色移りには、「漬け置き」が効果的です。
お湯といつもの洗濯用の洗剤で、大体の色移りを落せます。
しかし、濃く色が移ったときや、落とす範囲が狭い時には、どんな落とし方が効果的なのでしょうか?
今回は、色移りの落とし方について解説します!
目次
時間がたった色移りの落とし方とは?
時間がたってしまった色移りは、お湯といつもの洗濯用の洗剤をたっぷり使うことで落とせます。
50度くらいのお湯に普段の倍量の洗剤を溶き、1時間ほど漬け置きしたあと、しっかりすすいで、もう一度通常の洗濯をするだけ!
これなら忙しい家事の合間にもできます。
あまり落ちていないと感じた場合は、もう一度漬け置きを繰り返してみてください。
嫌な色移りも、漬け置きしておくだけで落ちるなら、少し気が楽になりますね。
焦ってこすり洗いなどをすると、服が傷んでしまうので、落ち着いて対処するようにしてください。
色移りの落とし方!時間がたった後もオキシクリーンで落とせる?
よりきちんと落としたいなら、お湯、洗剤にプラスしてオキシクリーンを使うとより落ちやすくなります。
オキシクリーンと言えば、掃除に使うイメージを持たれている方も多いですよね。
しかし、もともと洗濯用につくられた漂白剤なので、色移りにも効果的です。
50度のお湯に普段の倍量の洗剤、そしてオキシクリーンを規定の量入れ、漬け置きするだけ。
生地が傷んでしまわないように、漬け置き後は念入りにすすぎ、もう一度洗濯するようにしてくださいね。
オキシクリーンは他にもいろんな使い方ができるので、私も重宝してずっと使っています。
色移りの落とし方で時間がたったらクリーニングに出すと良い?
色移りが起きてしまったら、クリーニング屋さんでプロに落としてもらうのが最も確実な方法です。
色移りは自分で落とせますが、やっぱり気に入ったお洋服はプロにお任せするのが安心。
普段はシミ抜きや色移りの対処を家で行う私も、気に入っているTシャツだけは、失敗したくないのでクリーニングに出しています。
諦めかけていた色移りも、きれいさっぱり元通り!
クリーニング屋さんでは、時間がたった色移りや濃くて落ちにくい色移りも、服を傷めずきれいにおとしてくれますよ。
色移りの落とし方で重曹は効果ある?
軽度の色移りなら、重曹で落とせます。
色が移った部分にスプーン1~2杯程度の重曹を直接かけ、少量の水でもみ洗い。
たったこれだけ!
お肌にも環境にも優しく、時間もかからないので、狭い範囲の色移りにはこれが一番手軽です。
しかし、このもみ洗いは、濃い色移りや、広範囲のものには不向き。
もし全体的な色移りなら、50度のお湯に重曹を溶かして、漬け置きをしてみましょう。
重曹でもしっかりときれいにしてくれますよ。
色移りの落とし方でワイドハイターは効果ある?
ワイドハイターの中でも、粉末タイプは色移りをおとすのにぴったり。
ワイドハイターには、色んな種類があり、そのなかでも大きく液体と粉末に分けられます。
色移りを落とすときは粉タイプがおすすめ。
服に色を付けている染料は酸性でできています。
そのため、服の色が落ちて他の服にうつってしまったときは、逆の性質であるアルカリ性の粉末タイプを使うとしっかり色を落とせます。
お湯とワイドハイターで作った液に、漬け置きしてみてください。
ちょっと頑固な色移りにも、効果が期待できます。
普段液体のワイドハイターを使っている方も、粉末のワイドハイターに切り替えてみてもいいかも知れませんね。
まとめ
気を付けていても起きてしまう色移り。
いろんな落とし方を知っていれば、いざという時に近くにあるもので対処できますよね。
万能なオキシクリーン、ひどくないものには重曹と、目的や対象に合わせて使うものを変えると、より楽に対処できます。
せっかく購入した服を長く着るためにも、適切な方法を覚えておいてくださいね。