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鶏胸肉は1日何グラム食べて良い?食べ過ぎ・食べ続けるとどうなる?

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ダイエットや筋トレに人気の食材、鶏胸肉。

しかし量は一日に100グラムから、多くて200グラム(約一枚)くらいまでにしましょう。

 

鶏胸肉はたんぱく質を多く含み、低カロリーではありますが、やはり食べすぎはよくありません。

その理由を詳しく書いていきます。

 

鶏胸肉は1日何グラム食べて良い?

鶏胸肉は一日に半枚から多くて一枚が適量です。

その理由としては、鶏胸肉に多く含まれている、たんぱく質の摂取量です。

 

たんぱく質は体を作る栄養素であり、筋肉量を増やしてくれます。

筋肉量が増えるということは、代謝があがるので、消費カロリーが増え、ダイエットに最適といわれる原因となります。

 

しかしここで、鶏胸肉は一日何グラムまで食べていいかを気にする理由としては、たんぱく質の摂りすぎは体に良くないからです。

 

たんぱく質の摂取量について

たんぱく質は1日に男性で60~65グラム、女性では50グラム程度が理想の摂取量とされており、鶏胸肉半枚(約100グラム)で、たんぱく質が約22グラム摂取できます。

 

たんぱく質は意外と多くの食品から摂取できますので、バランスよく摂取を心がけるのが良いでしょう。

主な食品例でのたんぱく質摂取量としては次の通りです。

【穀類】

  • ご飯一杯で7.5グラム
  • 食パン2枚で11グラム
  • そば1玉で10グラム
  • パスタ一人前9.8グラム

【肉類】

  • 牛もも肉100グラムで19.5グラム
  • 鶏もも肉100グラムで17.3グラム

【魚介類】

  • マグロ赤身5切れで15.8グラム
  • 鮭1切れ15.8グラム

【豆類】

  • 豆腐1/2丁9.9グラム
  • 納豆1パック12.4グラム

【乳製品】

  • 牛乳コップ1杯6.6グラム
  • ヨーグルト1カップ6.9グラム

【卵】

  • たまご1個8.6グラム

3食のうち、鶏胸肉半枚で22グラム、そこに他の食材も摂取しますので、半枚から多くて1枚程度でいいという結論になりますね。

 

鶏胸肉を1日1枚食べるのは多い?

鶏胸肉を一日一枚食べても問題ありません。

 

鶏胸肉は一枚約250グラムあります。

鶏胸肉は100グラム100キロカロリーと言われていますので、鶏胸肉を1日1枚食べるとカロリーは250キロカロリーですね。

 

一日のたんぱく質摂取量を50グラム、一日の摂取カロリーを1800キロカロリーとしても、栄養的にもカロリー的にも問題はありません。

 

しかしながら、毎日一枚となると栄養の偏りも出てきます。

 

前述したように、たんぱく質は意外に身近な食べ物から摂りやすいものです。

肉を中心としてたんぱく質を摂取しすぎると、体脂肪率があがったり、腸内環境が悪くなり、便秘や下痢を繰り返すこともあります。

また最悪の場合、肝臓や腎臓などの臓器に負担がかかることもありますので注意が必要です。

 

肉だけでなく、魚や大豆、乳製品からも摂取するように心がけましょう。

 

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鶏胸肉の食べすぎは太る?

鶏胸肉の食べすぎはもちろん太ります。

太る原因といわれるのは主に糖分と脂質ですが、いくら高たんぱく低カロリーだと言われていても、適量にしたいですね。

 

鶏胸肉は100グラム100キロカロリーと、とても覚えやすいです。

一日の摂取カロリーの目安は1800~2500キロカロリー。

これは男性か女性か、年齢はいくつか、成長期や妊婦か、日々の活動量はどれくらいか、にもよってかなり変わってきます。

 

それでも、鶏胸肉一枚が約250グラムですので、量としても、一食100グラム、一日で一枚ほどが適量かと思います。

 

ちなみに鶏胸肉100グラム100キロカロリーというのは「皮なし」での話です。

鶏胸肉であっても、皮つきとなるとカロリーはかなり上がりますので、ご注意ください。

 

鶏胸肉の食べすぎは痛風になる?

鶏胸肉を食べすぎたら痛風になる、というのは、あながちウソではありません。

 

痛風は、体内の新陳代謝でできる尿酸の量によって起こります。

尿酸の体内量は通常ほぼ一定に保たれており、一日に作り出された尿酸量と同量程度が毎日排泄されている仕組みです。

 

ところが、なんらかの原因で尿酸がうまく排泄されなかった場合、足の親指の付け根に激痛が走るなどの発作が起こります。

 

発作の原因としては色々ありますが、鶏胸肉と関係があるとすれば、プリン体の多さです。

白子、あん肝、レバー、カニ、ビールなどはプリン体を多く含む食品として有名ですが、鶏胸肉に含まれるプリン体の量は100グラムあたり141.2ミリグラムと、豚肉や牛肉などよりも高い数値です。

 

健康な人にとっては気になる数値ではありませんが、痛風の経験者は痛風が起きやすい体質である可能性が高いので、毎日鶏胸肉を食べるのは控えたほうがよいでしょう。

 

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鶏胸肉を食べ続けるのは体に良いこと?

鶏胸肉を食べ続けるのは、健康意識としては体に良いこと、と言えます

しかし、鶏胸肉と一言でいっても様々な調理法があり、摂取カロリーも異なります。

食に関していえば、とにかく偏りのない食事が健康に繋がります。

 

特別筋トレを積極的に行っており、筋肉量を増やしている人などは良いでしょう。

ただ、普通の生活、もしくは消費エネルギーの少ないデスクワークなどの女性が鶏胸肉ばかりを食べ続けるのはおすすめできません。

 

また、鶏胸肉を食事に取り入れる際、コンビニエンスストアやスーパーのサラダチキンは低カロリーで、鶏胸肉独特のぱさつきがなく、美味しいので人気ですよね。

サラダチキンは平均的に110グラム程度で販売されています。

毎日摂っても問題のない量で、サラダチキンと一緒にたくさんの野菜を摂ると完璧なダイエット食になりますよね。

 

しかし、気をつけることもあります。

それは塩分です。

 

サラダチキンはしっとりしていてとても美味しいですが、しっかりと味付けされており、その味に慣れると、塩分の摂りすぎになる可能性もありますので、ご注意ください。

 

まとめ

鶏胸肉はたんぱく質を多く含み、なおかつ低カロリーで、ダイエットや体を鍛えている人には人気の食材です。

 

しかしたんぱく質は普通の食生活の中でも摂取しやすい栄養分ですので、他の食材からも自然と得られています。

そのため、鶏胸肉を意識して多めに食べてたんぱく質を摂る必要がある人は、通常よりかなりたくさんのエネルギー消費ができている人ということですね。

 

また、妊婦さんや授乳中のママさんは、通常時とは別のたんぱく質の摂取推奨量が定められています。

特に授乳中のママさんは、授乳によりたんぱく質を失うため、通常よりも多くの量を摂取する必要がありますので、意識してみてもいいですね。

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