作業に集中したいときによく使うノイズキャンセリングですが、どのような仕組みでノイズを除去しているのか、一般的には全然知られていません。
難聴になるなんて噂もあるので、仕組みがわからないと不安になりますよね。
ノイズキャンセリングは、その仕組み上危険性は全然ありません。
難聴になる心配もないんですよ。
この記事では、ノイズキャンセリングの危険性や難聴になると噂の真相を紹介いたします。
ノイズキャンセリングの仕組みについても、併せて解説いたします。
ノイズキャンセリングについて深く知ると、勉強や運動などが更にはかどるようになりますよ!
ぜひ最後までご覧ください。
目次
ノイズキャンセリングの危険性や難聴になると噂の真相とは?
ノイズキャンセリングには、難聴になるなどの危険性の噂があります。
結論から言うと、そのような危険性はありません。
むしろ難聴になる危険性が軽減されている、とても人体に優しい機能なんです。
ノイズキャンセリングを使うと、ボリュームを上げすぎることがなく、耳などに掛かる負担がかなり軽減されます。
運動中の使用の場合
ウォーキングやジョギングなど、運動中のノイズキャンセリング使用の場合は話が別です。
屋外で運動中のときにノイズキャンセリングを使用すると、周りの音が聞こえなくなりすぎてしまい、危険が迫っている場合に気がつけなくなります。
交通事故に巻き込まれたり人にぶつかったりして、トラブルになりかねないので、運動中はノイズキャンセリングの利用はやめましょう。
ノイズキャンセリングは耳に悪いってホント?
ノイズキャンセリングは耳に悪いという話もよく聞きますが、そんなことはありません。
通常のイヤホンであれば、周りの音がうるさいときはボリュームを上げるしかありません。
その場合、かなりの負担が耳や鼓膜・内側の器官にかかります。
ですが、ノイズキャンセリングを使っている場合、ボリュームを上げすぎなくてもイヤホンの音がよく聞こえるので、耳などにかかる負担が必要最小限になります。
むしろ耳にやさしい機能と言えます。
ノイズキャンセリングの仕組みを解説!
ノイズキャンセリングは、雑音の除去方法の違いによって2種類に別れます。
それぞれ解説いたしますね。
パッシブ・ノイズキャンセリング
イヤホンのイヤーパッドやイヤーピースの材質・形状を変え、物理的に雑音をカットする方法です。
この方法はイヤホン自体の形や材質が耳に合わないことがあり、外耳に負担がかかる場合があります。
アクティブ・ノイズキャンセリング
音の仕組みを利用したノイズキャンセリング方法です。
音は、「音波」が空気を伝って周りに広がり伝わります。
つまり「波」なんですね。
なので、雑音の波と逆形状の波をイヤホンから発生させ、雑音とぶつけることで相殺することができるんです。
この方法だと、特定の音だけを消すことも可能です。
ただし、イヤホン本体が少しだけ大きくなることがあったり、バッテリー持ちが少し悪くなったりするのでご注意を。
ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめを紹介!
ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめを紹介します。
選ぶポイントは次の通り。
- アクティブ・ノイズキャンセリングかどうか。
- ノイズキャンセリングのON/OFF切り替えができるかどうか。
アクティブ・ノイズキャンセリングかつON/OFFの切り替えができれば、様々な状況に対応できるイヤホンになります。
とってもおすすめなので、ぜひ参考にしてください。
SONY WF-1000XM4
かなり強いノイアクティブ・ノイズキャンセリングですが、耳にツンとくることもなく雑音をシャットアウトしてくれます。
ノイズキャンセリングをONにしたままでも、連続再生時間が最長8時間なので、電池持ちもとっても良いですよ。
Beats by Dr. Dre Beats Fit Pro
ON/OFF切り替え可能なアクティブ・ノイズキャンセリング機能があり、ON状態で最長6時間の連続再生が可能です。
Apple H1チップ搭載で、Apple製品との親和性が高くなっていますよ。
AirPods Pro
完全ワイヤレスイヤホンの王道ですね。
アクティプ・ノイズキャンセリングも搭載されている他、外部音取り込みモードもあるため、更に対応できる幅が広がっています。
まとめ
在宅ワークの拡大を受け、イヤホンを利用する人もどんどん多くなっています。
勉強や作業・リモート会議で使用するだけでなく、耳栓代わりとして使う人もいます。
仕組みを理解することで、快適に使用するだけでなく、安全に使うこともできます。
今よりも仕事や運動がやりやすくなることでしょう。
ぜひ参考にしてくださいね。