雑学

ミョウバンは体に悪い?副作用はあるのか使い方も解説!

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料理に使ったりする他、制汗剤や消臭剤として使うことも多いミョウバンですが、「ミョウバンは体に悪い」という声をよく耳にします。

食べたり体に塗ったりすることが多いものなので、体に悪いかどうかはとっても気になりますよね。

 

実は、ミョウバンは大量に摂取しない限り体に悪いことはないんです。

皮膚に塗る際も、量に気をつければ大丈夫。

 

そこでこの記事では、ミョウバンは体に悪いのかどうかについて紹介いたします。

ミョウバンに副作用はあるのかや使い方も解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。

最後までご覧いただくと、ミョウバンを安全で手軽に活用することができるようになりますよ。

 

ミョウバンは体に悪いの?

結論から言うと、ミョウバンは体に悪いものではありません。

ミョウバンは天然のミネラルであり、適切に使用すれば体に悪いことはないんです。

 

それでは、なぜ「ミョウバンは体に悪い」と言われるようになったのでしょうか?

その理由は、ミョウバンに含まれるアルミニウムのせいです。

ミョウバンに含まれるアルミニウムを大量に摂取した場合、体に次のような影響があると考えられています。

  • 腎機能の低下
  • アルツハイマー病の進行
  • 乳がんの発生

 

ですが、大量に摂取しなければ大丈夫。

食品の安全性を評価する国際機関(JECFA)では、アルミニウムの1週間あたりの摂取許容量を、体重1kgあたり2mgと設定しています。

その数値以下の摂取量であれば、体に悪いことはありません。

 

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ミョウバンを脇に塗ると副作用は?かゆい時はどうする?

ミョウバンは、脇や足の臭い対策にもよく使われています。

ですが、直接肌に塗るとなると、副作用が心配ですよね?

 

ミョウバンは、脇に塗ってもあまり副作用は出ません。

ただし、敏感肌だったりアレルギーがある場合は、次のような副作用が出る場合があります。

  • かぶれる
  • 黒ずみができる
  • かゆくなる

 

副作用が出るかどうかは、ミョウバンの濃度や使用する頻度にもよります。

副作用が出た場合は、使用を中止したりミョウバンの濃度を調整したりしましょう。

 

かゆくなった時はどうする?

ミョウバンを脇に塗ってかゆくなった場合は、以下のような対処法があります。

  • 患部を清潔に洗う
  • かゆみ止めの軟膏やクリームを塗る

 

基本的な対処としては、使用を中止するとともに患部を清潔にし、かゆみ止めの軟膏やクリームをぬる方法になります。

これらの対処法で改善しない場合は、できるだけ早めに医師に相談してください。

 

ミョウバンの皮膚への影響について

ミョウバンは、皮膚に対して次のような影響があります。

  • 殺菌作用
  • 収れん作用

 

殺菌作用

ミョウバンは、水に溶かしてミョウバン水にすると酸性の液体になります。

酸性の液体は、皮膚の表面の雑菌を殺菌する効果があるので、雑菌の繁殖からくるニオイを抑える効果があります。

これが消臭剤にミョウバンが使われる理由なんですね。

 

収れん作用

ミョウバンは、タンパク質を変性させ引き締める効果があります。

皮膚自体を引き締めスベスベにしてくれるんですね。

 

また、毛穴や汗腺を引き締めることもできるので、発汗を抑える効果もあります。

この効果があるので、制汗スプレーにミョウバンが使われるんですね。

 

皮膚の状態やミョウバンの濃度に気をつけよう

ミョウバンを使用する場合は、肌の状態やミョウバンの濃度に注意しましょう。

皮膚の状態が悪かったり濃度が高かったりすると、皮膚に副作用が出ることがあります。

 

ミョウバン水の作り方や使い方を紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

 

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ミョウバン水の使い方や効果は?

ミョウバンを水に溶かしたものがミョウバン水です。

ミョウバン水には、次のような効果があります。

  • 汗を抑える
  • 臭いを防ぐ
  • 肌を清潔に保つ
  • 肌を整える

 

ミョウバン水は、脇や足、顔など、さまざまな部位に使用することができ、洗顔や化粧水としても使用できます。

ただし、ミョウバン水の濃度が高すぎると皮膚に副作用が出ることがあるので、使い方や作り方をしっかり覚えましょう。

 

ミョウバン水の作り方

ミョウバン水の作り方はとても簡単です。

  1. 水500mlにミョウバンを15g溶かします。
  2. よくかき混ぜて、水が透明になるまでしばらく放置します。
  3. 水が透明になったら、ミョウバン水の原液が完成です。

 

ミョウバン水の原液は、冷蔵庫保管で1ヶ月くらい持ちます。

誤って飲まないようわかりやすくラベリングして、冷蔵庫で保管しましょう。

 

ミョウバン水の使い方

ミョウバン水を使う際は、作った原液を10倍に薄めて使います。

スプレーボトルや化粧水用ボトルで薄めて作ると、使う際にとっても便利ですよ。

 

使う量の調整は、1週間で使い切る位を目安にしてください。

入れ物のサイズで調整しましょう。

 

まとめ

ミョウバンは、汗を抑えたり、臭いを防いだりする効果のある天然のミネラルです。

体への影響や副作用など、心配事はありますが、適切に使用すれば全然問題ありません。

 

ミョウバンを上手く使うことで、出費を押さえたり自分オリジナルの制汗剤を作ることもできます。

ぜひこの記事を参考に、ミョウバンを試してみてください。

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