日本人であれば、誰もが一度は食べたことのあるであろう駄菓子“うまい棒”。
そんなうまい棒のパッケージにいつもいるキャラクター、まぁるい頭のあのキャラクター・・・どことなく、ドラえもんに似ています。
似てるのですが、うまい棒のキャラクターはドラえもんのパクリではありません。
でも、そっくりですよね・・・いやいや、パクリじゃないの?って思いますよね。
しつこいようですが、、、うまい棒のキャラクターはドラえもんのパクリではありません。
パクリではないのであれば一体何者?
今回は気になるあのキャラクターについて、徹底的に調べてみました!
目次
うまい棒のキャラクター名は?ドラえもんを意識してる?
うまい棒のパッケージにいる、あのキャラクターの名前は“うまえもん”と言います。
ちなみに名前が決まったのは2017年。
うまい棒が発売されたのが1979年。
実に40年近くも名前がないまま君臨し続けた“うまえもん”
ちなみに、ドラえもんが誕生したのは1969年でアニメ化したのが1973年。
ほぼ同時期に生まれている彼らですが、“うまえもん”がドラえもんを意識して作られたキャラなのかどうかについては今も真実が語られていないというのが本当のところです。
年数だけを見ると“うまえもん”の方が後なので色々と考えを巡らせてしまいますよね。
ドラえもんを知った上で“うまえもん”をパッケージ化したのかどうかは今はもう闇の中ですが、知らずに生み出されていたとしたらもしかしたら発売当初は会社のかたも戸惑ったのかもしれません。
テレビでたまたま見かけて、、、似せて作ったつもりはないが、似ているぞ・・・!という風に戸惑ったのかもしれません。
これは飽くまで私の想像ですが・・・。
どちらが先にせよ、制作に携わった人は類似していることについてはどの取材に対しても特にコメントをすることはないご様子なのです。
うまい棒のキャラクターはパクリ?著作権はどうなの?
“うまえもん”が“ドラえもん”のパクリなのかどうなのかということは依然として闇の中・・・。
ですが、見れば見るほど似ている両者。
様々な題材を取材してその結果を描いているレポート漫画『カオスだもんね!』という漫画の作者の水口幸広さんが、うまい棒の開発者に制作秘話などを取材したとき、キャラクターについては触れることが出来なかったと仰っています。
その理由が
「21世紀の現在で10円という価格で販売され続けているのは企業努力の結晶。それを知ったがゆえにあの微妙なキャラクターについて触れることが出来なかったことを読者にお詫びしたい。」
ということなのです。(引用元:うまい棒 – Wikipedia)
今や国民のどの世代にとっても代表的な駄菓子として人気があり、売れ続けているうまい棒。
それはきっと、値段だけではなくパッケージにいるどことなく愛嬌のある“うまえもん”にも要因はあるはずです。
パクリなのかどうなのかはっきりして欲しい気になる・・!
というかたもおられるかとは思いますが、もうここまで来ると察した方がよいのでは・・とも思ってしまうのも正直なところです。
やおきんさんも藤子さんも子どもたちに夢を与える立派なお仕事をされ続けています。
どちらも訴えたりすることなく今まで来ているのは、共存してゆくための黙認なのかもしれません。
ただ、うまえもんの名前がついたのはごく最近の話。
姿カタチは似ていても、名前を似せる必要は・・?著作権的にもどうなの・・とひっかかります。
どうやらうまい具合にすり抜けてきている、とのことなのです。
姿カタチが似ていたのはたまたまで、名前は全くちがうのだから別物です。
という解釈がベターな気配がどうやらただよっていますね・・・(笑)
うまい棒のキャラクターの歴史!いつから生まれた?
うまえもんの歴史は遡ることおよそ40年前、1979年にうまい棒が発売された当初からパッケージキャラクターとして登場していました。
実は、うまえもんはそれ以前から存在をしていました・・!
それはうまい棒が発売する以前のことです。
“うまい棒”ならぬ“うまいうまいバー”という駄菓子があり、うまえもんは“うまいうまいバー”が発売されたときに既にパッケージキャラクターとして登場していました。
うまいうまいバーの発売された年はやおきんさんの方でも今では詳しいことは分からないのだそうですが、1979年より以前であることは確かです。
うまい棒が発売する前から存在していたうまえもん。
そんな彼は1978年9月28日生まれのおとめ座。
今が2021年なので、43歳・・・?!
結構、歳を重ねているんだな・・と思いますが驚くことに、彼は10年に一度しか年を取らないのだとか。
だとしたら4歳?・・おかしい、何かがおかしいぞ、だって幼い子どもには見えないぞ・・。
さらに、詳しいプロフィールを見ていくと他にもなかなか面白い所があります。
先ず、生まれ故郷は宇宙の遠い星なのだとか。
そうかじゃあ歳の取り方が地球人とは違うわけだ、うんうん・・と無理矢理に合点することにしておきますか・・・。
そしてさらに面白いのですが、やおきんさんの公式ページによれば実はうまえもんはめちゃくちゃモテる設定だとか・・・!
ある時はサッカー選手、ある時はサーカスの団員、またある時は漁師・・・などなどどんな職業もこなす多彩さ!
めちゃくちゃモテるからこそ、駄菓子界で君臨し続けているのか・・と納得(?)です。
駄菓子屋の歴史も面白い!
ここで少し話がそれてしまいますが、うまい棒をはじめとする駄菓子そのものの歴史も興味深いので話そうと思います。
駄菓子というものは値段が安くて、パッケージはカラフルで楽しいデザインのものが多くそして、食べて楽しい。
夢の詰まったモノだと、大人になってから駄菓子を見てそう思うようになりました。
はてさて、そんな駄菓子の文化はいつから始まったのでしょうか・・気になって調べてみたところ遡ることなんと江戸時代!!
当時、貴族は白いお砂糖の使われた“上菓子”を楽しみ、庶民は黒いお砂糖を使った“雑菓子”を楽しんでいたようです。
“雑菓子”がいつしか“駄菓子”と呼ばれるようになり、それを売るお店が駄菓子屋に発展したのですね。
小学生の頃は早く下校出来る日には帰ったらすぐに、決められたお小遣いをにぎりしめて私も駄菓子屋へ走ったものでした・・その額たったの200円!
ですが、限られた金額の中でお菓子を選ぶことはそれはそれは楽しかったです。
もちろんその中にはうまい棒も入っていましたね。
色々な味があって悩んだことも楽しい思い出・・・
ちなみに私が好きだったのは明太子味とたこ焼き味でした。
そんな話から考えられることなのですが、子どもながらにお金の使い方なんてのを身につけられたなぁ~なんて思います。
実際、駄菓子屋さんはお金をどう使うのか・・ということを学ばせてくれる社会的役割も担っていたようです。
近年、駄菓子屋さんは街から随分減ってしまった印象がありますが、そんな役割があるのか~ということを知ると昔ながらのお店や商店街の重要性が分かって面白いですね。
うまい棒のキャラクターに女の子が!実は妹?
さてさて、うまえもんの魅力についてここまで話してきましたが近年、更なる驚きの発表があったことも記憶に新しいのです。
その発表とは、、、
『うまえもんには妹がいます!その名もうまみちゃんです!』というものでした。
そう、それは2017年のことでした。
うまえもんの妹さんということで、同じような身なりをイメージしますがところがどっこい、見た目がどこからどう見ても人間!
え!同じ親からほんとに生まれた?
その他にも、疑問の連続でツッコミどころ満載のうまみちゃん。
名前だって、ドラミちゃんと似てない?・・・てなりますよね(笑)
多くは言いません。
どうぞ、公式サイトをじっくりとご覧ください・・・・・。
(引用元:プロフィール | うまみちゃん公式サイト (umamichan.jp))
まとめ
うまえもんはパクりなのかどうなのか・・・というお話をしてきましたが、調べれば調べるほど魅力が溢れていた“うまえもん”
もはや、私は彼がパクられたのかどうかということはどうでも良くなってしまいましたが・・・いや、はっきりしてください!!という方もおられましたらごめんなさい。
彼を生み出した人は今や謎のまま、この問題はこれからも闇の中なのかもしれません。
それはそれで面白いなと、こちらとしても想像をめぐらせられて楽しいかと思います。
何はともあれうまい棒が国民的駄菓子であり続けることや、ドラえもんも国民的アニメであり続けることを応援したいと思います。