3歳未満とは、満年齢(いま時点の年齢のこと)で3歳に達していないさまを指す表現で、3歳児は含みません。
公共交通機関であったり、遊園地、食べ放題ビュッフェなどの料金設定では、この「○歳未満(もしくは以下)」という表現がよく使われています。
1歳児など、明らかに対象の場合はわかりやすいのですが、「今年3歳だけどまだ2歳」など、紛らわしい時期だと、混乱してしまいますよね。
この記事では、3歳未満とはどこまでの年齢を指すのかや、3歳以下との違い・3歳以上の考え方についてもお話ししていきます。
この機会にしっかり覚えておくと、年齢制限があったときにとっさに対応できますよ。
目次
3歳未満とは3歳も含む?
3歳未満とは、今の時点の年齢で3歳に達していないさまを指す表現で、3歳児は含みません。
「未満」とは未だ満たずということで、その対象を含まないという言葉です。
つまり、2歳11ヵ月30日頃までが3歳未満の年齢に相当することになり、ちょうど3歳の誕生日を迎えた時点で3歳未満ではなくなるのです。
冒頭で述べた「今年3歳だけどまだ2歳」の場合は今の時点では2歳であり、3歳に達していないため「3歳未満」の条件に当てはまります。
ちなみに、「予約したときは2歳だけど当日は3歳」というような時は、たいてい当日の年齢でみられます。
よって、この場合は「3歳未満」に当てはまりませんので気をつけましょう。
3歳以上や3歳以下とは3歳も含む?
3歳以上とは、3歳児を含みます。
「以上」とは、その対象を含みその上の範囲を指す言葉です。
つまり、3歳の誕生日を迎えたその日以降はずっと「3歳以上」の対象となります。
同様に、3歳以下の場合も3歳児を含みます。
「以下」とは、その対象を含みその下の範囲を指す言葉です。
3歳11ヵ月30日頃まで、つまり4歳の誕生日を迎える前日までが3歳以下の対象となるわけです。
ちなみに「3歳以上」と似たような言葉で、「3歳よりも大きい」という言い回しがありますが、この場合3歳児は含まれません。
こちらも併せて覚えておくと良いでしょう。
3歳未満児とは何歳?
3歳未満児(単に未満児とも言う)とは、3歳未満の子供の呼び名として使われたり、0・1・2歳児のクラスの総称として呼ばれることが多いようです。
一般的に保育用語として使われているようで、明確な定義はありません。
3歳未満の子供の呼び名ということですと、0歳・1歳・2歳の子供が3歳未満児の対象です。
2歳児までのクラスの総称として呼ばれる場合は、既に3歳になっている子供もいるので、3歳児もはいることがあります。
3歳未満は飛行機や新幹線が無料?3歳以下は?
3歳未満は一般的に、飛行機や新幹線の料金は座席を使わない場合に限り無料になります。
飛行機の場合は?
飛行機の国内線では、3歳未満までは大人1名につき幼児1名が膝上に座れば、座席の確保は必要なく、無料で利用できます。
3歳児以上は座席の確保が必要になり小児料金がかかります。
ただし、LCCと呼ばれる格安航空会社の場合、料金体系が異なり、満2歳から座席が必要となりますのでご注意ください。
事前に必ず各航空会社のHPなどで確認しておきましょう。
新幹線の場合は?
新幹線の場合は、保護者の膝の上に乗せるのであれば小学生未満は大人1名につき子ども1名が原則無料となります。
小学生未満ということは、6歳であっても幼稚園児であれば無料で利用できます。
しかし小学生未満でも、座席を利用する場合は特急券・乗車券ともに必要となるので注意しましょう。
まとめ
「3歳未満とは3歳も含むのか?」「3歳以上と3歳以下は3歳を含むのか?」ついて確認してきましたが、まとめると以下の通りです。
- 3歳未満:3歳を含まない
- 3歳以上:3歳を含む
- 3歳以下:3歳を含む
「未満」「以上」「以下」といった日本語の表現は年齢に関してだけではなく、日常でもよく使われますので、しっかりと理解して覚えておきましょう。