子育て

マンゴーは何歳から食べても良い?切り方や食べごろ時期の見分け方について!

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甘くて美味しいマンゴーですが、生後すぐの赤ちゃんに食べさせてはいけないって知っていますか?

 

マンゴーを赤ちゃんに食べさせて良いのは、諸注意はありますが生後11か月ころの離乳食後期以降からと言われています。

 

いつごろからマンゴーを食べてよくて、どのくらい食べて良いのかなど知識を持っていないと重大な事態に発展する可能性があります。

 

この記事では、マンゴーを食べさせて良い年齢やマンゴーに対する注意点などについて解説しますので、是非参考にしてください。

 

マンゴーは何歳から食べても良い?

赤ちゃんによって個人差があるので、一概にいつからなら良いとは断定はできませんが、生後11か月ころの離乳食後期以降と言われています。

 

これは、マンゴーに「マンゴール」というアレルギー物質が含まれていることから年齢や食べさせる量に注意が必要だからです。

 

生後11か月の離乳食後期を過ぎれば、赤ちゃんが食べれる食品の数も少し増えていますし、消化能力も生後すぐに比べて改善されています。

 

ずっと同じ離乳食ばかりでは栄養に偏りが出てしまうので、生後11か月ごろの離乳食後期以降であれば少しずつ食べさせてもいいと言われています。

 

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マンゴーのアレルギーや食べ過ぎるとどうなる?

マンゴーには「マンゴール」と言われるアレルギー物質が含まれていますの注意が必要です。

 

マンゴーのアレルギー物質

マンゴーはウルシ科の植物で、「マンゴール」と呼ばれるアレルギー物質が含まれています。

 

漆が肌に触れるとかぶれてしまうように、マンゴールも肌に触れるとかぶれなどのアレルギー反応が起きてしまいます。

 

マンゴールのアレルギー反応として、口腔アレルギー症候群と呼ばれる症状があります。

この症状は、唇や舌や喉などにかゆみや赤みが出で違和感を感じます。

 

そして、アレルギーでもっとも注意しなくてはならないのは、アナフィラキシーショックと呼ばれるアレルギー反応です。

 

体の免疫がアレルギー物質に過度に反応してしまい、発作が起きてしまい最悪の場合死に至るケースもあるので特に注意が必要です。

 

マンゴーの摂取量の目安

マンゴーの1日の摂取量として、

  • 乳児は100g
  • 幼児は100〜150g
  • 小学生以降は200g程度

を上限にして食べさせるようにしましょう。

 

また、マンゴーにはビタミンCやβカロテン、カリウム、食物繊維などの栄養素に加えて、タンパク質分解酵素も多く含まれています。

 

消化器官が未発達な乳児には、酵素などの物質は臓器に大きな負担をかけてしまうので、最初は少量にすると良いでしょう。

 

他のアレルギー物質

マンゴールに似たアレルギー物質として

  • 漆のオルシオール
  • 銀杏のギンコール酸・ピロポール
  • カシューナッツのカルドール

などがあります。

 

これらの食品を食べさせる時も注意が必要ですので気をつけて下さい。

 

マンゴーの切り方や食べさせ方!注意しないといけないことは?

マンゴーを食べる機会はあっても実際に切ることってあまりないですよね。

マンゴーの切り方をご紹介します。

 

マンゴーの切り方

皮の付いたままのマンゴーを縦にして中央の種の部分を避けるように両サイドを切って三等分に切り分けます。

切り落とした両サイドの果肉に格子状の切り込みを入れ、背面から皮を押しこんで果肉をひっくり返します。

 

種のある中央部分は、種を取り除き皮と果肉を分ければOKです。

 

食べさせ方

赤ちゃんにマンゴーを食べさせる時は、ごく少量ずつ食べさせるようにして下さい。

赤ちゃんの反応を見ながら、少しずつ食べさせれば異変が起きても対応ができます。

100g以下にするべきですが、量を測るのが面倒な人は小さじ1杯を目安にして下さい。

 

初めて赤ちゃんにマンゴーを食べさせる時は、念の為、小児科がやっている時間である平日の午前中にすると良いでしょう。

もしちょっとした異変やアレルギーの反応が出た場合は、すぐに食べさせるのをやめて下さい。

 

加熱する

マンゴーを加熱することによって

  • アレルギーの原因の酵素を減らす
  • 殺菌効果
  • 消化しやすくなる
  • 甘みが増す
  • 柔らかくなる

が期待できますので、加熱してから食べさせると良いでしょう。

 

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マンゴーの保存方法と食べごろ時期の見分け方

完熟しているマンゴーはとても美味しいですよね。

マンゴーの保存方法や食べ頃の見分け方について紹介します。

 

保存方法

【完熟前】

完熟していないマンゴーは、追熟のために常温保存となります。

マンゴーをペーパータオルで包み、ビニール袋に入れて、直射日光や冷暖房が当たらない室内で保存して追熟させて下さい。

追熟の期間は、収穫から1週間程度になります。

 

【完熟後】

完熟したら、追熟しないように冷蔵庫に入れて下さい。

その際、湿らせたペーパータオルで包み、ビニール袋に入れて保存します。

保存期間は、5日程度になります。

 

冷凍する場合は、カットしてラップに包み空気に触れないようにジッパー付きの袋に入れて保存します。

冷凍保存の目安は約1か月程度です。

 

食べごろ時期の見分け方

食べごろのマンゴーの見分け方は

  • 軽く押すとへこむくらいに柔らかい
  • 表面を触ると、少しベタつく
  • 香りが強い
  • 表面のブルーム(果物の表面に出る白い粉状のもの)が無くなり、ツヤが出る

になります。

これらのサインが出ていたら美味しく食べれるので、早めに食べで下さい。

 

まとめ

マンゴーは甘くてとても美味しい果物ですが、マンゴールと呼ばれるアレルギー物質が含まれているので赤ちゃんに食べさせるときに注意が必要です。

 

赤ちゃんにマンゴーを食べさせるのは、生後11か月ごろの離乳食後期以降にすると良いでしょう。

 

しかし、赤ちゃんには個人差がありますので食べさせる場合は

  • ごく少量ずつ食べさせる
  • 小さじ1杯程度を目安
  • 加熱してから食べさせる
  • 有事に備えて平日の午前中に食べさせる

などのことに注意して食べさせるようにして下さい。

 

何があっても赤ちゃんのことが最優先なので赤ちゃんの様子を見ながら少しでも異変があればすぐに食べさせるのはやめて小児科に受診するようにして下さい。

 

この記事が赤ちゃんにマンゴーを食べさせる時の参考になれば嬉しいです。

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