体の調子を整えたり、疲労回復の効果が期待できるオリゴ糖とはちみつ。
ダイエッターや運動をする人の間でもかなり人気が出ています。
ですが、実際使おうとすると案外その使い分けが難しかったりするんですよね。
実は、オリゴ糖とはちみつには明確な違いがあり、かつお互いに代用することができるんですよ。
そこでこの記事では、オリゴ糖とはちみつの違いについて紹介いたします。
混ぜるとどうなるのかや代用はできるかについても併せて解説いたしますので、ぜひ最後まで御覧ください。
この記事を見ることで、毎日の生活でオリゴ糖とはちみつを活用することができるようになりますよ。
目次
オリゴ糖とはちみつの違いについて
オリゴ糖とはちみつそれぞれの特徴と違いについて詳しく説明しますね。
オリゴ糖
オリゴ糖は、単糖が3つ以上結合した糖類のこと。
サトウキビなどを原料とする「ショ糖」や、牛乳を原料とする「乳糖」等があります。
普通の砂糖と比べると甘みが少なくあっさりとしていて、カロリーが低いのが特徴です。
また、ほとんどのオリゴ糖は消化吸収されることなく腸まで届くので、腸内環境を整える効果があるんです。
はちみつ
一方はちみつは、ミツバチが採取した花の蜜を原料としています。
ひとつの花の蜜が原料となっている「単花蜜」と、様々な花の蜜が原料となっている「百花蜜」に分けられ、それぞれ独特の風味と強い甘さが特徴です。
糖質や水分の他、ビタミンやミネラル・タンパク質など栄養価が高いこともあり、スポーツの後の疲労回復にも効果があります。
オリゴ糖と蜂蜜ならどっちがいい?
どちらも体の調子を整えたり、健康を維持していくために役立つ物です。
それぞれの体に与える影響を考えると、毎日の食事などで活用するならオリゴ糖、運動の後や体が疲れているときに使うならはちみつがおすすめ。
オリゴ糖の効果
オリゴ糖の中でも、ガラクトオリゴ糖やフラクトオリゴ糖などの難消化性オリゴ糖は、胃で消化吸収されずに腸まで届きます。
腸内では、乳酸菌やビフィズス菌などの腸内善玉菌の餌となり、腸内環境を整える効果があります。
腸内環境が整うことでお肌の改善にも繋がりますし、ダイエット効果も期待できます。
また、オリゴ糖の構造は虫歯菌の餌になりにくい構造をしています。
毎日の食事に利用しても虫歯にもなり、口内環境も改善することができますね。
毎日の食事で糖分をオリゴ糖に変えていくことで、体の健康を保つことができるようになります。
はちみつの効果
はちみつの主成分であるブドウ糖は、体に吸収されやすいエネルギー源です。
運動時に取ることで、運動をつづけるエネルギー源にすることができますし、運動後の疲労回復にも効果てきめんです。
また、自然由来の様々なビタミン・ミネラル類は、体の機能を正常化したり、免疫を強化したりするのに使われます。
特に「マヌカハニー」は強い殺菌効果もあるので、風邪の予防にも効果があるんですよ。
オリゴ糖とはちみつを混ぜるとどうなる?
結論から言うと、オリゴ糖とはちみつのいいとこ取りができます。
イメージとしては、「オリゴ糖の良さを活かしつつ、はちみつの効果も取り入れる」といった感じでしょうか。
相乗効果があるわけではないのですが、それぞれがそれぞれの良さを発揮し、体に良い効果があります。
混ぜる割合は、使う人の好みに併せるようになりますが、市販されているものはオリゴ糖の割合が多くなっています。
オリゴ糖の割合を多くすることで、はちみつの持つ独特の風味や甘みを軽減することができ、料理などにより利用しやすくなります。
オリゴ糖とはちみつが7:3の割合になるようにすると、ちょうど良いでしょう。
オリゴ糖ははちみつで代用できる?
料理などで利用する場合、オリゴ糖ははちみつで代用することができます。
オリゴ糖は人工的に生成したものがほとんどなんですが、実ははちみつの中にもオリゴ糖が含まれているんです。
なので、はちみつを代用することでオリゴ糖と同様の効果を発揮することができます。
ただし、甘さやカロリーの点では全然違いますので、はちみつで代用するときは分量に注意しましょう。
うっかり入れすぎてしまうと、甘さが強くなってしまったりカロリーが高くなりすぎてしまったりしますよ。
まとめ
オリゴ糖やはちみつは、通常の砂糖よりも栄養価が高かったり体への吸収が遅かったりなど、糖質やカロリーを抑えるのに効果的です。
なので、ぜひこの記事を参考にしていただいて、毎日の生活に取り入れましょう。
腸内環境を整える手助けになり、お肌も整い疲労回復もできるようになります。
そうなれば、ますます毎日の生活が活力に溢れ楽しくなりますね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。