考え方

人(妻)の気持ちに寄り添えない夫の共通点!思いやりがない・何を言っても通じない時の対処法は?

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人の気持ちに寄り添えない人にも理由があります。

その一つは周りに気遣いを受けすぎて裸の王様状態だったり、人に優しくされた経験がなかったりした場合

もうひとつはコミュニケーション障害の疑いです。

 

見て見ぬふりをできる問題はいいですが、家庭内では必ず解決の糸口を探さなければならない決断もあります。

悩みに悩んで出した意見も、通じず、ただ喧嘩だけをして終わる。

しかし解決はできない。

難しく重要な問題のたびに、それは起こり、悪循環となっていきます。

 

なぜ夫がそんな人なのかの原因と、そういう場合どうしたらいいのかの対処法を考えていきます。

 

人の気持ちに寄り添えない夫の共通点や特徴

人の気持ちに寄り添えない夫の共通点はなにでしょうか。

それは一人で生きていることです。

 

現実はもちろんひとりでは生きていません。

たくさんの人間が関わりながら社会生活をしています。

でも、人の気持ちに寄り添えない夫は一人で生きている気分なのでしょう。

 

共通点や特徴

それでは具体的な特徴の共通点を挙げてみます。

 

相手を見ていない

基本的に関心がないタイプですね。

  • 妻が、子供が、両親がどんな生活や動きをしているかに興味がない。
  • 髪を切ろうと、帰りがいつもより遅かろうと、ご飯の味付けが変わろうと気づかない。
  • 一度した話も基本覚えていない。
  • 自分以外の人間関係を覚えようとしない。

 

その場しか考えない

  • いまがなぜそうなったのかの伏線や経緯を考えない。
  • 自分が車を乗って遊びに行くと家族はどうなるのかなど考えない。
  • 予定を自分だけで決めて一方的に伝えてくるだけ。
  • 急な出張や飲み会になっても、大変である自分のことを考えるのみ。

 

言葉のそのまましか受け止められない

  • 建前と本音があることを考えない。
  • (たとえば)両親の状況からして、本当はこうしてほしいのではないかと助言すると、そんなはずない、と怒る。
  • 言葉のキャッチボールが下手で、言葉どおりだけしか伝わらず、察するところがゼロ。
  • いちいち説明が必要。

 

自分を顧みないから気づかない

これまでの例を挙げると、大抵の人は、それがどれだけ自分勝手であるかを感じます。

もしかしたら、人の気持ちに寄り添えない夫も、この文だけを読めば、勝手だなぁと思うかもしれません。

なぜなら、特に自分の行動に疑問を持たないからです。

 

自分が間違っていないか、人を傷つけていないかなど、考えたこともないかもしれません。

自分の口から出ている言葉を思い出して反省したり、後悔した過去の失敗などもなく、明るく生きているかもしれませんね。

 

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夫に何を言っても通じない時の考え方や対処法を紹介

同じ言語を話すのに、なぜ通じないのか、という腹立たしい経験、ありますよね。

通じないことの原因はふたつ考えられます。

  • 通じないのではなく、聞く気がない聞く耳を持たない
  • 潜在的コミュニケーション能力の無さの問題(医学的なコミュニケーション障害)

 

この二つについて、それぞれの考え方と対処法を書いていきます。

 

通じないのではなく、聞く気がない聞く耳を持たない

この場合は、夫は話し合いを極端に嫌います。

変わること、変えられることが嫌なのです。

また、人との深い付き合いを面倒だと感じており、不機嫌を通したり、なぜこうしてほしいと言っているかなどの細かい理由を聞こうとしません。

妻の話し方や、なにの話か分かった段階で耳を塞いでいなくとも、話はシャットアウトです。

 

対処法

この場合は、しつこく言うと逆効果です。話し合いたくなのですから。

 

話し合わなくても済む方法をとることをおすすめします。

それはオープンクエスチョンではなくクローズドクエスチョンを採用することです。

オープンクエスチョンとは回答範囲に制限を持たせず、自由な意見を求めるもの。

 

クローズドクエスチョンとは回答範囲に制限を持たせたもの。

わかりやすい例でいえば「YES」「NO」で答えられるものなど。

 

また、話が長くなることもやめましょう。

話が長いと結論まで夫は付き合う気を無くします。

クローズドクエスチョンで相手の意見も聞き入れて、二人で決めたように持っていきながら最短距離で結論に至らせることをおすすめします。

 

潜在的コミュニケーション能力の無さの問題

人との意思疎通が困難、他人の気持ちを察することができない、空気を読むのが苦手、などの比較的軽度の場合から、発達障害や不安障害、パーソナリティ障害といった診断名がつくような場合まであります。

しかし、少し変わった人、程度でやり過ごしていたり、学校の成績が良い、運動ができる、性格が明るい、などプラスの要因で、多少空気が読めなくても乗り越えられたパターンもあります。

 

そういった場合、付き合っているときやしばらくは気づかないこともたくさんあります。

それは多少気になる発言や行動があっても、基本的に好意が優勢なので、相手を否定する感情が生まれにくいからです。

 

しかし結婚生活が長期化すると、抱える問題が複雑化します。

  • 親の高齢化
  • 夫の出世や転職
  • ライフスタイル
  • メンタルヘルス
  • 子供の問題(有無に関わらず)
  • 金銭問題
  • 病気

 

夫婦は、互いの問題で悩んでいることは少なく、夫婦を取り巻く環境に影響され悩みが増えていきます。

 

そんなとき、話し合いができるかできないかは、夫婦の信頼関係を大きく左右します。

たとえ言い争いになろうとも、互いに納得の主張であれば尊重できる部分もありますが、何を言っても通じないと、解決に向かうことができません。

 

家庭内の問題は外からは見えず、閉鎖的なコミュニティであることが余計に妻を苦しめることになるでしょう。

 

対処法

この場合は、言葉にして伝えることが解決策です。

その言葉は状況経験により、妻がいい球を投げる必要があります。

夫の理解のできる言い方、夫が反応できるタイミング、たくさんのことを言わない、途中経過を挟む、など。

 

子供のころにコミュニケーション障害が発見されず、社会に出て働き始めると、つらい目にあう例はとても多いです。

その場合、妻のその当たり前にかけた言葉に、実は毎回傷ついていることもあり得ます。

  • 「なぜわからないの」
  • 「考えたらわかるじゃん」
  • 「こうすればいいのに」
  • 「どうしてそうなるの」

 

もしかしたら、そんな言葉の数々を社会からかけられ、家庭の外で傷ついて帰ってきていたのかもしれません。

そうであるならば、緊張感のある夫婦間の話し合いは、夫にとって最悪の時間となるでしょう。

夫は、妻にはそんな扱いを受けたくないというのが本音ですもんね。

 

少しでも思い当たることがあれば、夫に言葉にして伝える時、プライドを傷つけない言い方や、今まで言われて嫌だったであろうワードを避けることをおすすめします。

そのことで、同じことを言っているのに、素直に夫がいうことを聞き入れることもあるはずです。

夫は「気づきがなく」「キレやすい」人かもしれませんが、言われていることが本当にわからないのに、いつも責められると思い、苛立ちを抱えているかもしれない可能性を考えましょう。

 

思いやりがない旦那と離婚するか我慢するか迷ったら?

まずは離婚のメリットとデメリットを書き出すことをおすすめします。

 

離婚は悪いことではありません。

しかしその時の感情のままに動くのは危険です。

離婚をするとして、長いスパンでどのようなことが起こりうるのか、紙にでもスマホにでも、書き出してみてください。

 

離婚のメリットとデメリットを書き出す

第三者が考えるメリットとデメリットは以下です。

【メリット】

  • 精神的苦痛から抜けだすことができる
  • 前向きな生活を送ることができる
  • 子供など近い関係の人に対して余裕をもって接することができる
  • 夫に関して悩む時間を違う時間にできる

【デメリット】

  • 金銭面に不安
  • 新生活への精神的不安
  • 夫に恨まれないかなどの事後処理の不安
  • 名前や住所、名義などの変更に伴う事務手続きの面倒さ
  • 将来への不安

こうしてみてみると、デメリットは不安が多いです。

まだ見ぬ新生活はやはり不安ですよね。

 

我慢する場合は、現状維持が可能か考える

我慢する場合は、現状維持が可能かどうかを目安にしてみてください。

いまの生活を継続できるのか。

荒波を立てずに、やり過ごすことが可能か。

現状維持をするためには、デメリットを頭に入れて、覚悟を決めましょう。

 

現状維持のための心の整え方

現状維持をしようと決めた方も、なんとなく続けてもまた限界が来ます。

意味のある時間にするために気をつけることがあります。

 

まず「いつまで」という目標で刻む

  • 翌年の結婚記念日まで
  • 仕事がフルタイムで決まるまで
  • 子供が成人するまで

 

夫の存在理由を決める

  • 金銭面
  • 子供の父親
  • 防犯上家庭内の大人の男

 

現状維持の場合、夫からのストレスに受け身にならず、自分の敷いたレールを夫に歩かせているくらいの気持ちで臨むと、前向きに過ごせるかもしれませんね。

 

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まとめ

現代は発達障害への関心も高まり、少しでも夫婦関係がうまくいかなかったら、夫(妻)は発達障害なのでは、という相談をする人も増えています。

発達障害はその人の先天的な特徴です。

発達障害の人が一番苦手とされていることは、非言語コミュニケーション。

女性が一番口にしがちな「察してよ」ということが不得意なのです。

 

離婚するにしても現状維持をするにしても、一度冷静になって、どうしてこの人はこうなったのかという夫の気持ちや背景を考えてみてほしいです。

そして夫への伝え方を変えることでうまく付き合えないか、この人は本当に性格の悪さや意地悪で思いやりがないのかを判断してみてください。

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