中華の美味しい定番メニューといえば、みんなが大好きな春巻きですよね。
すぐに作れてご飯のおかずに最適です。
まとめて作って保存するときは、揚げる前だったならば冷蔵庫での保存は避けましょうね。
実は揚げる前の状態の春巻きって冷凍保存する方が良いんですよ。
なぜなら、冷蔵庫で保存しているうちに具から水分が出てきてしまってその水分を春巻きの皮が含んでふにゃっとふやけてしまうんです。
だからそのまま揚げても、美味しくはないんです。
春巻きの皮で具を巻いた後、すぐに冷凍して凍らせることで具がぎゅっと固まるから中の水分が抜けるのをふせいでくれるんですよ。
では、春巻きの冷凍保存が適切だという理由や正しい保存の仕方について、説明いたしますね。
目次
春巻きを揚げる前の保存方法を紹介!
美味しい春巻きを作るために、揚げる前の保存方法でおススメなのは、だんぜん冷凍保存です。
たくさん作ってあとは揚げるだけの状態にしておけば、晩御飯のメインのおかずにもなるし、お弁当のおかずとしても美味しくて重宝しますよね。
1本ずつ個別にラップして冷凍保存がオススメ
春巻きを揚げる前の状態で冷凍保存するなら、春巻きを1本ずつ個別にラップでくるんで保存しておきましょう。
ラップにくるむことで、お互いがくっつき合うのをふせぐことができます。
いったんくっつき合ってしまうと、くっついたのを離す時に皮がペロンと破れてしまうから揚げた時に中の具が飛び出てきちゃうんですよね・・・。
これ、実は私も経験あるんですよ。
私の場合は、無理に離さずにくっついたまま揚げてみたけど、結果やっぱり皮が破れていたのか揚げてる途中で具が出てきてしまったという悲しい経験が・・・。
だからそうならないためにも、1本づつしっかりと個別にラップでくるんでから、まとめてビニール袋などへ並べ入れて冷凍しちゃいましょう。
(ジップロックみたいなフリーザーバッグでもOKです。)
冷凍保存する際の作り置きのポイントを4つ紹介!
冷凍保存で安心できる、春巻きの作り置きポイントはこの4つです。
- 炒めた具はしっかり冷ましてから巻く。
(しっかり冷ますのがポイントですよ。)
- 具はあまり多くなりすぎないようにする。
(皮が破れてしまう原因にもなり、具が出てきてしまう原因にもなりますよ。)
- 巻き終わりはきちんと小麦粉を溶いた水でしっかり留める。
(しっかりノリづけしておかないと、中の具が出てきてしまいますよ。)
- 巻き終わったら揚げる前の状態で素早く冷凍へ。
(冷凍して具の水分を閉じ込めますよ。)
この4点を押さえれば、いつでもすぐに美味しい春巻きが食べられるので、ぜひ活用しちゃいましょう。
春巻きを揚げる前に冷蔵庫に保存した時の日持ちは?
揚げる前の状態での春巻きは、冷蔵庫保存はNGです。
実は冷蔵庫で保存すると、具の水分が時間の経過とともに出てきてしまうから、春巻きの皮がその出てきた水分で柔らかくふにゃっとなってしまうんですよね。
また、冷蔵庫で保存していた春巻きはたとえどんなに頑張って高温の油で揚げたとしても皮はもうパリッとはならないんですよ。
これは、春巻きにとって絶対的な致命傷じゃないですか?
だって、春巻きって、皮がパリッとしてこそ美味しいんじゃないですか?
アツアツの春巻きを、ふーふーしながらまずは一口・・・。
パリパリパリッ、カリカリカリッ、サクサクサクッ!
これでこそ、春巻きの醍醐味というものでしょう?
ですから、冷蔵庫の保存はさっさと諦めて、冷凍保存にしましょう。
冷凍保存であれば、約1ヶ月美味しさが保ちます。
冷蔵庫に保存するときは揚げた状態で保存する
冷蔵庫で保存するなら、揚げてしまった状態で保存する方が良いのかもしれません。
揚げたものを冷蔵庫で保存しておいて、食べる直前にトースターなどでチンして復活させれば美味しく食べることができるかもしれないです。
なぜなら揚げることで具の水分を先に閉じ込めているので、あとは皮のパリッと感を復活させれば良いだけだからなのです。
ただ、やはり揚げる前の冷凍保存した春巻きに比べると、やはり美味しさの面ではどうしても劣ってしまうのではないでしょうか。
春巻きを揚げる前に冷凍する方が良いの?
春巻きは揚げる前に冷凍するのが良いです。
それが一番美味しいまま保存ができて絶対にオススメです。
「揚げる前の状態」の春巻きの作り方を紹介!
「あとは揚げるだけ春巻き」の作り方の行程を載せておきますね。
- 具を刻んで炒めて味付けしたら、しっかりと冷まします。
- 春巻きの皮を広げて、四角の角のちょんがった部分が手前になるように置きます。
- 具を皮の手前にあまり多くなりすぎないように乗せます。
- くるくる巻いて、左右を折りたたみ最後の角は小麦粉を水で溶かしたものでしっかりと留めます。
- 巻きあがった春巻きは1本づつラップで個別にしっかり包みます。
- ビニール袋などに並べて入れて完成です。
- すぐに、冷凍室へ入れましょう。
すぐに冷凍室へが鉄則ですよ。
具から水分が出ないうちにね。
春巻きを冷凍した時の解凍方法はどうする?
冷凍保存した春巻きは、凍ったままの状態で油で揚げましょう。
解凍はしないで大丈夫なんですよ。
解凍してしまうと、また水分が出てしまって春巻きの皮がその水分で柔らかくなってしまうからなんです。
冷凍するのは、具の水分を閉じ込めるため。
だから、水分を閉じ込めたまんまの状態で油で揚げていきましょう。
凍ったままフライパンへ、そおっと入れてくださいね。
油がはねると危険なので・・・。
油の温度は、初めは160度くらいからゆっくりと、最終は180度くらいまで上げた温度でカリッとなるまで揚げていきましょう。
こんがりきつね色に揚がったら出来上がり。
皮はカリッと具はトロッと、とっても美味しい春巻きの出来上がりです。
まとめ
春巻きをまとめて作っておいたら、きっと使えて便利ですよ。
おかずとしてもボリュームはあるし、お弁当に入れても豪華になります。
何よりお野菜も使っているから栄養のバランスもとりやすくて、手の込んだ料理って感じがしませんか?
具を作って皮で巻いて作り置き。
揚げる前の状態では冷凍保存をしてくださいね。
そして油で揚げるときは、凍ったままでも大丈夫。
水分を閉じ込めたままで揚げていくのが大事だからです。
ぜひ、春巻きを作り置きおかずの一品に。
家族の笑顔を思い浮かべながら・・・ね。