男性の白髪は平均何歳くらいから生えているのでしょうか。
平均は35歳前後のようです。
白髪が生えた時、抜いてはいけません。
切る?染める?染めるタイミングは?
多くの男性が白髪に対して思っていることや、若白髪の原因など、調べてみました。
目次
白髪は何歳から生えてくる?男性の場合は?
白髪は40代から。そんなイメージがありませんか?
調べてみると、生え始める人の多くは男女を問わず35歳あたりから、白髪を見つけるようになったとのこと。
35歳というと、白髪だけでなく、体形や肌、体力なども、ちょうど変化を感じ始める頃ですね。
男性の白髪はいつから染めるべき?平均は何歳?
男性の白髪。平均は35歳と言われていますが、いつから白髪染めを考える人が多いのでしょうか。
これに関しては2パターンあるようです。
- 10代20代で白髪がある場合、早くから白髪染めを考える人が多い。
- 平均的な35歳前後から白髪が増え始めた人の場合、40代あたりから白髪染めを考える人が多い。
との事です。
白髪染めをしようと思った理由
男性が白髪染めをする理由としてはどのようなものが多いのでしょうか。
一位は「若く見られたい」
二位は「白髪がないほうがカッコイイ」
でした。
白髪が目立って気になる。染めたい。
と思ったタイミングに多くの方は行動を起こしています。
最近では白髪染めの種類もたくさんあり、色合いや染め上がりの持ちもとても良くなっていますので、必要に迫られて仕方なくというより、「ファッションを楽しむため」という理由で積極的に考える男性も多くなっているようです。
あとひとつ、おもしろい結果がありました。
男性は白髪染めを始めた年齢の平均は40.4歳。(女性41.9歳)
白髪染めを辞めた年齢の平均は62.4歳。(女性68.5歳)
この結果を見ると、男性も女性も40歳あたりになると白髪が目立つようになり、見た目を若くするために、白髪染めをスタートしていることがわかります。
女性のほうが染め始めの平均が遅い理由は、ずっとヘアカラーを楽しんでいる人が多く黒髪ではないので、茶髪やアッシュカラーなどで白髪をごまかしやすいことや、白髪染めをすることに抵抗があることが考えられます。
しかし白髪染めを一旦始めると、女性のほうが平均6年も長く白髪染めを続け、白髪ケアをしています。
それは、男性の白髪ヘアは貫禄がありカッコイイですが、女性の場合は少しでも若く見られ続けたいという方が多いからかもしれませんね。
白髪染めをしない理由
白髪がまだまばらで少ないうちは、白髪を切るなどセルフケアで対処をするのが多数派です。
そして、男性の中には、白髪を一度も染めない人も多く、それは35歳前後の社会人となれば、学生時代のようにヘアカラーをすることも少なくなり、あえて髪色を変えることを考えない人も増えるからかもしれませんね。
若白髪の原因(男性)は?何歳まで若白髪?
一般的に若白髪とは10代~20代で生えている白髪のことです。
それでも全体の10数%の男性は若白髪があったとのアンケート結果もありますので、若白髪があることは珍しいことではありませんね。
しかもそれが近年増えているという情報も。
では若白髪の原因とは?
原因としては5つのことが主に考えられます。
①遺伝
はっきりと解明されているわけではありませんが、若白髪のなりやすさは、やはり遺伝的要因が強いとされています。
おじいちゃんもお父さんも若くから白髪になった。そんな方はきっと自分もそうなるという覚悟があるかもしれませんね。
同じ環境で過ごしていても、白髪が生えてくる人もいれば、全く生えてこない人もいます。
それはやはり、遺伝的要因が関係しているからかもしれません。
②ストレス
10代20代は、学校生活での人間関係、受験や就職など、経験のない環境の変化やプレッシャーも多く、日々のストレスは気づかないうちに溜まっています。
みんな一緒、人ができているのだから自分もと我慢を重ね、頑張っている人も多いでしょう。
しかしストレスが与える影響は多岐にわたります。
まず、ストレスを受けると、毛細血管が収縮し、頭皮が血行不良になります。
頭皮の血行不良は白髪と薄毛の原因になります。
また、細菌などから身体を守るために必要な、活性酸素が必要以上に増加するとも言われています。
活性酸素の過剰な増加は健康な細胞を破壊し、肌トラブルの原因となり、頭皮にも悪影響を及ぼします。
なるべくストレスを溜め込まないように、自分にあったストレス解消法を見つけたいものです。
忙しい現代社会においては時短でできるものを考えたいですね。
ひとつ、蒸しタオルでアイマスク、がおすすめです。
水で濡らしたタオルを絞り、レンジでチンするだけで完成です。
目の奥がじんわりと温まって血行が良くなり、リラックス効果が期待できます。
また、ヨガやストレッチも比較的時間をかけずにできるのでおすすめです。
続けることで運動習慣が身に付きます。
軽くでも体を伸ばしたり動かしたりすることで、血流を良くなり、慢性的になってしまった凝りや冷えを解消し、ストレス解消の助けになります。
③栄養不足
栄養バランスの崩れも、白髪の原因と関係しているようです。
忙しい日常に追われ、ご飯はとにかく空腹を満たすだけ、となっている人も多いはず。
髪に必要だといわれている栄養は、銅、亜鉛、鉄分、タンパク質、カルシウムなど。
栄養バランスの良い食事は、意識的に摂らないと難しいものです。
身体を整えて、髪に栄養を与え、白髪の増加を予防しましょう。
白髪に効果的とされている食べ物の中でも、日常の食事に簡単にプラスできる食材は、黒ゴマ、海藻類、チーズです。
④生活習慣の乱れ
ここで一番に考えられるのは睡眠不足です。
22時から2時の睡眠のゴールデンタイムにベッドに入れていますか?
また、時間はとっているものの、良質な睡眠をとれていないパターンもあります。
バスタブに浸かってゆっくりと心と体を癒し、寝るギリギリまで携帯などを見ないようにして、質の良い睡眠を目指しましょう。
喫煙も原因となっているかもしれません。
喫煙は、血行不良を起こします。
血行不良は白髪の原因となります。
⑤病気
病気によっても白髪になることがあります。
急に白髪が増えたり、白髪が増えたと同時に体調が悪化した方は、一度受診を考えるのも良いかもしれません。
白髪と因果関係があると考えられる病気には次のようなものがあります。
- 甲状腺の病気
- 成長ホルモンの病気
- 貧血
- 白斑
- ウェルナー症候群など
まとめ
ほとんどの人は加齢により白髪が増えてきます。
理由はメラノサイト(色素細胞)の働きが悪くなるから。
メラノサイトの働きが悪くなると、メラニン色素の生成ができなくなり、白髪になります。
メラノサイトの働きの悪化、あるいはメラニン色素が減少する理由は、現在でもはっきりはしていませんが、有力な原因は、加齢、遺伝、ストレスと言われています。
白髪を発生させない、増やさないための一番の近道は、基本的な健康な生活を心がけることだと思います。
前述したように、ストレスを溜めないよう、自分にあった方法でリフレッシュをすることや、規則正しい生活を送り、バランスの良い食事をすることは、効果的な白髪予防になります。
若白髪の男性は10数%いると言われ、しかも年々増加傾向にあります。
理由としては、遺伝要因も強いものの、ストレスなども深く関わっているようです。
自身を守った健康な暮らしをしながら、白髪ケアもできれば一石二鳥ですね。