大型スーパーや業務用スーパーなどでよく見かけるオリーブポマスオイル。
一見するとオリーブオイルと同じ様に見えますが、実際に何が違うのかわからないですよね。
実は食用としては認めていない国も多くあり、オリーブオイルとは製造工程が異なるオイルなんですよ。
そこでこの記事では、オリーブポマスオイルは体に悪いのかや、安全性や使い方について紹介いたします。
オリーブオイルとの違いについても併せて紹介しますので、この記事を読むことでオリーブポマスオイルを安心して活用することができるようになります。
ぜひ最後まで御覧ください。
目次
オリーブポマスオイルは体に悪い?オリーブオイルとの違いは?
オリーブポマスオイルは体に悪いと言われますが、結論から言うとよくわかっていません。
理由は、健康被害などの報告が今の所見当たらないから。
その製造過程で使用されるものを見る限り確かに体には悪そうな印象を受けます。
ですが、ネット上で調べた限りでは健康被害の報告は見つけることができませんでした。
オリーブオイル
オリーブオイルとは、オリーブの実を有機溶剤等を使わずそのまま搾ったオイルのこと。
具体的には、IOC(国際オリーブ協会)規格で「オリーブオイル」という名称の使用を認められた物を指します。
次のような種類があります。
- バージンオイル
- ランパンテオイル
- ピュアオイル
一番搾りの高品質な物をバージンオイルと呼び、品質が低く食用に適さない物をランパンテオイルと呼びます。
ですが、ランパンテオイルを化学処理をした後、バージンオイルとブレンドすることで食用とすることができ、これをピュアオイルと呼びます。
オリーブポマスオイル
オリーブオイルの搾りかすから、溶剤などを使って抽出したオイルを指します。
有機溶剤を使った化学的な抽出で、IOC規格でも工業用としての取り扱いになります。
なので、「オリーブオイル」という名称を用いることが認められていません。
実際多くの国では食用でなく工業用として扱っていて、日本のように食用として販売されている国はあまりありません。
オリーブポマスオイルの安全性
オリーブポマスオイルは基本的に工業用となりますが、JAS規格などの食品基準はクリアしています。
なので、ある程度の安全は担保されていると考えることができます。
実際に製造過程で有機溶剤が使われているのは確かで、100%安全とは言い切れません
ですが、同様に溶剤を使用しているサラダ油は食用として利用していることを考えると、サラダ油の安全性も気にしないといけなくなってしまいますね。
オリーブポマスオイルは生食するとまずい?
オリーブポマスオイルの生食は、結論から言うとあまりおすすめしません。
理由は、あまり美味しくないから。
サラダ油などと同様無味無臭の油で、オリーブオイル独特の風味が全然無いんです。
なので、サラダなどにかけたとしてもあまり美味しくありません。
天ぷらや揚げ物など、調理用油としてであればその特徴が活かせます。
生食はバージンオイル、調理はオリーブポマスオイルと使い分けるようにしましょう。
オリーブポマスオイルの使い方を解説!
ここでは、オリーブポマスオイルの使い方を紹介いたします。
オリーブポマスオイルのおすすめの使い方はこちら。
- 料理用油として
- メイク落としやマッサージオイルとして
料理用油として
日本では食用油としてJAS規格をクリアしていて、調理用油としての使い方ができます。
オリーブオイル独特の風味がなく無味無臭なので、天ぷらなどの揚げ物にも最適です。
メイク落としやマッサージオイルとして
メイク落としやマッサージオイルとして利用するのもおすすめです。
このような利用法であれば食用である必要もないので、オリーブポマスオイルを有効に活用できますね。
まとめ
オリーブポマスオイルは、その製造過程や使い方をしっかりを知ることができれば、安心して普段の生活の中に取り入れることができます。
かなり安価に手に入ったりもするので、家計の助けになることもあります。
この記事を参考にしていただいて、ぜひオリーブポマスオイルを活用してみてください。
今までとちょっと違ったライフスタイルを見つけることができますよ。