キャベツは、サラダに野菜炒め、お好み焼きなどなど色々な料理に使えて万能ですよね!
冷蔵庫に常備しているという方も多いのではないでしょうか。
さあキャベツでなにか作ろうとレシピを開くと「キャベツ200g」と出てきたら、どのくらいのキャベツの量なのかイメージが湧きにくいですよね。
キャベツ200gとは、葉っぱ3枚くらいの量なんですよ。
今回はキャベツの大きさを実際に計って、200gとはどれくらいなのかについて紹介していきたいと思います。
目次
キャベツ200グラムは何枚分でどれくらいの量?

キャベツ一玉の場合、キャベツ200gは大体5分の1~6分の1程度、葉っぱ3枚くらいです。
キャベツ半玉の場合では、3分の1、葉っぱ6~7枚程度です。
私の家に買ってきたキャベツ半玉があったので、実際に計ってみました。
元々のキャベツの大きさや切り方でも違うと思いますが、家にあったキャベツ半玉は815gでした。
そして200gはその3分の1程の量でした。
また、葉っぱだと何枚くらいなのかも計ってみると、1枚の重さは33gで、200gだと6~7枚くらいでしたよ。
なので、キャベツ丸ごととして考えると、200gは約6分の1程度の大きさで、葉っぱだと3~4枚程といえますね。
しかし、売っているキャベツの大きさも色々で、時期などによっても変わってきます。
調べてみると、キャベツ200gは約5分の1程度で、葉っぱは2~3枚という意見もありました。
キャベツ200gは大体5分の1~6分の1程度、葉っぱ3枚くらいとイメージしておくといいですね。
キャベツ200グラムのカロリーや糖質について

キャベツ200gの大きさはわかりましたが、カロリーや糖質も気になりますよね。
文部科学省の日本食品標準成分票で調べてみると、キャベツ200gあたりのカロリーは42キロカロリーでした。
糖質は「炭水化物-食物繊維」の計算式から6.8gでした。
では、他の野菜と比べながら詳しく説明していきますね。
カロリー
キャベツ200gのカロリーは、42キロカロリーです。
茹でたキャベツ200gは38キロカロリーで、そこまで変わらないんです。
他の野菜200gと比べてみました。
- 人参…70キロカロリー
- 西洋かぼちゃ…156キロカロリー
- 白菜…26キロカロリー
- レタス…22キロカロリー
野菜の中でも低カロリーの方ですが、同じ葉物野菜の中ではカロリーが高めでした。
糖質
キャベツ200gの糖質は6.8gです。
茹でると5.2gです。
糖質も他の野菜と比べてみました。
- 人参…13.0g
- 西洋かぼちゃ…34.2g
- 白菜…3.8g
- レタス…3.4g
糖質もカロリーと同じで決して高くはないですが、葉物野菜の中では高い結果でした。
葉物野菜の中では、カロリーも糖質も高いキャベツですが、食物繊維やむくみ防止となるカリウムも多く含まれています。
また、他の野菜と比べてキャベツだけでも食べやすく、腹持ちもいいのでダイエットにもおすすめですよ。
キャベツ200gの食物繊維について

キャベツは、食物繊維が多いと聞いたことはありますか?
食物繊維だけでなく、様々な栄養素がたくさん入っているんですよ。
キャベツ200gの食物繊維はどれくらいなのかや何の栄養素が入っているのかを詳しく紹介していきますね。
食物繊維
キャベツ200gには、食物繊維が3.6gと多く入っています。
他の野菜の200g当たりの食物繊維の量と比べてみました。
- ゴボウ…11.4g
- さつまいも…5.6g
- レタス…2.2g
- 白菜…2.6g
食物繊維が多くて有名なゴボウやさつまいもには敵いませんが、この2つはカロリーも糖質もキャベツより高いです。
また、カロリーや糖質がキャベツより少なかったレタスや白菜に比べると、キャベツの食物繊維は多いことがわかりますね。
キャベツの食物繊維は、便を柔らかくして滑りをよくする「水溶性食物繊維」と便の量を増やして排出を助ける「不溶性食物繊維」の両方が入っています。
どちらも善玉菌を増やしてくれて、腸内環境を良くするのに役立ちます。
しかし、「不溶性食物繊維」の方が多く入っているため、食べ過ぎると下痢になったり、逆に便秘になってしまったりする恐れがあるので注意してください。
ただ、食べ過ぎといってもキャベツ1玉程食べてしまうとかではないなら、特に問題ありませんので安心してくださいね。
その他の栄養素
キャベツには、食物繊維の他にも様々な栄養素が入っており、とても体にいい野菜です。
入っている栄養素と働きは、次の通りです。
- カリウム…細胞の浸透圧の維持、体の余分な塩分の排出、心臓機能や筋肉機能も調節
- ビタミンC…抗酸化作用や抵抗力を高める効果、メラニンの生成を抑えるなど美容効果
- 葉酸…赤血球の生産や、細胞の生産や再生を助ける
- ビタミンU…胃腸の健康を保つ効果があり、別名「キャベジン」
このようにしっかり栄養がとれるので、積極的に食事に摂り入れていきたいですよね。
キャベツは、火を通すとかさが減って柔らかくなるので量も食べやすいですよ。
茹でて食べる際には、栄養素がゆで汁の中に流れてしまうので、スープにして飲むなどして、栄養を逃さないように工夫してくださいね。
しかしキャベツだけではなく色々な野菜をバランスよく食べた方が体にいいので、キャベツは1日に100g~200gほどの量をおすすめします。
まとめ
キャベツ200gの量やカロリー、食物繊維などについてお話してきました。
生活にとても馴染みのあるキャベツですが、実際に重さを計ったことはない方も多いのではないでしょうか。
大きさや種類によって様々ですが、大体の重さがわかると料理をするときなどイメージしやすいと思います。
そのままでも料理しても美味しく、栄養価の高いキャベツを食べて今日も元気に過ごしてくださいね!