もつはお店で食べると美味しいですが、自宅でも楽しめると最高ですよね。
しかし楽しみにしていたモツが、臭みが残っており、「お店で食べるのとはなにか違う。」と悩んでいる方も多いかもしれません。
スーパーで購入したボイルもつは、下茹でをしただけの状態ですので、そのまま調理をすると、臭みが強いです。
食べることは可能ですが、自宅でしっかりと下処理をすることをおすすめします。
この記事では、ボイルもつはそのまま食べても大丈夫か?下茹での方法や臭いが消えないときの対処法などについても紹介します。
目次
ボイル済みのもつはそのまま食べても平気?
ボイル済みのもつは、そのまま食べても良いですが、臭みが残ります。
もつは、生のものとボイルがあります。
しかし、生のモツは新鮮でないとどうにも食べることはできません。
そのため、手軽に手に入り、ある程度安全に日持ちするのはボイルもつです。
ボイルもつはそのまま食べられないことはありませんが、臭みが残るため、下処理をすることで、美味しく食べることができるのでおすすめです。
スーパーのもつは下処理済だけど臭い!?
スーパーで売られているモツは下処理済です。
しかし、下処理済といっても下茹でをしただけです。
その意味合いとしては、生もつでは日持ちしないので、一旦下茹でをして、保存可能にしているというものです。
そのため、スーパーで売っているボイルもつを下処理済だからといってそのまま食べると、どうしても生臭さが残ります。
ですので、スーパーで購入したボイルもつは、おうちでもう一度しっかりと下処理をすることをおすすめします。
ボイルもつの下処理の方法とは?
ボイルもつの下処理の方法を紹介します。
下処理とは、調理をする前に行うものです。
- まずボイルもつをお湯でささっと洗ってから、たっぷりのお湯でゆでます。
- その後ゆでこぼしをします。
(「ゆでこぼし」とは、具材をゆでた、ゆで汁を捨てることです。) - その後もつをザルにあけ、お湯またはぬるま湯で洗います。
そのときに、余分な脂や灰汁が流れ落ちます。
(お水で洗ってしまうと脂が固まってしまいうまく流れ落ちないので、注意しましょう。) - これらの作業を2回ほど繰り返します。
そこまでできたら、最後の段階です。 - 水にモツとしょうが(しょうがの皮)、酒、塩、ネギの青い部分を入れて20~30分間、下ゆでをしましょう。
そうすることで余分な臭みが抜け、おいしいモツ料理を作ることができます。
もつ鍋やもつ煮など、お好きな料理にしてくださいね。
冷凍も可能
処理だけに時間がかかり、今日はもう調理はしないという場合や、大量に下処理をし、何回かに分けて使いたい場合は、冷凍も可能です。
粗熱をしっかりとってから、ジップロックなどにいれ、しっかり密封をして冷凍してください。
圧力鍋も時短に便利
圧力鍋をもっている場合は、お湯で何度か洗いきれいにしてから、圧力鍋に水とモツ、しょうが(しょうがの皮)、酒、塩、ネギの青い部分を入れて下処理をすると時短になりますね。
ボイルもつの臭いの消し方!臭いが取れない時は?
ボイルもつの臭いの消し方は、しっかりと下処理をすることです。
下処理は、2回ほどゆでこぼしをし、お湯できれいに洗うこと。
その後モツを水としょうが、酒、塩、ネギの青い部分と一緒に20~30分ゆでることで完成です。
通常の下処理をしても臭いがとれない場合①
モツにある白い部分は脂肪です。
それを取り除いてみましょう。
そのことでさらに「えぐみ」などがなくさっぱり仕上がります。
白い部分はむしり取るようにするときれいに取れます。
しかし小さくたくさんあるモツから脂肪を取り除くのはなかなか根気のいる作業ですので、気合いをいれて頑張りましょう。
通常の下処理をしても臭いがとれない場合②
- ゆでこぼす回数を増やす
- お湯で洗うときにしっかりとひとつひとつのモツを洗うように洗う
- 下処理の最後の煮込み(ネギやしょうが入り)のあと、しっかり流水で洗う
この3点を意識してみてください。
スーパーのボイルもつも、様々です。
そして好みもそれぞれで、少し独特の風味を楽しみたい人もいれば、さっぱりとして「えぐみ」の一切ないモツが好きな人もいます。
おいしいと思える下処理方法を見つけてくださいね。
まとめ
スーパーで購入したボイルもつも、必ず下処理をするようにしましょう。
下処理は時間と手間のかかるものではありますが、やるとやらないでは大違いです。
下処理をしたにも関わらず、好みの仕上がりにならなかった場合は、脂肪を取り除いたり、下茹での回数を増やすなどして、調整をしてみてください。
また、下処理を度々するのは手間がかかるので、まとめて下処理をして、冷凍保存することもおすすめです。
もつ煮などにした場合は、その後の冷凍保存ができないので、モツを下処理できた状態で、冷凍してくださいね。