ゴミステーションの横を通りすがったら、朝一で出したゴミを持って行ってくれてないのを見つけてしまった。
こんなとき、とても焦りますよね。
一体なぜ収集されなかったのか、どう対処すればいいか右往左往しても何も始まりません。
まずするべきことは、一旦ゴミを自宅に持ち帰ることです。
放置したままだと、ゴミを開けられ、出した人を特定されてしまうこともあります。
そして、改めて収集日や分別に間違いがないか確認しましょう。
持って行ってくれなかった理由が回収忘れの場合には、自治体に連絡すれば回収し直してくれます。
これから、ゴミを持って行ってくれなかった時の理由や対処法、回収忘れについて詳しく解説していきます。
目次
ゴミを持って行ってくれなかった時の対処法!放置するとどうなる?

収集車がゴミを持って行ってくれなかった時、一体どう対処すれば良いでしょうか。
もし、自分の出したゴミが回収されていないのを見つけたときは、一旦持ち帰るのが正解です。
自宅に持ち帰ったら、ゴミの中を見直してみましょう。
そして、分別が間違っていないか、収集日が違ったのかを確認するようにしましょう。
自治体によっては、ゴミ出しルールを守っていないときにシールが貼られますよね。
このシールには、収集されなかった理由が書かれていて、分かりやすくなっています。
指摘された理由を直したら、改めて収集日にゴミを出しましょう。
一番やってはいけないことは、そのままゴミを放置することです。
回収されなかったゴミを放置するとどうなる?
持って行ってくれなかったゴミを放置をしてしまうと、次のようなことが起こる可能性があります。
- 猫やカラス、ネズミなどに食い破られ、ゴミが散らかってしまう。
- 害虫が増える原因になる。
- 自治体によっては、ゴミを開けて、出した人を特定することもある。
ゴミステーションを使っている近所の人に迷惑になりますし、間違ったゴミを出したことを特定されてしまうと大変恥ずかしい思いをしてしまいます。
私の友人は、同じゴミ収集所を使っているのですが、収集されずに残っているゴミがあると、必ず文句を言っています。
その友人は、害虫を目の敵にしていて、少しでも害虫が増えそうなことがあると心穏やかにいられないようです。
どこの地域にも、ゴミを分別しない人に厳しい意見を持つ人はいます。
どんなきっかけで、ゴミを出した人がばれるか分かりません。
ゴミが回収されてなかったときには、一度自分の家に持ち帰るようにしましょう。
ゴミを持って行ってくれなかった理由として考えられるのは?

ゴミを持って行ってくれなかったとき、理由は何だったのか色々考えますよね。
収集車がゴミを回収しないときの理由と、それぞれの対処について説明していきます。
ゴミの収集日が違った場合
ゴミは種類によって、収集される日が違いますね。
燃やすと有害ガスが出るものや、リサイクル処理が必要なものなどでは処分方法が違うので、収集日を分けて回収しています。
収集日が違った場合は、改めて正しい収集日に出し直しましょう。
収集日をカレンダーに書き込むか、スマホのリマインダーに登録すると、忘れにくく、間違いにくくなるのでオススメです。
ゴミが分別されていなかった場合
ゴミが分別されていなかった場合にも、持って行ってもらえないことがあります。
自分では分別しているつもりでも、自治体のゴミ出しルールを見直すと、間違っていたということが結構あります。
私の住む地域では、「容器包装プラスチック」ゴミとして、食品の包装に使われているプラスチックを回収しています。
しかし、矢印が輪になったリサイクルマークが付いているものに限られているのです。
ストローやコンビニでよくもらうスプーンは、意外にも、この「容器包装プラスチック」には含まれず、不燃ごみとするようにルール付けられています。
ゴミの分別が違った場合には、ルールを振り返り、分別し直しましょう。
ちなみに、ゴミを分別していないのは違法で、名前や住所がバレる可能性もあるので気を付けないといけません。
分別しないのがバレるのか、バレたらどうなるのか気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
⇒ゴミ分別しないのはバレる?違法?バレたらどうなるのか気になる方へ!
ゴミの指定袋に入っていなかった場合
自治体によっては、指定のゴミ袋を使うようになっているところもあります。
この指定ゴミ袋に入っていないとゴミが収集されないことがあります。
指定ゴミ袋は有料で売られていることも多く、お金がもったいない気もしますが、指定ゴミ袋に入れ直してから、出すようにしましょう。
指定ゴミ袋を節約するには、ゴミの量を減らすのが効果的です。
生ごみは水分を絞り乾燥させるとかさが減ります。
プラスチック製品は、つぶすか小さく折りたたむと量が増えてもゴミ袋に押し込みやすくなります。
その他の理由で収集されない場合
収集日、分別、指定ゴミ袋以外の理由で収集されない場合もあります。
- 家具など、サイズが大きく粗大ゴミとしてカテゴライズされるゴミ。
- 家電リサイクル対象のゴミ。
- 事業活動で出たゴミ。
これらのゴミは、費用負担や回収場所などが自治体ごとに決められています。
例えば、私の住む地域では、粗大ゴミはウェブ申し込みをして回収日が決まります。
その後は、コンビニで回収シールを購入し、粗大ゴミに貼って、いつも使っている回収場所に出すだけです。
家電だと、買い替えの時に、古い方を回収してくれる家電ショップもあります。
意外と簡単に処理が済むこともあるので、自治体や家電ショップでぜひ聞いてみましょう。
ゴミを置いて行かれたのが回収忘れだった場合は?

正しくゴミを分別し、収集日に合わせて出しても回収されなかったという場合、回収から漏れてしまったということも考えられます。
ゴミ収集をする人が、たまたま見落としてしまうこともありますよね。
回収忘れだった場合には、自治体のゴミ収集担当の部署に問い合わせ、回収をお願いしましょう。
きっと、その日の内に回収し直してもらえるはずです。
まとめ
出したゴミを回収してもらえないとき、衛生面を考えても、すぐ対処する必要があります。
回収してくれない理由は、収集の日が違ったり、分別されていない、指定ゴミ袋に入れられていないといったことが考えられます。
収集日や分別を間違った場合には、一旦持ち帰り、ゴミ出しルールに従って出し直しましょう。
もしも回収忘れだった場合は、自治体に連絡すると回収し直してもらえます。
ゴミを持ち帰ることや、連絡することは面倒ですが、放置してしまうと本人を特定されてしまうこともあります。
ゴミ収集所を使う他の人のため、自分の名誉のためにも、早めに対処しましょう。