近年では二分の一成人式を行事として取り入れている学校も多く、4年生のイベントとして催されています。
行事やイベント事で気になるのがその時の服装ですよね。
そこでこの記事では、二分の一成人式の服装について、親と子供それぞれどうすると良いのか、また写真撮影をするならどんな服装が良いかなど、ご紹介しますね。
二分の一成人式の服装は?親と子供それぞれ紹介!
二分の一成人式での服装は主に2パターンあります。
- 普段通り動きやすい服装
- 綺麗めなフォーマルな格好
しかし、だいたいの学校では“普段着”を指定することが多いです。
当日、式に使われる時間は1.2コマなので、式の前後は普段の学校生活が行われます。
子供たちの服装が“普段着”と指定された場合。
親の服装は、授業参観と同じような服装で大丈夫です。
フォーマルな服装を指定された場合。
子供は入学式の服装をイメージしていただければ大丈夫です。
親の服装も正装になりますので、スーツやワンピースがいいですね。
もし学校から「普段着ではない服を」などのあいまいな指示があった場合。
担任の先生や先輩ママさんたちに素直に聞くのが一番です。
“普段着”でいいと指定があってもせっかくの10歳のお祝いなんだから、いつもよりおしゃれにしてあげたいと思うご両親もいらっしゃいますよね。
そんな場合は、
【女の子の場合】
カーディガン+スカート+タイツを着るだけでもいつもより少し綺麗めな服装になるのでおすすめです。
【男の子の場合】
襟付きのシャツ+ジーパーン以外のズボンを合わせるだけでも普段よりおしゃれ感がでます。
せっかく一生に一度の10歳のお祝いですから、お子さんもあなたも気持ちよく行事に参加したいですよね。
二分の一成人式で写真を撮るときの子供の服装は?
二分の一成人式の際、写真館で記念撮影をする家庭もみえます。
写真をとる場合、子供たちはどんな服装がいいのでしょうか。
【写真を撮るときの子供の服装】
- 女の子の場合:ドレス・和装で撮影することが多いです。
- 男の子の場合:スーツ、タキシード・和装で撮影することが多いです。
しかし、二分の一成人式は七五三や成人式ほどかしこまった行事ではないので、撮影の際も自分らしくアレンジして撮影することが出来ます。
スーツにストールを合わせたり、和装に帽子をかぶって洋風ミックスにアレンジしたりなどですね。
また、七五三の着物を仕立てる際、5年後のお祝いを見据えて生地を余分に仕立てて作るご家庭もあります。
これを、仕立て直して二分の一成人式に着ることもできます。
二分の一成人式には批判もある!?
二分の一成人式は、その子の成長過程の振り返りや親に感謝の気持ちを伝える行事として行われている学校が多いです。
親にお手紙をかいて発表したり、親からお祝いのお手紙をもらったり、小さい頃の写真を持ってきて行事で流したりします。
とても素敵な行事に間違いはありませんが、一方で行事そのものに対する批判もあります。
その理由は、子供たちそれぞれの家庭事情が必ずあるということ。
二分の一成人式の根本には、
“家族が今までずっと全員一緒で、幸せに満ちた生活を送っている”
ということが前提にあります。
しかし、実際には
- 両親がいなくて施設育ちの子
- 両親と死別してしまった子
- 虐待されている子
などの事情のある家庭の子供もいて、生い立ちが決して幸せだといえない複雑な子もいます。
子供は自ら家庭や親を選べません。
そんな生い立ちの子たちにとって、この行事は辛い思い出になってしまうかもしれませんね。
まとめ
二分の一成人式は、近年流行りはじめたばかりの行事なので服装選びに悩んでしまいますよね。
ほとんどの学校では
“いつもと変わらない普段着”
を指定されることが多いので、そんなに心配しなくても大丈夫です。
両親と子、お互いに感謝の気持ちやお祝いの言葉を伝え合う機会はなかなかないので、とても素敵な行事だと思います。
これをきっかけにお子さんと将来の話をしてみるのもいいですね。
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