激しい運動をしたりたいして暑くもないのに、頭や顔から大量の汗をかいてしまう経験はありませんか?
頭や顔から大量の汗をかくと、髪が濡れてしまったりベタついたようになったりしてしまい、見た目も悪く清潔感がなくなってしまいますよね。
人は、出会って2秒ほどでその人がどんな人なのか判断することが多いそうです。
そんなときに髪や頭が濡れるほど大量の汗をかいていると、少なくともあまり良い印象は与えません。
ですが、汗で髪が濡れるようなときは、首筋を冷やしたりツボを押したりなど、結構簡単なことで解消することもあるんですよ。
この記事では、汗で髪が濡れる時の対策や頭からの汗を止めることはできるのかどうかについて紹介いたします。
体の不調を表すような場合についても紹介いたしますので、ぜひ最後まで御覧ください。
ちなみに、汗で前髪がびしょびしょにならないための事前対策や、なってしまった時の事後対策についてはこちらの記事で紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
⇒前髪が汗でびしょびしょにならないための対策!濡れてしまった時の対処法は?
目次
汗で髪が濡れる時の対策とは?
汗で髪が濡れるときの対策法は、具体的に3つあります。
- 首筋を冷やす
- ツボを押して見る
- 制汗剤(ミョウバン水など)を使う
首筋を冷やす
汗をかく原因として体温の上昇があります。
体は、血液を使って体全体に熱を広げていますので、太い血管が通っている場所や血管の多く通っている場所を冷やすことで、体温の上昇を抑えることができます。
首筋は、大動脈と大静脈という体で一番太い血管が通っている場所であり、なおかつ皮膚が薄い場所なので、外部からの冷却効果が出やすい場所です。
首筋を冷やすことで、比較的早めに汗が出にくくなります。
ツボを押して見る
ふたつめの方法が、制汗のツボを押して見ることです。
人の手には、「合谷(ごうこく)」というツボがあります。
手のどのあたりにあるのかというと、人差し指と親指の骨が繋がっているポイントです。
親指の骨を手首の方になぞっていくと、人差し指の骨と合流しているポイントを簡単に見つけることができますよ。
制汗剤(ミョウバン水など)を使う
薄いミョウバン水などの「制汗剤」を使ってみるのもひとつの方法です。
ただ、ミョウバン水の濃度や個人差で肌が荒れてしまうこともあるので、注意してください。
おすすめの制汗剤はこちら。
男女問わず使うことができ、敏感肌の人でも安心して使える優しい制汗剤です。
制汗効果もありますが、ミョウバン水によるデオドラント効果もかなり高く、汗をかいた際の気になる匂いにも効果が期待できますね。
頭からの汗を止める方法ってあるの?
頭からの汗を止める方法は、残念ながらありません。
ですが、先に紹介したように汗が出るのをできるだけ抑えることはできます。
それと併せて、汗自体を止めるというよりも汗をかいても問題ない状態を作ることや、見た目の清潔感を損なわないようにすることが大切。
具体的には、次の通り。
- こまめに汗を拭く
- 適切な方法で髪や頭皮を洗い、清潔に保つ
- ヘッドスパなどでケアする
特にヘッドスパはおすすめで、炭酸ヘッドスパは頭皮も気持ちもスッキリしますよ!
頭と顔の汗がすごい!原因は何が考えられる?
特に暑かったり辛いものを食べたりしていないのに、頭と顔の汗がすごい場合、もしかしたら「顔面・頭部多汗症」かもしれません。
症状は、特に暑くもなく辛いものや熱いものを食べたり飲んだりしていないのに、顔や頭から大量の汗がてきます。
原因は様々ありますが、病気などが原因となって起こるものを「続発性多汗症」といい、原因が特定できないものを「原発性多汗症」といいます。
続発性の場合は、自律神経失調症や更年期・糖尿病などの病気が原因になっていることが多いので、病気の治療をすることで、改善される可能性があります。
原発性の場合も運動不足や精神的なストレスが影響していると考えられるので、できるだけリラックスした環境に身を置くことでよくなる可能性があります。
続発性も原発性も、病気の治療や心身のケアが大切ですね。
もし思い当たる人は、一度病院を受診してみるのをおすすめします。
まとめ
汗は普段の生活では軽視されがちですが、汗のかきかたには体の不調を表している場合もあります。
自分がどんな汗のかきかたをしているのか、それはどんな症状をあらわしているのかを知ることで、今よりも健やかな生活を送ることができるでしょう。
そのための参考にしていただければ幸いです。
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