モンスターエナジーはコンビニとかスーパーとかいろんなところで売っています。
デザインも独特で中学生にも人気です。
しかし、中学生が飲んでもよいのでしょうか?
オススメは15歳以上からですが、「中学生が飲んではいけない」という決まりはありません。
とはいえ飲むとしても1日1本までとし、毎日は飲まないようにする方が安心です。
今回は、モンスターエナジーは中学生が飲んでも良いのか、中学生の健康に影響が出ないのかなど調べてみたので紹介していきます。
目次
モンスターエナジーは中学生も飲める?対象年齢は何歳から?
モンスターエナジー合同会社の回答によれば、15歳以上、もしくは高校生から飲むのをおススメとしています。
理由は、代謝や排せつ機能に関わる臓器が大人並みに成長する年齢が15歳と言われているからです。
そのため、身長も体重も大人並みの中学生だから大丈夫!と気楽に考えても臓器はまだまだ成長していないので、大人の分を飲ませる事は危険な行為となります。
15歳以上、もしくは高校生から飲むのをおススメとしているという事は義務ではないんですよね?じゃ、飲んでもいいんですよね?
このような声が聞こえてきそうです。
モンスターエナジーを中学生が飲んではいけません!と言う明確な決まりはありません。
決まりがあれば、スーパーやコンビニなどではモンスターエナジーを買う売り場に貼り紙が欲しいですよね。
現状は、そのような貼り紙はありません。
中学生でも気軽に買える、それがモンスターエナジーです。
モンスターエナジーは何本まで飲んでいい?
モンスターエナジーは15歳以上をおススメとしていても、現状は中学生も飲んでいます。
それでは、中学生の場合、何本まで飲んでいいのでしょうか。
結論からすれば、15歳以上はモンスターエナジーをおススメしていないので1本までが限度となります。
中学生がモンスターエナジーを飲む理由に、勉強のためと言う例があります。
モンスターエナジーの成分に、カフェインが含まれており覚醒作用と利尿作用があるためです。
モンスターエナジーを飲むことで、眠気が無くなって集中力が高まる事はこのカフェインの作用のためです。
他にも、クエン酸や糖分、高麗人参エキスなど疲労回復効果のある成分が含まれているため勉強中に飲む中学生がいるのも現状です。
モンスターエナジーを飲む頻度はどのくらいがいい?
モンスターエナジーを飲む頻度ですが、15歳以上はおススメとされていないため毎日飲まないことです。
しかし、現状では中学生は24.4%がモンスターエナジーを常駐的に飲んでいて保健室に通うが生徒も増えています。
元気になるためのモンスターエナジーですが、どうして保健室に通うようになるのでしょうか。
学校では、明るい生徒が帰宅後に頭痛、死にたいなど母親に訴えたという生徒がいました。
生徒がモンスターエナジードリンクを飲み始めたのは、小学校卒業後。
初めはだるい時に飲む程度が、徐々に毎日飲むようになったということでした。
また、毎月のお小遣いをすべてモンスターエナジーに使っているという中学生もいます。
その中学生は、モンスターエナジーを時々飲む程度でしたがいつの間にか毎日1本。
そして、徐々に増えて1日に2本~3本飲むようになったらしいです。
モンスターエナジードリンク、1本じゃ物足りない時はどうすればいい?
中学生が飲むべき量は、1本でも限度です。
しかし、どうしても我慢できず1本じゃ物足りない時があります。
そのような時は、飲む頻度を減らすべきです。
例えば、頭痛や腹痛に悩んだ時、鎮痛剤を飲めば痛みが治まります。
しかし、薬が切れた時、もう一度薬を飲んだら痛みが治まると思って薬を飲む方がいらっしゃいますがこの行為はNGです。
鎮痛剤の添付文書には、必ずと言っていいほど間隔をあけて飲むように注意書きが書いてあります。
鎮痛剤にも依存性があり、飲めば飲むほど効果があるというわけではなく体が慣れてしまうという事です。
これと同じような事を、モンスターエナジードリンクでも言うことができます。
カフェインが切れた時、どうしても我慢できなくなりつい1本欲しくなりますがそれを我慢することでカフェイン依存を抑えることができます。
(そもそも、カフェイン依存を起こしてしまう事自体が問題のため、依存させないようにするべきなのですが…。)
大事になる前に、社会は中学生にモンスターエナジードリンクを飲ませる事自体をもう少し深刻に考えるべきですね。
モンスターエナジーを飲みすぎた時の症状とは?死亡した例がある?
モンスターエナジーを飲みすぎた時の症状ですが、飲んだ後は元気になります。
この時の快感が忘れられなくて、モンスターエナジーを止められない方もいるのではないでしょうか。
しかし、モンスターエナジーの副作用で一気に疲労感が表れます。
モンスターエナジーを飲みながら、深夜までゲームをして昼過ぎまで眠っていた中学生の話を聞いたことがあります。
また、モンスターエナジーには大量のカフェインが含まれており、モンスターエナジーを飲みすぎることで急性カフェイン中毒になる可能性もあります。
【急性カフェイン中毒とは?】
吐き気・嘔吐、手足のしびれ、動悸、悪寒、意識消失、最悪の場合心肺停止に至る事もあります。
モンスターエナジーで心肺停止って…死に至るケースってあったの?と疑問に思われますよね。
国内では、20代男性の一例ですが、アメリカでは少女が亡くなった例もあります。
日本ではモンスターエナジーだけではなく、カフェイン大量摂取による救急搬送の例もあります。
まとめ
モンスターエナジーは中学生も飲めるのか、調べた結果をまとめます。
- モンスターエナジー合同会社によると、モンスターエナジードリンクは15歳以上をおススメとしている。
- モンスターエナジードリンクは大量摂取をすると、急性カフェイン中毒になる可能性があり中学生は1日1本程度に控えるべき。
- モンスターエナジードリンクで国内・国外死亡例がある。
死亡例も出ているモンスターエナジードリンクですが、中学生が手軽に購入できる環境については今のところ、問題視されていません。
今後、成長期の中学生のためにも購入できる環境については考えるべきだと思います。
ちなみに、モンスターエナジーにはゼロカロリーがありますが、モンスターのゼロカロリーは太るのか・体に悪いのかについてはこちらの記事でも話していますので参考にしてみてください。