町内会の勧誘に来られて、どう断ったらよいのか分からない。
戸惑うあなたのために、断り方の例文を紹介します。
町内会を断るには、仕事や病気などの理由を一緒に伝えたほうが相手も納得して引き下がってくれます。
町内会の入会も会費支払いも強制されるものではありませんが、なるべく角を立てずに断りたいですよね。
これから、具体的な断り方の例文と理由別のオススメの言い方、会費を断れるかについて説明していきます。
町内会に加入したほうが良い人についても最後のほうに説明していますので、ぜひ読んで参考にしてください。
目次
町内会の断り方は?オススメの例文も4つ紹介!
町内会の断り方は、どうすれば角が立たないようにできるでしょうか。
それは、相手が仕方ないと納得する理由を言い添えることです。
町内会は、清掃や祭りなどの行事を準備したり、開催したりなど、集まる時間が取られます。
その時間を取れないことや活動自体に参加ができないような理由であれば相手は納得します。
言い方でオススメの例文としては、以下のようになります。
- 「〇〇のため忙しく、活動する時間が取れません。」
- 「〇〇で身動きができず、参加すると逆に迷惑がかかるため、参加できません。」
しかし、理由がなくても町内会に入会したくない場合はどうしたら良いでしょうか。
町内会への入会は強制されるものではありません。
だから、理由がなくても、はっきりと入会を断っても良いのです。
はっきりと入会を断る場合のオススメの例文は以下のものです。
- 「入会する必要性を感じません。」
- (入会をしつこく迫られたとき)「入会は強制ではないはずです。」
この言い方のコツは、気が強く、簡単には意志が変わらないということを態度でも示すことです。
私には断られた方の経験がありますが、堂々と言われると、それ以上言っても無駄だと感じて誘うのをあきらめてしまうものです。
ちなみにもし、町内会に加入してしまったけど退会したい!という方は、町内会の退会届の書き方を紹介しているこちらの記事を参考にしてみてください。
⇒自治会の退会届の雛形・例文を紹介!書き方は?退会理由オススメも!
町内会に入らない理由でオススメの言い方は?
町内会に入らない場合、角が立たないように理由を言い添えたい場合もあります。
そこで、理由別にオススメの言い方を紹介します。
病気を理由にする場合
- 「長年〇〇を患っていて身動きが取れず、活動に参加することができません。」
- 「〇〇にかかっていて、活動中に倒れたりなど迷惑をかける可能性があるので、入会は遠慮させてください。」
活動に参加できないことや、活動に支障をきたすことを伝えるようにしましょう。
仕事で忙しいことを理由にする場合
- 「仕事で忙しく、活動への参加は難しいです。
平日は早朝から夜遅くまで家に戻れず、土日も仕事と身の回りのことで埋まっていることがほとんどです。」
仕事を理由にする場合は、活動に参加する時間が取れないことをアピールしましょう。
転勤や転居を理由にする場合
- 「転勤/転居が多く、町内会の入会や退会の手続きを何度もするのが大変なので、入らないことにしています。」
転勤先の各地で入会退会の手続きをするのが面倒なので一律で入会しないことにしていると伝えましょう。
ちなみに、一軒家に住んでいる方で町内会に入らなくても大丈夫か気になっている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒町内会に入らないのは一軒家でも大丈夫?デメリットはあるの?
また、もし町内会に入らないことで、嫌がらせなどされないか・されたらどうすればよいか気になる方は、こちらの記事もどうぞ。
⇒町内会を脱退すると嫌がらせされる?ゴミ問題など退会時の対処法を紹介!
町内会費の断り方は?加入したら断れない?
町内会費を断る場合、どう断ったら良いでしょうか。
町内会の入会と同じく、会費の支払いも任意のものです。
加入した後でも会費の支払いは断ることができます。
しかし、他の会員が支払っているのに、自分だけ全く支払わず、活動に参加するのは周囲との付き合いが難しくなります。
そのため、もし町内会費が予想より高くて払えないという場合でも、支払える額を伝えるなどして交渉することをおすすめします。
町内会に入らない人はどんな人?入ったほうが良い人は?
町内会に入らない人とはどんな人でしょうか。
それは以下のような人が挙げられます。
- 仕事をしながら単身でアパートに入居している人
- 転勤が多く、すぐ他の土地へ出ていく予定がある人
- 日中や土日は仕事で、地域住人との交流がない人
つまり、地域住人と交流がなくても生活に支障のないひとです。
逆に、町内会に入ったほうが良いのは以下のような人です。
- 長年その土地に住んでいて、地域の人と交流がある人
- 子どもや年配者が家族にいて、地域住人の見守りが必要な人
- これからその土地で長く住む予定の人
地域との交流で日常が豊かになる場合や、防犯上地域の人にも見守ってほしい場合には、町内会に入り、周囲の人との繋がりを強くした方が心強くなります。
実際に、私も子どもが生まれてから地域の人たちとの繋がりを持つことで、防犯上の心配が減りました。
顔の見える付き合いをすることで、「あそこの家の子は、この時間に一人でいるはずない」とか、「あの子は、あんな人と一緒にあるくかな」と気付いてくれるからです。
それに加えて、地域に怪しい人が出たときに、情報が耳に入るようになり、防犯意識も高まるようになりました。
まとめ
町内会への加入を断る場合、理由を言い添えた方が角が立ちません。
病気療養中、仕事など、活動ができない理由であれば、相手は納得しやすいでしょう。
相手が納得するような理由がない場合には、はっきりと入会する意志がないことを伝えることが重要です。
また、会費の支払いは義務ではありませんが、入会したならば払える範囲で応じたほうが他の会員との付き合いに響きません。
その土地に長く住む場合や、子ども・年配者が家族にいる場合は、地域住人の見守りが必要になるので加入することをおすすめします。
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