イベントごとに、主役として出てくるケーキ。
最近は、おうちでケーキを作り、サプライズでお友達にプレゼントする方も多いのではないでしょうか。
その際に気をつけたいのが、生クリームが溶け出さないかということ!
実は生クリームは、保冷剤を入れていたとしても、夏は1時間程度、冬だと3時間程度しか持ちません。
もちろん天気や気温によっても違ってきますが、保冷剤を入れてもらっても意外と持ちません。
でも安心してください!
溶けても、ドロドロになる前にすぐに冷蔵庫に入れれば問題ありません。
また、脂肪分が多い生クリームを選んだり、ゼラチンを加えることでお店のケーキのように溶けにくい生クリームを作ることができます。
生クリームを作る際の溶けにくくするコツも合わせてご紹介していきます。
目次
生クリームが溶けるまでの時間はどのくらい?持ち運びするなら?
生クリームが溶ける時間は、保冷剤を使っていても、夏であれば1時間程度、冬であれば3時間程度で溶けてしまいます。
季節や天気、気温によって変わってきますが、意外と持ちません。
また、持ち運ぶ手段によっても温度が変わってくるので、あくまで目安として覚えておきましょう。
持ち歩きの時間が30分程度であれば、保冷剤を一個入れるとちょうどよくなります。
大体のケーキ屋さんでは持ち歩きの時間を聞かれるので、それに合わせて保冷剤の数も変更してくれますよね。
もしケーキを購入して持ち歩くという場合で心配な方は、少し多めに見積もって保冷剤の数を増やしてもらったり、ご自身で保冷バックを持って行くなどの工夫をしましょう。
ただ1時間以上の場合は、衛生上あまり推奨されていないので、それ以上の持ち歩きはできないと考えた方が良いでしょう。
生クリームが溶けた!復活させる方法はある?
生クリームが溶けないように保冷剤もバッチリ入れていたのに、溶けてしまった!という場合どうすれば良いのでしょうか。
実は、どろっどろに溶けてしまった場合を除いては、冷蔵庫に入れて冷やすことである程度復活させることができます。
どろっどろになってしまった場合は復活させることができないので注意しましょう。
また、ある程度生クリームが復活したとしても、水分と油分が分離してバタークリームのようになってしまい風味が変わってしまいます。
どろっどろになる前に早めに冷蔵庫に入れて、固める!というのが鉄則なので、なるべく溶けないように持ち歩きの際には気をつけましょう。
生クリームが溶けない方法は?どんなコツがある?
では、生クリームが溶けない方法はあるのでしょうか。
脂肪分が多い生クリームを選んだり、ゼラチンを加えることで溶けにくくすることができます。
また道具の使い方についての細かいコツも一緒に紹介していきたいと思います。
生クリームの選び方
脂肪分が多い生クリームを選ぶことで、しっかりと泡立てることができ溶けにくくなります。
生クリームのパックに47%とか、35%というように数字が表記されています。
この数字が大きければ大きいほど脂肪分が多くなるので、数字が大きいものを選ぶようにしましょう。
ゼラチンを加える
生クリームを泡立てる時にゼラチンを加えることで、少し固めの生クリームができます。
この方法であれば、風味を変えずにお店のケーキのような生クリームに近づけます。
実はこの方法クックパッドやYoutubeなどでも紹介されています。
是非一度チェックしてみてください。
生クリームを作る際のコツなのですが、やはり温度管理がとっても大切になります。
室温が高いと液体状に戻ってしまうので、10度以下で冷やしながら生クリームを作ることをお勧めします。
また、生クリームの温度を保つという意味で、それぞれの道具を予め冷やしておくと、触れた部分から溶け出すことを防ぐことができます。
細かいことではありますが、この一手間によって生クリームの質が変わってきます。
ここでの注意点としては、泡だてすぎないということです。
固めの生クリームを作るために、泡だてすぎてしまうと、脂肪分が分離してしまいます。
この脂肪分は一度分離してしまうと元には戻らず、ボソボソの状態になるので、十分注意しましょう。
まとめ
今回は、生クリームを溶かさないようにするための方法をご紹介しました。
持ち歩きの際には、温度に十分注意し、溶けてしまった場合は素早く冷蔵庫に入れること。
そして、ご自身で生クリームを作る際にも温度管理に気をつけ、脂肪分の高い生クリームを選んだり、ゼラチンを加えることでより溶けにくい生クリームを作ることができます。
今回の方法を参考にして、是非イベントの主役であるケーキで皆さん素敵な時間をお過ごしください。