祖父母が孫を可愛がってくれることは嬉しいですが、孫をダメにする祖父母がいると聞けば不安になりますよね。
孫をダメにする祖父母の特徴は、何でも買い与えたり、孫育てに積極的すぎる祖父母です。
孫を生きがいにしすぎている場合も、悪影響を与える可能性があるので対策が必要かもしれません。
この記事では孫をダメにする祖父母の特徴やその対策などについて解説しています。
思い当たるのであればぜひ参考にしてみてください。
目次
孫をダメにする祖父母とは?
孫をダメにする祖父母の特徴はいくつか考えられます。
- すぐに何でも買い与える
- 孫育てに積極的すぎる
- 孫を生きがいにしている
すぐに何でも買い与える
すぐに何でも買い与えてしまう祖父母は多いのではないでしょうか。
孫が「欲しい」と言ったからといってすぐに買ってしまえば、祖父母は何でも買ってくれる存在だと思ってしまいます。
私の親も子どもが欲しいと言えばすぐ買い与えてしまう傾向にあるので少々心配です。
親としてはプレゼントをしてくれるのは嬉しい面もありますが、与えすぎは危険です。
孫の我慢するという気持ちを育てることも大切ですね。
孫育てに積極的すぎる
孫を自分の子どものように思い、口出ししてくる祖父母は孫をダメにする可能性があります。
もちろん子育ての先輩としての意見はありがたいのですが、過剰すぎると親とのトラブルの元になりかねません。
孫が言う通りにならないと、祖父母がきつくしつけすぎてしまうことも考えられます。
そうなれば確実に孫にとっては悪影響といえるでしょう。
孫を生きがいにしている
孫を生きがいにしている祖父母は意外と多いのですが、行き過ぎると孫をダメにする恐れがあります。
孫を生きがいにしているとついつい甘やかしてしまい、言うことを何でも聞いてしまうことも。
そうなると、孫が自立する機会を奪ってしまいます。
確かに孫は我が子とは別物のかわいさだと聞きますが、適度に可愛がって欲しいものですね。
孫をダメにする祖父母が孫に与える悪影響とは?
孫をダメにする祖父母が孫に与える影響をあげてみましょう。
- 自分の思い通りにならないと怒る
- ものを大切にできない
- 自立できない
自分の思い通りにならないと怒る
祖父母が自分の言うことばかりを聞いてくれていたので、思い通りにならないと怒るようになります。
祖父母に甘やかされているため、やっていいことと悪いことの分別がつかない場合も考えられます。
親がちょっと注意するとすぐに怒り出し「祖父母がいい!」と言い出しかねません。
ものを大切にできない
望むものをなんでも買い与えられていたため、ものを大切にできない子どもになってしまいます。
壊れたとしても、また買ってもらえばいいという気持ちが芽生えてしまうのです。
好きな時にいつでも買い与えてしまうと、我慢できないばかりでなく大切に使うという気持ちまで持てなくなります。
自立できない
祖父母が子育てに口を出しすぎたり、甘やかしたりすると自立できない子どもとなってしまいます。
祖父母が何でも決めてくれて、失敗しないように育てられるといざ失敗した時にどう対応していいか分からなくなってしまいます。
自立心を育てるためには自分で選択させ、経験を積み重ねることが大切ですね。
孫が生きがいな祖父母は迷惑?
孫が生きがいな祖父母は迷惑なのかどうかみていきましょう。
孫が生きがいな祖父母は迷惑ばかりとは言えません。
孫を可愛がってくれるのは親としても孫本人にしても嬉しいものです。
祖父母が甘やかしすぎることなく、孫や親と良好な関係を築けていれば、ちょうどよい距離感で見守ってくれる存在となります。
孫にとって祖父母の家が息抜きできる一つの居場所になるかもしれませんね。
孫だけが生きがいのパターンは危険
とは言っても孫だけが生きがいである祖父母は危険かもしれません。
孫にばかり関心がいきすぎて、あれこれ口出しをしてくる可能性があるからです。
そうなれば、親にとっても孫にとっても悪い影響が出ることが考えられます。
甘やかしや過干渉には注意して、その傾向が見られる場合はすぐに対策をとることが大切ですね。
祖父母には孫以外にも趣味などを見つけて生活して欲しいですね。
孫をダメにする祖父母への対処法について
孫をダメにする祖父母への対処法をいくつかあげていきます。
- ルールを共有する
- 今と昔の違いを伝える
- 距離を取る
ルールを共有する
各家庭には子育てにおけるルールがあると思います。
もちろんそれは祖父母にも守って欲しいところですね。
ルールを共有して守るよう促すことで、孫をダメにする祖父母へ対処できます。
- 遊ぶ時は宿題をしてから
- お菓子の個数や時間の決まり
- プレゼントの制限
上記のようなルールを祖父母にもしっかり守ってもらえれば、親としても安心できそうですね。
今と昔の違いを伝える
今と昔では子育てに関するルールが変わっています。
そのため、祖父母世代では当たり前だったことも今では違う方法に変わっていたりします。
よかれと思ってやっていただけで、伝えればきちんと対応してくれる見込みもあります。
違うことを伝えるのは勇気がいりますが、子どものためにも今の情報をきちんと伝えてみましょう。
距離を取る
上記の方法を試しても難しい場合は、思い切って距離をとりましょう。
言っても伝わらないのであれば仕方ないですね。
距離を置いている間に、もしかしたら考え方が変わってくれる可能性も。
最初はやんわりと理由をつけて距離をとるようにしましょう。
- 子どもの部活動が忙しい
- 仕事で時間がとれない
- 行事で忙しい
上記のような理由だと角を立てずに距離を置くことができます。
上手に言っても通じないようであれば、その時はズバッと真実を告げる勇気も必要ですね。
まとめ
孫をダメにする祖父母の特徴として3つありました。
- すぐに何でも買い与える
- 孫育てに積極的すぎる
- 孫を生きがいにしている
孫をダメにする祖父母が与える影響としては、自分の思い通りにならないと怒る、ものを大切にできないことが考えられます。
ほかにも、甘やかしすぎて自立できない可能性もありますね。
対処方としてはルールを共有したり、今と昔の違いを教えたりしてみましょう。
それでも無理な場合は、距離を取るのも1つの手です。
孫はとてもかわいいものです。
しかし、いきすぎた干渉は孫をダメにしてしまいます。
祖父母が特徴に当てはまらないか参考にしてみてくださいね。