ケサランパサランは、日本でも古くから信じられている、民間伝承に出てくる精霊や妖精です。
現代でも「捕まえた」という人や大切に保管している場所なども存在していますが、その正体や生態ははっきりしていません。
実は、ケサランパサランは自然豊かな場所を中心としてよく見られ、飼い方も存在するんですよ。
この記事ではケサランパサランはどこにいるかや、本物の見分け方はあるのかについて紹介いたします。
最後までこの記事を読むと、ケサランパサランの素敵な謎に迫ることができますよ。
ぜひ御覧ください。
目次
ケサランパサランはどこにいる?
ケサランパサランがどこにいるのかと言うと、自然が豊かで花や動物などが多い場所です。
よく見られる場所として、広い草原や森林・庭園などの自然が豊かな環境が多くあるので、その正体が植物の綿毛や動物の毛ではないかという説があるくらいなんですよ。
特に、花や植物の周りに集まり、その美しい姿を見せているようですね。
季節や気候によって生息場所は異なるので、自然の中でケサランパサランを探すのも、非常に楽しい体験になりますよ。
ケサランパサランの本物の見分け方
ケサランパサランは、そもそも実態がつかめない謎の生き物で、本物の見分け方というものも存在しません。
なので、その正体と思われているものを検討しながら、本物かどうかを探っていくしかありません。
植物説
ケサランパサランは、よく自然豊かな場所で目撃されます。
そのことから、植物の種子・綿毛説があるんです。
具体的には、たんぽぽの綿毛・あざみの綿毛・ガガイモ・ビワなど。
林や森、原っぱや花壇などで見られる場合は、植物の可能性が高いですね。
動物説
うさぎなどの小動物の毛が正体という説もあります。
捕食された小動物の皮膚のうち、皮の部分が縮んでいった結果、球形のふわふわした物体になったという説です。
また、雪虫などの虫の説もあります。
いずれにしても、自然豊かな場所で目撃されやすいことには変わりありません。
鉱物説
鉱物説としては、「オーケン石」という鉱物であるという説があります。
オーケン石は、細いガラス状の繊維が周りに広がり、ふわふわとした状態になる特徴があります。
鉱物説の場合は、オーケン石が取れる地域で目撃されるはずなので、地域的な偏りが出てきそうですね。
妖怪・妖精説
植物・動物・鉱物のそれぞれの説は、いずれも自然豊かな場所での目撃が多くなります。
なので、それ以外の場所で目撃された場合は、本当の意味でのケサランパサランという事ができるでしょう。
つまり、妖怪や妖精といった類のものです。
ケサランパサランの飼い方!餌は何?
ケサランパサランを飼育するためには、適切な環境と餌を提供する必要があります。
桐箱を用意しよう
飼い方は単純で、蓋ができる飼育ケースを用意して、その中に入れるだけ。
飼育ケースとしては、通気性のある桐箱が適しています。
桐は、防カビ・防虫・湿度調整などができ、家具の素材としてもよく使われます。
ケサランパサランを飼うための箱としては、適切な素材ですね。
注意点として、必ず空気穴を開けてください。
正体ははっきりしませんが、ケサランパサランは呼吸すると思われます。
なので、必ず空気穴を開けておきましょう。
餌はおしろい
ケサランパサランの餌は、おしろいです。
一日に一回程度与えましょう。
注意点は、餌やりを忘れないこと。
ケサランパサランは餌を求める行動をしません。
なので、忘れずに定期的に与えることが大切です。
ケサランパサランが飛んできたら幸せを呼ぶ?
ケサランパサランが飛んできた場合、それは幸せを呼ぶとされています。
幸運や良い運気をもたらす妖精のような存在とされ、子孫繁栄・金運上昇・病気にかからないなどの影響があると言われているんですよ。
ですが、捕まえても他人に見せたり、1年に2回以上見ると幸運が逃げていくと言われているので、捕まえたという人はあまり見せてくれないかもしれませんね。
いずれにしても、彼らが飛んできた場所には豊かな自然や美しい風景が広がっていることが多く、ゆったりとした時間を過ごし、自然の恵みを感じることができます。
それだけでも幸運かもしれません。
まとめ
ケサランパサランは、未だに正体がはっきりしないUMAのような存在です。
ですが、彼らは美しい姿と不思議な存在感を持っていて、私達を引き付けてしまいます。
ケサランパサランの魅力は、自然の中での生息や舞い儚さと美しさなので、ぜひ自然と共に彼らの存在を感じながら、心癒される時間を過ごしてみてください。
この記事が参考になれば幸いです。