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三温糖は体に悪い?上白糖や他の糖との違いも解説!

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三温糖は体に悪いと聞いたことがあるかもしれませんが、体に悪くはありません。

三温糖の製造方法は、一般的に家庭でよく使われる上白糖と同じだからです。

 

上白糖から出た糖液をさらに煮詰めることによって三温糖ができあがります。

煮詰めるから少し茶色っぽいんですね。

 

しかし、売られている三温糖の中には上白糖を『カラメル色素』で着色して売られているものがあります。

この『カラメル色素』が体に悪いと言われています。

 

三温糖の特徴や、よく使われている上白糖との違いや他の糖の特徴などをご紹介していきます。

 

三温糖は体に悪い?

三温糖は体に悪くはありません。

 

三温糖は上白糖から出た糖液をさらに加熱し結晶化したものです。

原材料も製造方法も上白糖と同じなんです。

色見が違うので、同じものなんてちょっと意外ですよね。

 

しかし、売られている三温糖の中にはただ上白糖を染めただけのものがあります。

染めるときに使われるのが、カラメル色素という着色料になります。

 

カラメル色素は添加物の一種です。

そして、このカラメル色素は4-MEIという科学物質が含まれていて発がん物質になります。

 

これが三温糖は体に悪いと言われている原因になります。

 

購入するときは三温糖の原材料を確認しましょう。

もし、「着色料(カラメル)」や「カラメル色素」と書いてあったら、それは上白糖をカラメル色素で染めただけの三温糖になります。

 

三温糖が体に悪いのではなく、カラメル色素で着色された三温糖が体に悪いということです。

 

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三温糖と上白糖はどっちがいい?

三温糖と上白糖どっちを買えばいいか悩むかもしれませんが、どちらもほぼ変わりません。

違うところは三温糖の方が製造する上で加熱時間が長いため、甘味やコクが上白糖よりあります。

 

茶色い砂糖の方が健康に良さそうと思いがちですが三温糖と上白糖はカロリーや含まれている栄養はほぼ変わりません。

ですので、どっちを買えばいいか悩んだときは使い道で選ぶといいと思います。

 

三温糖は茶色いため、お菓子やケーキ作りにはあまり向きません。

生地やクリームの色が若干変わってしまいますからね。

 

煮物などには最適です。

上白糖より甘味やコクがあるので味に深みや綺麗な照りが出ます。

 

三温糖と上白糖どっちを買うか悩んだら料理によって使い分けていきましょう。

 

三温糖と上白糖の違いは?てんさい糖やきび糖や黒糖は?

三温糖と上白糖の違いは、まず見た目です。

上白糖は白く三温糖は薄い茶色です。

これは作るときの工程の違いで上白糖から出た糖液をさらに加熱するので茶色になっています。

 

次に、三温糖の方が甘味とコクがあります。

上白糖をさらの煮詰めているため甘味とコクが凝縮されています。

そのため料理で使う際は上白糖より量が少なく済みます。

 

含まれている栄養は、ほぼ同じです。

若干ミネラルは三温糖のほうが多いですが微々たるもので、ミネラルを意識してわざわざ三温糖を買う必要はないと思います。

 

値段は三温糖の方が高いです。

私が見た売り場では上白糖の倍近い値段で売られていてびっくりしました。

 

栄養は変わらないのになんで高いのかというと、流通量が三温糖のほうが少ないため値段が高くなってしまうそうです。

高い=栄養がある、ではないんですね。

 

他にも砂糖は、てんさい糖やきび砂糖や黒糖などがありますね。

それぞれの特徴は以下の通りです。

 

てんさい糖

生産地は北海道で、てん菜という野菜から作られています。

サトウダイコンとも呼ばれ見た目は大根のような形をしていて、オリゴ糖が多く含まれているのが特徴です。

オリゴ糖といえば整腸作用があるので便秘気味なひとにおすすめです。

甘さは控えめなため使いすぎに注意が必要です。

 

きび砂糖

きび砂糖とは、上白糖を作っている途中で糖液を取り出して作ったものになります。

そのため原材料となるサトウキビの独特な風味は抑えつつ、上白糖や三温糖よりミネラルやカルシウムなどを多く含んでいます。

このバランスがとても難しいらしく、何度も何度も試行錯誤を繰り返して出来上がったそうです。

甘さはてんさい糖より甘いです。

 

黒糖

黒糖はサトウキビをそのまま絞って出来たものです。

そのためカルシウムやミネラルは他の砂糖と比べると群を抜いています。

サトウキビの風味が強いため料理に使う際は味や色見が変わってきますので注意しましょう。

 

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三温糖の代用に使えるのは?

三温糖の代用に使えるものはいくつかあります。

 

三温糖に近く使いやすいのは上白糖です。

しかし、上白糖の方が甘が控えめなため気持ち多めに入れるようにしましょう。

三温糖よりはすっきりとした味になります。

 

きび砂糖は三温糖のように甘味やコクがありますので煮物などに代用できます。

しかし、使う量によってはサトウキビの風味が出できますので気を付けましょう。

 

はちみつや水あめなども代用できます。

照りを出したい料理にはおすすめです。

甘さは三温糖より控えめな仕上がりになります。

 

甘さのあるものなら比較的どれも代用できます。

使い道によって代用するもの選んでいきましょう。

 

まとめ

三温糖は体に悪くはありません。

 

しかし、カラメル色素で着色されている三温糖が売られています。

このカラメル色素は、発がん物質であるため買う際は原材料をよく確認してから購入するようにしましょう。

 

三温糖が体に悪いわけではないので安心してください。

 

砂糖は日常的に使うことの多い調味料ですので安全なものを使っていきたいですね。

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