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ペットボトル加湿器は床が濡れる?水浸しを防ぐ対策やメンテナンス法を紹介!

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空気が乾燥する秋から冬にかけての季節は、加湿器が大活躍です。

 

ペットボトルの口に取り付けるだけで使えるペットボトル加湿器は、場所を選ばず使えて便利そうに思えます。

 

しかし、ペットボトル加湿器は、低い位置に置いたり、十分湿度のある部屋で使ったりすると床が濡れて水浸しになってしまいます。

 

その理由は、ペットボトル加湿器の多くが、細かいミスト程度の水の粒しか作り出せない超音波式だからです。

 

しかし、使い方を工夫すれば大変便利ですし、仕組みがシンプルなのでメンテナンス方法がとても簡単です。

 

うまく使って、健康管理に役立てていきましょう。

 

ペットボトルの加湿器で床が濡れて水浸しになる!?対策と原因を紹介!

手軽でコンパクトなペットボトルの加湿器ですが、使っていると床が濡れて水浸しになることがあります。

 

その理由は、ペットボトル加湿器に超音波式のものが多いからなのです。

床が濡れてしまう場合の対処法は、乾燥気味の部屋で加湿器を高い位置に設置することです。

 

どういうことか詳しく見ていきましょう。

 

加湿器の種類は4種類!

加湿器の種類は、加湿の方法によって以下の4種類に分けられます。

 

  1. ヒーターの熱を利用して水を水蒸気にするスチーム式
  2. 水を含むフィルターに空気を送り、水を蒸発させる気化式
  3. 超音波で水を小さい粒子に変えて空気中に放つ超音波式
  4. スチーム式と気化式を合わせた方法がハイブリッド式

です。

 

ペットボトルの加湿器は、3番目の超音波式のものが多いんですね。

 

超音波式の加湿器で床が濡れる理由は?

スチーム式や気化式の加湿器の場合、加湿器から出てくる水蒸気は粒がとても小さく、空中に取り込まれやすくなっています。

 

ところが、超音波式で作られた水の粒は、それほど小さくなく、細かいミストで霧を吹いたような状態となります。

 

そして、空中に留まりきれなかった水分床に落ちて広がり濡れてしまうのです。

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ペットボトル加湿器で超音波式が採用される理由は?

スチーム式や気化式では、製品を作るのに大きな仕組みが必要です。

 

しかし超音波式は、それほど大きな仕組みが必要ないため、コンパクトさが求められるペットボトルの加湿器にぴったりとなり、多く採用されているわけです。

 

ペットボトル加湿器を使う時はどう対処する?

デメリットの目立つペットボトルの加湿器ですが、使い方を工夫すれば、一人暮らしの部屋や書斎などでは重宝します。

 

ペットボトルの加湿器を使うときには、乾燥気味の部屋で、高い位置に置くようにしましょう。

 

乾燥した部屋では、超音波式の強力な加湿は力を発揮します。

 

高いところに置けば、吹き出された水分が床に届く前に、乾燥した空気中に取り込まれるようになるため、床が水浸しになるのを防ぐことができます。

 

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ペットボトルの加湿器はクエン酸で掃除できる?掃除方法を紹介!

加湿器を使っていると、赤茶色や白い汚れが隅の方や溝にこびりついてきますね。

 

これは、水あかやカルキ汚れで、こすっても取れにくく、掃除の方法に迷ってしまいます。

 

この水あかやカルキ汚れはアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸で掃除をするときれいに取ることができるのです。

 

掃除方法は簡単です。

【ペットボトル加湿器の掃除方法】

  1. クエン酸水を作ります。
    付け置き用のバケツや桶にぬるま湯を注ぎ、約1%の濃度になるようにクエン酸を加えます。
  2. 加湿器のパーツを外し、水洗いできるパーツを取り分けます。
  3. 機械部分のパーツは水に浸けると壊れる場合もありますので、汚れている場合はクエン酸水を含ませた布で拭き取るようにします。
  4. そのほかのパーツは、軽く汚れを落としてからクエン酸水に30分~1時間程浸け置きします。
    汚れが薄い方が、クエン酸が染み込み、汚れがゆるみます。
  5. 水洗いして軽い力で落とせる汚れは、取れる範囲で落としておきましょう。
    時間が経ったら、ぞうきんやブラシで汚れをこすり落とします。
  6. 最後に水できれいにすすぎ、乾燥させれば完了です。

 

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ペットボトル加湿器はメンテナンスが本当に楽?手入れのやり方は?

ペットボトル加湿器は、メンテナンスが楽なものが多くあります。

 

それは、ペットボトル加湿器が小型のものが多く、タンク部分であるペットボトルは汚れたら替えることができるからです。

 

手入れは、水を毎日取り替え、内部の超音波振動板に汚れが付いたら拭き取ることくらいです。

 

汚れが気になる程になったときには、前段で書いた方法でクエン酸水に浸け置きしましょう。

 

ペットボトルの汚れは取れなくなってきたら、新しいものと取り替えます。

 

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まとめ

 ペットボトル加湿器には、超音波式のものが多く、コンパクトで手軽に使えます。

 

しかし、超音波式は、水の粒子が大きく、床に近いところに置いたり、十分湿度のある部屋で使ったりすると床が濡れてしまいます。

 

乾燥気味の部屋で、高い位置に置いて使いましょう。

 

また、水あかやカルキ汚れなどが付いてきたら、クエン酸水に浸け置き掃除し、きれいな状態を保つようにしましょう。

 

空気中の湿度を保てば、風邪やインフルエンザなどの病気のウイルスが広がりにくくなります。

 

体調の崩れやすい冬ですが、きれいな加湿器で、健康を保っていきたいですね。

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