普段何気なく食べている食パンの一斤の大きさや重さが知りたい方へ。
ズバリ!340g~509gの重さの食パンを一斤と呼びます。
なんだかやけに幅が広いな~と思いますよね。
重さ340g~509g以下で大きさが12.5cm四方で一斤ということになります。
では、スライスの厚さも決まりは無いのか?
気になる食パンのサイズ・重さを見ていきましょう。
食パン一斤の大きさ・サイズはどのくらい?
食パン一斤のサイズは、四方が12.5cm・340g以上の食パンを一斤といいます。
大きさは、パンメーカーや個人店でも少しの誤差はありますが、基本サイズが12.5cmです。
サイズは同じでも重さは違う食パンもありますが、基準以内なら一斤という事です。
意外と大雑把な感じがしますよね。
普段スーパーやコンビニで買う袋入り食パン一袋で一斤と覚えると覚えやすいですよ。
食パン一斤をスライスした時の厚みは?東西で好みが違う?
スライスされた食パンは、良く見ますよね。
5枚切り・6枚切りやサンドイッチにオススメな8枚切りや、しっかりパンを感じたい人に好まれる4枚切りがありますね。
一斤のサイズや重さは「絶対これ!」という決まりはありませんがスライスの厚みには決まりがあります。
- 4枚切り28mm
- 5枚切り23mm
- 6枚切り19mm
- 8枚切り15mm
とパン業界で決まっているそうですよ。
これは、食パン一斤のサイズである12.5cm四方を均等に分割した厚さです。
食パンの厚みは、好みがありますね。
東西でも分かれるようですよ。
関西は、ふわふわの粉もの「お好み焼き」などが有名ですよね。
そんな関西では、ふわふわの5枚切りが人気なんです。
逆に関東は、カリカリのせんべいが好まれているので6枚切りが人気です。
同じ食パンでも、地域によっての好みもあるんです。
食パン一斤の重さはどのくらい?
日本パン公式取引協議会で340g以上の食パンは一斤と呼べると決まっています。
1.5斤の重さは510g以上なので、340g~509gまでの重さで一斤になります。
ところで、斤は日本の尺貫法の単位の一つになり、日本では一斤は約600gなんですよ。
「なら、パン一斤は600gでしょ」
って思いますよね。
実は、パンは外国からきた食べ物なので、日本の単位とは異なるんです。
イギリスから伝わってきた食パンの当時の重さが450gだったことから一斤は450gとなったという訳ですね。
食パンの一斤と一本の違いって何?
はじめにお話ししたように、食パン一斤は340g~509gまでの食パンを一斤と呼びます。
食パン一斤は、スライスされていても総量が範囲内であれば一斤と呼ぶことができます。
「じゃあ食パン一本ってなに?」
という疑問がでてきますね。
食パン一本は、型から出したままの状態の食パンを一本といいます。
スライスしていない状態の食パンですね。
ただし注意が必要ですよ!
パン屋では、より沢山の食パンを焼くために二斤型や三斤型の型を使って焼くことが多いんです。
二斤型は、スーパーやコンビニで売っている、袋に入った食パン二袋分と覚えておいてください。
三斤型は、袋入り食パン三個分です。
二斤型であっても三斤型であっても、焼いた食パンを型から出したまんまの状態の食パンを一本といいます。
なので、パン屋によって一本の大きさは変わってきます。
もし、一本買いしたいならお店の方に何斤型で作っているか確認してくださいね。
まとめ
普段から何気なく食べている食パンにも、基準があるという事が分かりました。
スーパーやコンビニで売っているパンは、基本的に一斤です。
スライスされていても、袋に入って売られている食パンは4枚切り・5枚切り・8枚切りと枚数が違っていても一斤になります。
食パン一本は、スライスされてなく型からだしたまんまの食パンのを食パン一本と呼び、二斤型で作っていても三斤型で作っていても一本です。
意外と大雑把なサイズや重さですが、スライスした時の厚みだけは決まりがありました。
ご自宅で食パンをスライスする際の参考にもしてくださいね。