消費期限がすぎた刺身は傷んでいる可能性が高いので、食べない方が無難です。
でも刺身は消費期限が短く、その日に食べきるのが難しいときもありますよね。
冷凍などのやり方ひとつで、刺身を美味しく食べられる期間を延ばすこともできます。
今回は、刺身の消費期限や、少しでも長く美味しく食べる方法をご紹介します!
目次
刺身の消費期限が1日・2日・3日過ぎても食べられる?
お刺身は買ってきた当日中、遅くても翌日には食べるようにしましょう。
消費期限が過ぎてしまった場合は、1日程度でも生食は控えたほうが無難です。
スーパーなどで売られているお刺身に記載されている消費期限は、当日を含めて1~2日程度に設定されている場合が多いですよね。
美味しく食べられる期限が記載されている賞味期限とは違い、消費期限は「これを過ぎて食べたらお腹こわすかもしれないよ!」と教えてくれているものです。
さらに刺身は生ものなので腐りやすく、保存状態が少し悪いだけで傷みやすくなってしまいます。
1日くらい…の油断が食中毒の原因になるかもしれません。
消費期限は守って、できるだけ早く食べるようにしましょう。
消費期限内でも、少しでもいつもと違う匂いがしたり、変色してしまっている場合は食べずに破棄するか、加熱調理をすることをお勧めします。
特に青魚は足が早く、すぐに悪くなってしまいますので、食べる前にしっかり確認してくださいね。
刺身の消費期限は冷凍したらどのくらい?
刺身を冷凍する場合、適切な保存方法を守れば1週間くらいは保存しておくことができます。
すでに切られている刺身だと傷むのが早いので、冷凍保存をすることがあらかじめ分かっている場合は柵で購入するのがおすすめです。
ここでは、適切な保存方法や解凍の方法をご紹介します!
冷凍保存前は適切な処理が大事!
冷凍保存をする場合は、買ってきたパックのままではなく、きちんと処理をすることで長持ちさせることができます。
- まず、キッチンペーパーで水気やドリップをしっかり拭き取ります。
- その後、新しいキッチンペーパーで包み、ジップロックなどの保存用袋に入れます。
※刺身は乾燥に弱いので、キッチンペーパーで乾燥対策をして保存しましょう。
また保存袋の空気は抜いてから口を閉めることで、酸化を防ぎ、風味が落ちるスピードを緩めることができます。 - あとは冷凍庫に入れておくだけでOK!
生物ですので、できるだけ急速冷凍で保存するようにしましょう。
解凍のコツは氷水!
解凍する際は、氷水につけて解凍するのがおすすめです。
解凍する際、冷凍した食品と周りとの温度差があるとドリップがでやすくなってしまいます。
氷水につけることで温度差を少なくし、ドリップの量を抑えることで、風味が落ちたり、旨味が逃げていくのを防ぐことができます。
1時間程度で解凍できるので、是非試してみてくださいね。
刺身の消費期限が過ぎたら加熱すればよい?注意点は?
消費期限が過ぎてしまった!という場合、加熱すれば食べられることが多いです。
このとき、色や臭いに変化はないか、ねっとりしていないか、などに注意して、確認してから調理をしてください。
もし切り身になっているお刺身なら、バター醤油でいためたり、お味噌汁に入れたりするのがおすすめ。
柵ならムニエルなどにもできそうですよね。
生食はしないほうがいいので、しっかり中まで加熱できる調理方法で、リメイクを楽しんでみてくださいね。
刺身の消費期限が過ぎたら漬けにすべき?
刺身を長持ちさせる方法に「漬け」があります。
醤油とみりんと酒で5~6時間漬け込む方法です。
この方法だと、3日程度なら美味しく食べられます!
しかし、消費期限がすぎて傷んだ刺身を漬けにするのはあまりおすすめできません。
漬けにすることで長持ちはしますが、すでに傷んでいるものを食べられるようにする効果はありません。
もし漬けにする場合は、冷凍と同じように買ってきた当日にさっと漬けておきましょう。
夕食に刺身を食べた次の日のランチが漬け丼だと、ちょっとテンションが上がりますよね。
少しでも長く美味しく食べる方法として、是非覚えておいてくださいね!
まとめ
足が早いお刺身は、できる限り買ってきたその日に食べるのが一番です。
しかし、どうしても難しい場合は、消費期限が切れたり傷んだりする前に、冷凍や漬けなどの方法で長持ちさせてみてください。
せっかくのお刺身、美味しい状態で頂いてくださいね!