保育園は子育て家庭の救世主であり、パートナーです。
しかし、残念ながら保育園の先生がムカつくという声はよく耳にします。
ムカつく、合わない、その理由の多くは、先生の人間性の問題と、技量の問題がほとんどです。
その原因と対処について、これから解説していきますね。
目次
保育園の先生がムカつく原因と対処法を紹介
保育園の先生がむかつく時がある方も少なくないでしょう。
みなさんの経験のあるむかつくエピソードを挙げてみます。
- 子供に対して口調がきつい
- あからさまにお気に入りの子がいる
- 子供の前では不機嫌で、親にはいい顔をする
- わたしは悪くないというスタイルを通して絶対に謝らない
- 嘘をつく
- 気が利かない
- 明らかに子供をみていない
- 不注意で子供が怪我することが多い
思い当たることがあるかもしれません。
ではその原因はなんでしょうか。
原因
ムカつく原因としては、大きく2パターンあります。
- 先生の人間性の問題
- 先生の技量の問題
それぞれの具体例を見てみましょう。
原因1:先生の人間性の問題の例
- 子供に対して口調がきつい
- あからさまにお気に入りの子がいる
- 子供の前では不機嫌で、親にはいい顔をする
- わたしは悪くないというスタイルを通して絶対に謝らない
- 嘘をつく
原因2:先生の技量の問題の例
- 気が利かない
- 明らかに子供をみていない
- 不注意で子供が怪我することが多い
ではそれぞれの対処法をまとめていきます。
対処法
人間性の問題が原因の場合と、技量の問題が原因の場合とで対処法も変わってくるので、それぞれご紹介しますね。
先生の人間性の問題である場合
先生の人間性の問題である場合は、先生ももう大人なので、改善はなかなか期待できません。
まず、子供が家で、よく保育園の話や先生の話をするんだ、ということをアピールしましょう。
親は知っていますよということを伝えることでも、先生も自分の行動を気をつけることが必ず増えます。
また、先生に日常のささいな相談をもちかけることも効果がある場合があります。
頼られていると感じると、自然と責任感を持つことができたり、アドバイスを求める相手には優しくできたりします。
また、ワンターンで解決できるようなことや、質問にすることで、適度なコミュニケーションとして続けることができるのでおすすめです。
人間的にどうなの、と思う先生に限って、孤立していたり、現役のお母さん世代の考えや声が届いていなかったりします。
かつては情熱をもってできていた保育も、マンネリ化し、活力をもって向き合えていないのかもしれません。
そんなときに、保護者とのコミュニケーションが増えたなら、若いお母さんたちと話すことが増えたなら、もう一度心を入れ替えるきっかけになるかもしれませんね。
また、言い方が嫌な先生もいます。
しかし知っていくうちに、親側も先生は我が子だけにこの言い方をするのではない、や、少し問題行動の多い子供が多いクラスに当たっていて余裕がないなど、見えなかったことが見えてくるかもしれません。
ただ、お子さんが、その先生の言い方に傷ついていたりする場合は、違う対処が必要です。
その場合は、先にこちらから謝ってしまうのも手です。
「先生すみません。昨日こんなことがあったみたいで、ご迷惑をおかけしました。」
まずはここで終わりにします。
そこで察知して同じ言い方をしていなければいいのですが、続くようであれば次のように話してみます。
「先生のことは信頼しているし、ご迷惑をおかけしていることも多いと思うのですが、他の子よりもしかしたら感じやすいところがあるのか、『〇〇〇〇〇』という言葉で委縮してしまうところもあるようで・・・」
というように、その言葉はNGだということを具体的に伝えることも必要だと思います。
そのうえで、家庭でなにかできることがあれば教えてほしい、などと付け加えることで、先生のプライドも守りましょう。
先生の技量の問題である場合
まずは当人の先生に何度か事実を伝えます。
若い先生で、気づきがなかなか難しい場合は、社会人経験が長い保護者のほうが、容易に状況をつかむことができることもあるでしょう。
その場合は、
- このようなことに気を付けてほしい。
- こういう時には一言教えてくれると助かります。
- 事前に説明を受けているとこちらも動きやすいです。
このように、先生のプライドを傷つけないよう、自信をなくさないように伝える言い方をしてあげるといいかもしませんね。
それでも全く改善がない場合。
上のポジションの先生に頼りましょう。
まずは、「担任の先生にも伝えたのですが」と付け加えて、同じことを共有してもらいます。
それでも状況が改善しない場合は、基本的に他の保護者からも話が出ているか、職場内でもその先生の仕事のできなさにマークが入っているはずなので、上のポジションの先生に事実のみを伝えます。
例えば、
- 何月何日にこのようなことがあった
- このようなことを聞いたけれど回答がない
- 家に帰ると怪我をしていることを知ったが、特に連絡がなく、説明もうけていない
などです。
保育園の先生が合わないと感じるエピソードは?
人と人なので、合う合わないもあります。
保育園の先生と合わないと感じるエピソードはどんなことがあるのでしょうか。
保育に対する考え方が違う
保育に正解はありません。
だからこそ難しいもの。
先生はプロだけれど、我が子にはこのように育ってほしいという思いがみんなあります。
小学生くらいになり、自我が強くなれば、親の保育観など通用しません。
しかし保育園の間は特に、各家庭の保育観が強く出ます。
保育園は集団で生活するものなので、その分家庭の保育観が通らないことも増え、合わないと感じる方は多いです。
会話のキャッチボールがうまくいかない
ここがうまくできないと、なかなか信頼関係が築いていけないですよね。
預けていても満足度が低くなる原因になりがちです。
目が合わない
目が合わないと、嫌われているのかなと思ったり、嘘をついているのかなと思ったりするものです。
伝えたことや、子供とのエピソード、家族構成などの話を何度しても覚えない
人間関係において、ささいなことも覚えてくれているのは、気にかけてくれていて嬉しいものです。
逆に何度か話題に出て、そのときは会話が盛り上がっても、少し後には覚えてくれていないと、興味がないのかなと寂しく感じますよね。
保育園の先生が怖いと子供に言われた時の対処法は?
我が子が保育園の先生が怖いと言った時、親はどのように対応したらいいのでしょうか。
保育園の他の先生からの情報を頼りましょう。
基本的に保育園では、担任の先生がいますが、その他副担任や、補助の先生、主任の先生など、サポートしている先生がいます。
年度初め等で子供も慣れていない場合、かつ通い初めた年度ではない場合、信頼できる前任の先生や主任の先生がいるのであれば、その先生に、どうしたらいいと思うかと、軽く話してみるのもいいかもしれません。
現在の担任の特徴や、活動にこういう点があるのでそれが嫌なのかもね、などと、有効な情報を得られる可能性があります。
そのことにより、親から子供に説明できることや、預ける前にできる声かけがあるかもしれません。
子供は、経験が少ない分、予想できないものが多いものです。
予想できないものが多いということは、心構えがなく、傷つきやすい状況です。
わかる範囲で心の準備をさせてあげることで、恐怖や心配を取り除けることができれば、それに越したことはありません。
まとめ
保育園の先生がムカつく。
そうはいっても理由は色々です。
担任は一年でしょうが、小さい子供にとっての一年は大きいものです。
平日の起きている時間のほとんどを預けると思えば、親子共に環境の良いところを望むのが当たり前です。
そこはあきらめずに行動をおこしましょう。
しかし親だけで抱えていても改善向かわないことが多いです。
その上で、大事なことがあります。
それは、
- 子供の耳に先生の悪口を入れないこと。
- けんか腰になったりして、大人としての行動として思わしくないことをしないこと。
- 保護者同志で悪口を共有しないこと。
です。
保育園は働く家庭にとって、なくてはならないものです。
保育士不足も深刻です。
保育士と親子がうまくいくためにも、ぜひあきらめずに関係を築きたいですね。