シフォンケーキの冷まし方では、瓶を使うのが一般的です。
しかし、瓶がない時もペットボトルやマグカップで代用できるんです!
焼き上がってから瓶がないことに気づいても焦らなくて大丈夫です。
他にもシフォンケーキを冷ます時に落ちてしまう理由や逆さまにする理由をお話ししていきます。
どうしても時間がない時の冷蔵庫での冷まし方についてもお話ししていきますね。
目次
シフォンケーキの冷まし方で瓶がない時はどうする?
シフォンケーキを冷ます時に瓶がなくても、ペットボトルやマグカップで代用できるので安心してください。
他にも代用できるものがいくつかありますので、詳しくご紹介していきます。
- マグカップ
- ペットボトル
- ケーキクーラー
マグカップ
マグカップならいつでもすぐに準備できますね。
シフォンケーキ型の穴をマグカップの底に乗せて冷まします。
ただし、マグカップであればどれでも良いわけではありません。
シフォンケーキ型の穴よりも大きいものでないと、うまく安定しません。
いろんな大きさのマグカップがあれば、事前に使えるものを選んでおくことができますね。
ペットボトル
ペットボトルも瓶の代用になります。
ペットボトルの蓋側のほうをシフォンケーキ型の穴に入れて冷まします。
使い方は瓶と同じですね。
この時、ペットボトルに中身を入れて、安定させるようにしておいてくことがポイントです。
ケーキクーラー
ケーキクーラーを持っていれば、瓶がなくても安心です。
ケーキクーラーは名前の通り、ケーキを冷やしてくれる便利な道具で、通気性に優れています。
もしもケーキクーラーがなくても、揚げ物の時に使う金網でも代用できます。
ただし、どちらを使用してもシフォンケーキに跡がついてしまうので上手くデコレーションしてカバーすることをオススメします。
シフォンケーキの冷まし方で落ちる理由や対策はある?
シフォンケーキの冷まし方は逆さにするので、落ちてしまいがちです。
落ちる理由はいくつか考えられます。
- 焼きが足りないから
- 油分が多いから
- 器があっていないから
それでは、落ちる理由やその対策方法について詳しくお話ししていきます。
焼きが足りないから
焼き時間が不十分なシフォンケーキは、逆さにすると落ちてしまいます。
シフォンケーキは水分が多いケーキです。
そのため、完全に焼けていないとその重みで逆さにした時に落ちてしまうのです。
そうならないためには、焼き時間をしっかり確保することが重要ですね。
油分が多い
油分が多いと、どうしてもシフォンケーキが滑りやすくなってしまい、落ちてしまいます。
例えば、生地にキャラメルクリームを混ぜ込んでいる場合は量の調整が必要です。
レシピ上、油は使用することになると思うので量の見直しが必要かもしれませんね。
器があっていないから
テフロン加工のシフォンケーキ型を使っていると、シフォンケーキは落ちやすくなります。
テフロン加工の「くっつきにくく、滑りやすい」という特徴がシフォンケーキとは合わないのです。
オススメの器の素材はアルミです。
アルミは熱伝導がよく、ふっくら焼き上げることができます。
テフロン加工を使っている場合は、器を見直してみたほうがいいかもしれません。
シフォンケーキを逆さまにする理由
シフォンケーキを逆さまにする理由は、重みでしぼむのを防ぐためです!
シフォンケーキは水分量が多く、とても柔らかいのでケーキ自体の重みでしぼんでしまうんです。
ふわふわの食感がシフォンケーキのいいところですよね。
逆さまにせず冷ますと、重みでしぼんでしまって、せっかくのシフォンケーキのふわふわが感じられなくなってしまいます。
完全に冷ます前に器を外してしまうのもNGです。
シフォンケーキは繊細な生地なので、膨らんだ状態を保つためには型ごと逆さまにして冷やすことが重要になってきます。
シフォンケーキの冷まし方で冷蔵庫はダメ?
シフォンケーキを冷蔵庫で冷ますのはやめてください。
それは、シフォンケーキの魅力である、せっかくのふわふわの食感が損なわれてしまうからです。
一気に冷やすことにより、卵白の気泡が破壊されてしまいます。
卵白の気泡はふわふわ食感のもとになります。
その卵白の気泡が冷蔵庫で冷やして破壊されることで、しぼんでしまうんですね。
せっかくシフォンケーキを作るなら、ふわふわのまま食べたいですよね。
それならば、時間がなくても、しっかり常温で冷ますことをオススメします。
どうしても時間がなくてシフォンケーキを冷蔵庫で冷やしたい場合には、粗熱が完全にとれてからにしてください。
粗熱が取れるまでの間は逆さまにしておき、できたら冷蔵庫の中でも逆さにしておくのが理想です。
また、冷蔵庫の中は意外と乾燥しています。
冷やす際には、シフォンケーキの生地が出ている部分にラップをかけるか袋で覆うなどして乾燥から守ってください。
まとめ
シフォンケーキの冷まし方では瓶を使いますが、マグカップやペットボトルで代用することもできます。
他にもケーキクーラを使えば跡はついてしまいますが、冷ますことができます。
シフォンケーキ冷ます際に型から落ちてしまうのは、焼きが足りなかったり、油分が多かったりするせいです。
それ以外にもテフロン加工の器が原因の場合も考えられます。
どうしてもシフォンケーキはケーキ自体の重みでしぼんでしまうので、逆さまにして冷ます作業が必要になってきます。
おさらいになりますが、冷蔵庫でシフォンケーキを冷やすのはオススメしません。
せっかくのシフォンケーキのふわふわが損なわれるからです。
どうしも時間がないという時にはせめて粗熱をとって、ラップなどで覆ってから冷蔵庫に入れるようにしてくださいね。
ふわふわの食感が魅力のシフォンケーキ。
ぜひ冷まし方や落下に注意して、おいしいシフォンケーキを作ってください!