることで、安心して子育てに望むことができるようになりますよ。
ぜひ参考にしてください。
目次
白斑が取れる瞬間について
白斑が取れる瞬間は、意外と突然やってきます。
具体的には、次のような瞬間に白斑が取れることがあります。
- 授乳中
- 搾乳中
授乳・搾乳中にしこり・詰まりが取れ、急に母乳が吹き出してくる経験をしたことがある人もいるはず。
そんな時は、だいたい白斑が取れ詰まりがなくなったときなんですよ。
白斑はなぜできる?
白斑は、乳頭にできるニキビのようなものです。
乳頭にある母乳の出口や乳腺が詰まることでできるんです。
白斑ができる原因は、偏った食事や決まった乳房でしか授乳をしていないことなどがあります。
偏った食事は、母乳のもとである血液をドロドロにしてしまい、乳腺が詰まる原因になります。
また、決まった乳房でしか授乳しない場合、まんべんなく乳腺を使うことができないので、乳腺内で母乳が滞り、詰まりの原因になるんです。
授乳・搾乳は白斑の予防や解消になる
授乳や搾乳は、乳腺のつまりや母乳の滞りを解消することができ、白斑の予防や解消になります。
決まった乳房でのみ授乳せず、左右まんべんなく使いましょう。
また、授乳の回数が少ない場合は、定期的に左右の乳房から搾乳するようにしましょう。
しっかりとまんべんなく乳房を使ってあげることで、白斑ができにくくなりますよ。
白斑が取れた後の穴のケア方法を紹介!
白斑が取れたあとの穴は、実は乳頭に傷ができている状態です。
なので、しっかりケアをしないとバイキンが入り炎症を起こす可能性があります。
具体的なケアの方法は、「白斑の穴に薬をしっかり塗って、ラップを巻いて保護する」ことです。
塗り薬には、口内炎薬の「デスパコーワ」がおすすめなので、ぜひ参考にしてください。
こちらは、抗炎症作用と殺菌作用があり歯茎のような敏感な部分につかうことができるので、白斑のケアにはピッタリです。
もし使用に不安がある人は、医師に相談した上で使用しましょう。
白斑が取れない時の取り方は?マッサージで取れる?
白斑ができる原因は、血流の滞りや母乳の滞りです。
なので、食事を改善したり授乳や搾乳で、大体は取ることができます。
食事改善や授乳・搾乳をしても白斑が取れない場合は、ぜひマッサージを試してみましょう。
マッサージの仕方は次のとおりです。
- お風呂や蒸しタオルで乳房や乳頭を温める
- マッサージする乳房と反対側の手で、外側や下側から乳房を押す
- 左右均等に行う
マッサージ前にしっかりと乳房を温めることで、血流がよくなり白斑が取れやすくなります。
また、血管を広げる効果もありマッサージ中の痛みの軽減にもつながるんです。
マッサージと併せて、しっかりと水分を取ることも効果を高める方法のひとつです。
水分を取ると、血中の水分量が多くなり、血流の滞りを解消する効果があります。
それでも解消しない場合は?
それでも全然取れない場合は、迷わず産婦人科や助産院へ行きましょう。
無理に自力でのマッサージを続けると、余計に悪化してしまうこともあります。
産婦人科や助産院では、乳房のマッサージについて指導している場所もあるので、状態に合わせ適切な処置をしてくれますよ。
まとめ
白斑は、授乳期間中のお母さんにとってはお悩みの種です。
ですが、白斑についての知識を知るだけでもかなりの不安解消になります。
不安が減ることで、母乳の出が良くなったり詰まりにくくなったりすることもあります。
安心で健やかな子育てのためにも、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。