もやしを冷凍するとまずいと感じるのは、もやしが痛んでいるからです。
もやしは非常に水分が多いため、解凍する時に痛みやすい野菜なんです。
ただし冷凍する前の一手間を加えるだけでシャキシャキ感のある美味しいもやしにできるので安心してください。
ポイントは「洗う」ことと「水分を切る」ことです。
この記事では冷凍もやしの臭い匂い対策やシャキシャキ感を残す方法について解説していきます。
もやしを冷凍するとまずい!臭い理由や対処法
もやしを冷凍してまずいと感じるのはもやしが痛んでいる証拠です。
もやしはもともと非常に水分が多い野菜です。
そのため解凍する時にたくさん水分が出てきてしまい、更にその水分によって痛んでしまうのです。
水分と共にうまみや栄養も抜けてしまうため、まずいと感じてしまうんですね。
それだけでなく、独特な酸っぱい匂いがしてくるのも痛んでいることが原因といえます。
対処法としては冷凍する前にしっかりと洗うことです。
せっかく未開封なのに開けて洗うの?と思うかもしれませんが実は洗うことで臭い匂いを防げるんです。
ちょこっと洗うのではなく、ボウルに入れてしっかり洗うようにしてくださいね。
特にひげ根の部分は匂いの原因になりやすいです。
より丁寧に洗うか、手間にはなりますがカットしておくのも1つの手です。
匂いが気になる場合は一度試してみてくださいね。
もやしを冷凍すると日持ちする?腐るとどうなる?
冷凍したもやしは約2週間持ちます。
冷凍しない場合だと冷蔵庫で2〜3日しかもたないので比べるとかなり長い期間の保存が可能だといえますね。
ただし、冷凍していても保存状態によっては腐ることもあります。
こんなもやしは腐っている可能性があるので注意が必要です。
- 茶色に変色している
- シャキシャキしていない
- 匂いがひどい
- 表面がぬるぬるしている
上記のような場合は食べるのをやめておいたほうがいいでしょう。
見た目としては茶色になっている、シャキシャキどころかふにゃふにゃしてる場合は要注意です。
匂いについては洗ってとれればいいですが、洗った後でも臭いのであれば腐っているかもしれません。
冷凍しているから安心とは思わずにしっかり観察してから料理に使ってください。
もやしの冷凍でシャキシャキ感を残すには!
もやしのシャキシャキ感を残すには水分に気を付ける必要があります。
シャキシャキ感を残すもやしの冷凍方法を解説します。
- 袋からもやしを出して洗う
- 水気をしっかり切る
- 冷凍用の保存袋に入れて空気を抜く
ポイントはしっかり水気を切ることです。
もやし自体が水分を多く含んでいるため、洗った後にも水分をきちんと切っておくことが大切です。
一手間かかりますが、キッチンペーパーを使って水分を吸い取るとよりシャキシャキ感を残せます。
この時、優しくポンポンと水分を拭き取るようにしてください。
押し付けるともやしを痛める原因となります。
もやしは意外とデリケートな食材なんです。
買ってきた袋を未開封のまま冷凍する方法もありますが、しっかり洗うことで匂い対策にもなります。
もやしのシャキシャキ感を残すためには「洗う」「水分を切る」この2つに気をつけてみてくださいね。
冷凍もやしの解凍方法は?
冷凍もやしの解凍方法についても気になる方がいると思いますが、実は、冷凍もやしは冷凍したまま使うのがポイントです。
その方がシャキシャキ感を残したまま使えます。
使う場合は保存袋の上から軽くもんでもやしをバラバラにすれば取り出しやすくなります。
冷凍する時に出来るだけ平らにして冷凍するとより使いやすいですよ。
そのままフライパンで炒めたりスープに入れたりして使うことが可能です。
自然解凍をすると、上記でもお話ししたようにもやしが痛んでしまいまずくなってしまいます。
そうならないためにも、もやしは解凍するのではなく凍った状態で使うようにしてくださいね。
まとめ
冷凍したもやしがまずいのは痛んでいる証拠です。
もやしは水分を多く含んでいる野菜のため、解凍時にたくさんの水分が出ることが痛む原因です。
対処法は冷凍する前にしっかり洗うことです。
ひげ根を切っておくのも有効な手段といえます。
洗った後はしっかり水を切ることも忘れないでくださいね。
「洗う」「水分を切る」この2つをしっかり行うことでシャキシャキした食感の残ったもやしとなります。
冷凍しているからといって安心せず、もやしの見た目や匂いがいつもと違う場合はしっかり観察して少しでも怪しければ廃棄してください。
冷凍もやしは解凍せず、凍ったまま使うとシャキシャキ感を残せます。
今まで冷凍もやしがまずくて悩んでいたあなた。
ポイントに注意してシャキシャキの冷凍もやしを使った料理をしてみてくださいね。