「ひまわりを庭に植えてはいけない」と聞いたことがあり、庭にひまわりを植えることを躊躇しているあなた!
それはある特定の地域の迷信(誤った信仰)で、なんの根拠もありません。
むしろひまわりは風水的には良いとされており、庭に積極的に植えるべき植物なんです。
この記事では、「ひまわりを庭に植えてはいけない」という迷信ができあがった理由や、ひまわりをお家の庭に植えるメリットをお伝えします。
この記事を最後まで読めば、安心してお家の庭にひまわりを植えることができますよ。
目次
ひまわりを庭に植えてはいけない?その理由は?
「ひまわりを庭に植えてはいけない」という迷信ができあがったのには、以下の2つの理由があります。
- 「ひまわり」が「火回り」という言葉を想起させるため。
- ひまわりの咲き終わりの姿が打首(首を切る処罰)を想起させるため。
理由① 「ひまわり」が「火回り」という言葉を連想させる
1つ目は、「ひまわり」が「火回り」という言葉を想起させるためだという理由。
もともとは、秋田県や徳島県三好郡、奈良県の一部で「ひまわりを庭に植えると火が回る」「ひまわりを庭に植えると家計が火の車になる」という根拠のない言い伝えがありました。
これらの地方に住む人が、他の地方の人に上記のような噂話をすることで、徐々に広まっていったようです。
理由② ひまわりの咲き終わりの姿が打首を想起させる
2つ目は、ひまわりの咲き終わりの姿が打首(首を切る処罰)を想起させるためだという理由。
ひまわりは夏に咲き終わった後、花の重たい部分がだらんと垂れて、その姿は打首を待つ罪人のように見えて不吉と見なされました。
このことから、庭には植えるなと言われるようになったという説があります。
しかし、これら2つの理由は、ただの語呂合わせや言いがかりであって、科学的な根拠は全くありません。
迷信にすぎず、気にする必要は1mmもないのです。
ひまわりを庭に植えても良い?その理由は?
ひまわりを庭に植えても良いか、もちろんOKです!
むしろ積極的に植えることをおすすめします。
その理由は、風水的にも縁起が良いとされているからです。
ひまわりは太陽に向かって咲き、「陽」の気をたくさん持っているので、金運アップには、一番効果的な花と言われています。
また、風水ではひまわりの花の色である「黄色」は、とても縁起の良い色。
陽気でポジティブ、楽しさ、幸せといった意味を持ち、周囲を明るく照らして幸運を引き寄せてくれる言われています。
ひまわりは風水的にも縁起の良い花なので、縁起物として愛されているんですよ。
ひまわりを庭に植えるメリット
ひまわりをお家の庭に植えるメリットはたくさんあります。
-
ひまわりは背丈が高く、花が咲いている時期が長いので庭が華やかになる。
-
ビタミンEやビオチンなどの栄養素が豊富な種を採取して食べられる。
-
夏の太陽に照らされたビタミンカラーのひまわりを見て、元気がもらえる!
このようにひまわりを庭に植えるメリットは、心情的なものから実用的なものまであります。
また、ひまわりの花言葉は「憧れ」「あなたは素晴らしい」「情熱」といったポジティブなものが多いのも魅力ですね。
ひまわりの育て方!種まきの時期から解説!
ひまわりの育て方は比較的簡単。
気温が20度をこえる4~6月が種まきの時期で、移植を嫌うので庭に直まきします。
ひまわりの種は嫌光性なので、種をまいた後は土を必ず覆いかぶせることが大切なポイントですよ。
ひまわり自体はお日様が大好きな植物なので、日当たりが良く風通しの良い場所に植えて水をたっぷりあげましょう。
まとめ
ひまわりは、特定の地域で庭に植えてはいけないと言い伝えられてきましたが、これは科学的根拠のない迷信です。
毒があったり、異常繁殖したりという実害があるわけではないので、安心してくださいね。
風水的にもひまわりは縁起の良い花で、ひまわりの花が好きな人は積極的にお庭に植えてみましょう!
夏には鮮やかな黄色の花が、あなたのお庭を彩ってくれますよ。
この記事の関連記事はこちら
⇒ランタナを植えてはいけない理由とは?花言葉や育て方を解説!