お得に強力粉を購入することのできる業務スーパー。
ホームベーカリーを楽しむ方やパン屋さんをしている方など、業務スーパーをよく利用する方もいると思います。
ですが、その安全性が気になったりうまくパンが膨らまず失敗してしまったりと、あまり良いイメージがないことも・・・
そんな業務スーパーの強力粉ですが、ちゃんと安全性が確保されていたり、コツを掴めばふっくらと焼き上げることもできるんですよ。
この記事では、業務スーパーの強力粉の安全性について紹介いたします。
膨らまないのは本当かというところや、コスパについても調査しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
業務スーパーの強力粉の安全性と産地について
業務スーパーの強力粉の魅力は、なんといっても「安い」ところ。
その安さの理由は、売られている強力粉の産地が、ほとんど海外だからです。
海外産の強力粉と聞くと、「その安全は大丈夫?」と疑問になりますよね。
結論から言うと、「そこまで気にしなくても大丈夫」です。
海外産の強力粉には、残留農薬が多少なりとも含まれている可能性があると言われています。
ですが、現地工場での検査や輸入する際の検査などを通過して国内で流通するので、そこまで気にすることでもないかなと思います。
それよりももっと気にしなければいけないのは、パンとして加工される際に使われる保存料や食品添加物の方でしょう。
たとえ国産の強力粉を使っていたとしても、保存料や食品添加物が大量に使用されていれば、体に悪く安全とは言えません。
業務スーパーの強力粉は膨らまない?
業務スーパーの強力粉を使ってパンを作った場合、ちゃんと膨らまないことがあるとよく言われます。
パンが膨らまない理由は、主に次の3点が考えられます。
- タンパク質含有量が低い
- ドライイーストが劣化している
- 水温や気温が低すぎる
タンパク質含有量が低い
タンパク質が多く含まれている方が、パンがふっくらと膨らみます。
その点で見ると、国産より海外産の強力粉の方がタンパク質を多く含んでいるので、業務スーパーの強力粉の方が膨らみやすいはず・・・
業務スーパーの強力粉を使ってパンが膨らまない場合は、他の原因である可能性が高いですね。
ドライイーストが劣化している
ドライイーストが劣化していると発酵が進まずパンが膨らみません。
ドライイーストは、イースト菌を粉末状にしたものですが、長期間使用せずにしまったままにしておくと、やはり劣化してしまいます。
パンは発酵の際に出てくる炭酸ガスによって膨らむので、できるだけ新しいドライイーストを使うようにしましょう。
水温や気温が低すぎる
こちらもイースト菌の発酵に関わってくるのですが、水温や気温が低いとイースト菌の発酵がすすみません。
イースト菌は約30℃で活発に活動し、発酵もすすみやすくなります。
なので、パンを作る際は室温を調整したりぬるま湯を使ったりする工夫が必要になってきます。
業務 スーパーの強力粉の値段や量は?コスパ良い?
業務スーパーの強力粉は、ほとんどキロ単位で販売されていて、値段も普通のスーパーと比べるととっても低価格。
大体1キロ150円〜200円程度で販売されています。
この1キロという量は、普段から自宅でパン作りをする方やパン職人にとっては、とっても使い勝手の良い量です。
ガッツリ使ってもすぐになくなることがありません。
また、普通のスーパーでは1キロよりも少ない量で約300円ほどはしますので、とっても格安。
コスパが良いと言えるでしょう。
強力粉の国産のおすすめを紹介!
といっても、「やっぱり国産の強力粉がつかいたい!」という方もいますよね。
そこで、国産の強力粉のおすすめを2つ紹介いたします。
春よ恋
もちもちふっくらなパンが焼き上がると評判の強力粉です。
食パン作りにぴったりですよ。
はるゆたか
こちらは「春よ恋」よりもしっかりとした食感のパンが焼き上がります。
バゲットなどにおすすめです。
まとめ
最近は外出をあまりしなくなったことで、自宅でパンを作る人も増えてきています。
そんな人の強い味方になってくれるのが、業務用スーパーの強力粉です。
お得でコスパの良い強力粉をうまく使えば、気軽に手作りパンを楽しむこともできますね。
そのための参考になれば幸いです。