通勤中やお買い物へ向かう道中、うっかりこけてしまったりして自転車のハンドルが曲がってしまった!
そんな時に曲がってしまった自転車のハンドルの向きを自分でまっすぐに直せると困りませんよね。
ご安心ください、自分でなおす方法はあります。
ただし、今回紹介をするのは『応急処置』になります。
転倒などで自転車ハンドルが曲がった時に、工具もないし目的地まで押して行くには距離も長いという時の手段として紹介をします。
安全に乗り続けるためには必ず修理に行かれることをおすすめします。
ただ、修理に出す場合は費用や時間も気になるところです。
そんな方のために修理費用と時間についてもお話しします。
目次
自転車ハンドルが曲がった!自分で調整して真っすぐにできる?
自転車のハンドルが曲がった時は先ずはどんな風に曲がっているのかを見てください。
上から見た時に元の位置からずれていて自転車本体(フレーム)とハンドルが垂直になっていないだけであれば比較的簡単に自分で調整ができます。
この状態は自転車の『ステム』というパーツが衝撃によって取付位置が動いてしまっている状態です。
『ステム』は左右のハンドルを自転車本体に固定してくれているパーツで、その部分が何らかの衝撃で緩んで少し回転してしまった状態になります。
一方、正面からも見ていただいてハンドルが元の位置からずれている場合は残念なのですが自分だけでの修理は難しい状態となります。
素直に自転車屋さんへ行きましょう。
自転車の向きを調整する方法!
それでは、『ステム』が緩んだだけの応急処置の仕方を解説します。
- 先ずは自転車のスタンドを立てて自転車の前、前輪のところに立ってください。
(自転車の進行方向を防ぐような感じで立ってください。) - そして、前輪を両足で挟み込み足で前輪を固定します。
- 次に両手でハンドルの両端をもって目視で良いのでハンドルが車輪に対して真っすぐになるように力をこめて曲げます。
これが意外!力は少し要るかもしれませんがスッと回転をして元の位置に戻ります。
ただし、錆がひどくなっている自転車の場合はかなりの腕力が必要になる場合もあります。
基本的には六角レンチなどの工具を使って修理をすることをお勧めしますが、ない場合は一度この方法を試してみてください。
自転車のハンドルを修理に出すとどのくらいの費用・時間でできる?
自転車のハンドルを修理に出すときにかかる費用や時間も気になりますよね。
状況によっても変わりますが、大まかなイメージをお伝えしますので是非参考にしてみてください。
修理にかかる費用は?
ハンドルが曲がった時の修理の費用ですが、ハンドルの曲がり具合が軽傷で済んでいるのであれば大がかりな修理は必要なくネジの締め付けや調整のみで終わります。
その時は500~1000円のところが多いです。
重傷の場合はハンドル自体の交換が必要になったりしてきます。
その場合は2000~4000円のところが多いようですが、ケーブルの交換も必要な場合は1000~4500円ほどのところが多いです。
修理にかかる時間は?
修理に出すとかかる時間ですが、よほど混みあっていない限りは一時間程度で終わるでしょう。
ただし、ハンドルの部品で破損してしまった部品がない場合は取り寄せる必要があるのでその場合は自転車屋さんにご確認ください。
まとめ
もしご自身の自転車ハンドルが転倒などで曲がってしまった時は焦らずに、今回お話したことを思いだしていただければと思います。
ただし、はじめにも話しましたが今回紹介をしたのは『応急処置』です。
案外簡単に自分の力で曲がってしまった自転車のハンドルの向きがなおるので安心してしまうかと思いますが、時間のある時に必ず自転車屋さんで修理をおねがいしてください。
自転車はあなたの身体を乗せた大切な乗り物です。
安全に乗り続けるためにも、大切に長く使い続けるためにも修理は大事です。
紹介をした費用と修理にかかる時間を目安に、時間のあるときに自転車屋さんへ修理に行ってくださいね。
どうしても修理に行く時間がすぐに取れなくて、でも乗らなければいけない時は慎重に、「ハンドルが動くかもしれない・・」というきもちで自転車に乗りましょう。
この記事の関連記事はこちら