冷凍枝豆は体に悪い・危険・食べすぎると太るのはホント?という疑問にお答えします。
体に悪い・危険というのはウソで、食べすぎると太るというのはホントです。
お酒のお供や、居酒屋お通しでよく出てくる枝豆ですが、昨今のコロナ禍の中で自宅飲みの機会も増え、自宅に冷凍された枝豆を常備している人も増えているでしょう。
よく食べる冷凍枝豆が体に良いかどうか、食べすぎると太るのか?と心配する人も増えてきていると思います。
冷凍枝豆が体に悪い・危険といったイメージは、冷凍食品に対するイメージの悪さだったり、外国産の冷凍食品に対するイメージの悪さからきているのがほとんどです。
デマやウソに惑わされることなく、実生活の中でしっかりと冷凍枝豆を活用していけるように、冷凍枝豆の真相に迫ってみましょう。
目次
冷凍枝豆は体に悪い・危険というのはホント?
冷凍枝豆は体に悪い・危険というのは、結論から言うとウソです。
枝豆の原料は「大豆」なんですが、大豆自体は体に良い食品で、ダイエットにも効果的なものです。
もともと体に良い影響を与える大豆を冷凍したからといって、体に悪いものになるわけではないですよね。
当然のことです。
それではなぜ冷凍枝豆は体に悪い・危険というイメージが出てきたのでしょうか?
冷凍食品だから?
冷凍枝豆が体に悪いというイメージは、冷凍食品に対する悪いイメージからきています。
冷凍食品は、添加物などを多く使っているものもあるので、それが体に悪いというイメージにつながり、冷凍枝豆のイメージにも影響を与えているのです。
外国産だから?
もう一つは、外国産ということに対するイメージの悪さからきています。
特に中国産の物に対してですが、あまり衛生的でないイメージがあり、それがそのまま冷凍枝豆のイメージとなってしまっているので、「体に悪い」・「危険だ」というイメージを持つ人が多いのです。
もし心配なのであれば国内産の冷凍枝豆を利用することをお勧めいたします。
国内産であれば、添加物を使っている量も少ないでしょうし、不衛生ということもありませんので、安心して利用することができますね。
枝豆は食べ過ぎると太る?体への影響や適切な量は?
冷凍枝豆に限らず生の枝豆についても、適正な量を食べれば健康に良く、太ることはありませんが、やはり食べすぎると太る原因になります。
枝豆のカロリーは、100gあたり125〜134kcalほどです。
野菜の中ではハイカロリーなほうですが、腹持ちも良く、さまざまな栄養素が含まれているので、置き換えダイエットなどで効果的です。
しかし、野菜の中ではハイカロリーなほうであるが故に、やはり食べすぎるとカロリーオーバーになってしまい太る原因になりますし、摂る栄養に偏りが出ることで、お肌の調子が悪くなったり、お腹の調子が悪くなったりします。
お酒のお供として食べる時は要注意!
お酒を飲む人は特に、食べ過ぎに注意してください。
枝豆には尿酸値を上げる効果のあるプリン体も豊富に含まれているため、食べ過ぎてしまった場合は、痛風発作が起きてしまうかもしれません。
枝豆の適切な摂取量は、間食として枝豆を食べる場合は、70〜150gくらいまで、1食と置き換えるなら180gくらいまでを目安とすると良いです。
何事もやりすぎるのは良くないですね。
枝豆の冷凍と生の違いは?栄養がなくなる?
生の枝豆と冷凍の枝豆では、栄養価にほとんど差はありません。
枝豆に含まれている栄養素は、
- 大豆イソフラボン
- ビタミンB1・B2・Cなど
- 鉄分
- カリウム
などです。
冷凍枝豆は、収穫したばかりの生の枝豆をなんの加工もせずに業務用の冷凍庫で急速冷凍して凍らせるので、その時点で栄養が損なわれるようなことはありません。
むしろスーパーなどの店頭で、ふにゃふにゃの状態で売られている生の枝豆より栄養価が高い可能性もあります。
冷凍枝豆は自然解凍すべき?時間はどのくらい?
冷凍枝豆は自然解凍すべきです。
冷凍枝豆の解凍方法は、
- 自然解凍
- 流水での解凍
- レンジでの解凍
- 茹で解凍
などがありますが、一番栄養が損なわれない解凍方法は、自然解凍です。
自然解凍の場合
常温で大体1〜2時間ほど放置しておくだけ。
この方法だと、ほとんどの栄養素を保ったまま食べることができるのですが、解凍されるまでに時間がかかってしまうことがデメリットです。
茹で解凍の場合
- 「自然解凍では待ちきれない!」
- 「早く食べたい!」
という人には茹で解凍がおすすめです。
1分ほど茹でればすぐに食べることができますが、茹で解凍のデメリットとしては水溶性のビタミン類が多く流れ出てしまうため、自然解凍と比べ栄養価は少し落ちてしまいます。
まとめ
冷凍枝豆は、特に体に悪いわけでもなく、生の枝豆と比べてもほぼ栄養価に差はありません。
自宅の冷凍庫に常備し、お酒のお供にしている人も多いと思いますが、食べすぎなければ栄養価も高くてダイエットにも最適な食べ物です。
お酒のお供としてだけでなく、普段の料理の一品として利用してみるのはいかがですか?