脂肪が入っておらず、健康維持に効果的なイメージのヨーグルト脂肪0。
実は、食べ方によっては逆に体に悪い場合もあるんですよ。
そこでこの記事では、ヨーグルト脂肪0のデメリットについて紹介いたします。
体に悪いと噂の真相やおすすめ・選び方も解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。
最後までこの記事を読むと、ヨーグルト脂肪ゼロをうまく健康維持に活用することができますよ。
目次
ヨーグルト脂肪0のデメリットとメリットは?
脂肪0というと、健康維持に効果がありメリットばかりのような印象を受けますが、実はそうでもありません。
メリットだけでなくデメリットもちゃんとあるので紹介していきますね。
メリット
ヨーグルト脂肪0のメリットは、主に次のようなものが挙げられます。
- 摂取カロリーを減らせる
- 血清コレステロールの増加を抑える
摂取カロリーを減らせる
ヨーグルト脂肪0は、無脂肪乳を使用することでできるだけ脂肪分を取り除いたものです。
なので、普通のヨーグルトと比べてかなりローカロリーになっています。
摂取カロリーを抑えることでダイエットをしている人にとっては、もってこいの食べ物ですね。
血清コレステロールの増加を抑える
ヨーグルト脂肪0は、血清コレステロールの増加を抑えてくれる効果もあります。
血清コレステロールは、飽和脂肪酸が原因となって増加します。
ヨーグルト脂肪0は脂肪分を極力取り除いているので、血清コレステロールの原因となる飽和脂肪酸があまり含まれていません。
血栓ができにくい食べ物なので、そういう意味でもメリットがあるんですよ。
デメリット
ヨーグルト脂肪0のデメリットは、次のようなものがあります。
- 継続が難しい
- 逆に太る原因に
- 血糖値が上がりやすい
継続が難しい
ヨーグルト脂肪0は、脂質が入っていないのでどうしても味気なくなってしまいます。
味気ないものを食べ続けるのは正直しんどいですね。
継続して食べなければ、乳酸菌などの体に良い菌も効果を発揮しにくくなります。
逆に太る原因に
味気ないのと関連して、ヨーグルト脂肪0は少しでも美味しさを出すため、糖質が多い食べ物をトッピングする場合があります。
例えばバナナやシリアル・はちみつなど。
結果としてかなり糖質が多くなるので、太る原因になることがあるんですよ。
血糖値が上がりやすい
糖質が多くなる結果として、血糖値が高くなってしまうこともあります。
高血糖は、血管の老化を引き起こしたり糖尿病の原因になったりもします。
健康のためにヨーグルト脂肪0を食べているのに、逆に健康を害してしまうことになる場合もあるんです。
ヨーグルト脂肪0は体に悪い・危険と噂の理由は?
ヨーグルト脂肪0は、食べ方や食べる頻度によっては、体に悪かったり危険だったりすることもあります。
食べ方
ヨーグルト脂肪0は、無脂肪のためとても味気のないヨーグルトです。
なので、それを少しでも食べやすくするために、様々なものとトッピングすることが多くなります。
トッピングに使われるものには糖質がかなり高いものが多く、トッピングの量が多くなればそれだけ高血糖や肥満の原因になってしまいます。
食べる頻度
ヨーグルト脂肪0を食べすぎた場合も体に悪くなってしまいます。
ヨーグルト脂肪0は、味付けなどの影響でトッピングをしない場合でも含まれる糖質の量が普通のヨーグルトよりも多くなります。
習慣的に何個ものヨーグルト脂肪0を食べてしまうと、高血糖や肥満になってしまう可能性が高くなってくるので注意が必要です。
ヨーグルト脂肪0と普通版の違いの比較について
ヨーグルト脂肪0と普通版の違いは、使われている原料の違いです。
具体的には、脂肪が含まれている普通の牛乳を使うか無脂肪乳を使うかで変わってきます。
ヨーグルトは、牛乳を乳酸発酵させてつくる食べ物です。
原料となる牛乳の脂肪分の量で、「普通」・「低脂肪」・「脂肪0」というふうに分かれてくるんです。
無脂肪乳とは、脂肪分を0.5%未満にした牛乳のことで、「脱脂粉乳」や「スキムミルク」のようなイメージですね。
そんな無脂肪乳を使ってヨーグルト脂肪0は作られているんですね。
ヨーグルト脂肪0のおすすめ・選び方を紹介!
ヨーグルト脂肪0の選び方は、次のようなポイントを意識することをおすすめします。
- ヨーグルトの種類
- 味付け
- 糖質量
飲むか食べるか
ヨーグルト脂肪0には飲むタイプと食べるタイプがあります。
飲むタイプは短時間でサッと摂ることができますし、食べるタイプは食事の代わりにすることもできます。
できるだけ継続してヨーグルト脂肪0を摂るためにも、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。
味付け
味付けもヨーグルト脂肪0を継続するために大切なポイントです。
果物やオリゴ糖などで味付けされているものであれば、そこまで高糖質になりません。
ただし、果物が入っているものは食べすぎると果糖のとりすぎになるのでご注意ください。
糖質量
味付けに関連して、成分表示で糖質量を確認するようにしましょう。
ヨーグルト脂肪0は、食べやすくするために高糖質なることがあります。
成分表で糖質量をチェックするようにすれば、糖質のとりすぎを防ぐことができますね。
おすすめのヨーグルト脂肪0
おすすめのヨーグルト脂肪0には次のようなものがあります。
ぜひヨーグルト選びの参考にしてください。
ナチュレ恵 megumi 脂肪ゼロ 400g×5個セット
脂肪0だけでなく、ガセリ菌SP株やビフィズス菌などを含み、腸内環境を整えてくれるヨーグルトです。
無糖のためかなりあっさりした味になっています。
あっさり味が苦手な人は、フルーツなどをトッピングしてみるのもおすすめですよ。
DANON oicos オイコス プレーン 113g×24カップ
こちらのヨーグルトは、脂肪0かつ高タンパクなヨーグルトです。
砂糖不使用でカロリーも低く、しっかりとタンパク質を摂ることができるので、ダイエットの強い味方です。
明治ブルガリアヨーグルト脂肪0ブルーベリー180g 12個入り
おなじみの明治ブルガリアヨーグルトの脂肪0タイプです。
美味しく食べやすいように、ブルーベリーのフレーバーになっています。
食べ過ぎなければちゃんと健康維持に効果があるので、おすすめですよ。
まとめ
ヨーグルト脂肪0は、トッピングや食べる頻度によっては体に悪いこともあります。
ただし、トッピングや食べ方に気をつければ、余計な脂肪を取ることが無いので健康維持に効果的です。
ぜひこの記事を参考にして、ヨーグルト脂肪0をうまく活用してください。
毎日を健康で健やかに過ごすことができるようになりますよ。