お掃除で大活躍のカビキラー。
効き目が抜群な分、少しの量で足りてしまい、すべて使いきれないという方も多いと思います。
カビキラーは、中身と容器を別々にし、きちんと処理することで誰でも安全に捨てることができます。
塩素系は有毒ガスも心配なので、しっかり捨て方を押さえておきたいですよね。
今回は、カビキラーの正しい捨て方についてご紹介していきます!
目次
カビキラーの捨て方!中身は水道に流してよい?
カビキラーを捨てるときは、紙や布に染み込ませて燃えるゴミの日に廃棄するか、排水溝に流すかのどちらかの方法で捨てることができます。
どちらの方法も結構簡単に捨てることができるので、面倒に思っている人は必見!
それぞれの捨て方を紹介します!
水道に流してもOK!
カビキラーを捨てる際は、排水溝に流してしまって大丈夫です!
なんとなく気が引けてしまいますが、もともとお掃除でカビキラーを使う際も、最後に水を流しますので、問題ありません。
一番簡単でおススメの方法です。
しかし、薄めないで原液の状態で流してしまうと、排水溝を傷めてしまうので注意。
バケツや風呂桶に中身を出して水を足し、薄めてから排水溝に流して捨ててくださいね。
紙や布に染み込ませる!
大丈夫だと分かっていても、やっぱりそのまま排水溝に捨ててしまうのが不安…。
という方には、紙や布などに染み込ませて、燃えるごみとして捨てる方法がおすすめ。
ビニール袋に、いらない新聞紙や布をしきつめて、そこに少しずつ中身を出し、染み込ませます。
中身を全部染み込ませることができたら、そのままビニール袋の口を締め、可燃ごみの日に出せばOK!
作業中はしっかり換気をしてください。
手にかかってしまうと危ないので、ゴム手袋などを必ず着用してくださいね。
カビキラーの捨て方!容器はどう分別して捨てる?
カビキラーの容器はプラごみや不燃ごみとして捨てることができます。
自治体のルールに従った捨て方で、適切に処分しましょう。
液体をごみとして捨てることはできないので、必ず中身はすべて出しましょう。
また、塩素系であるカビキラーは人にとって有害なガスが発生したり、残った液が飛び散って事故につながる可能性があります。
水で軽くゆすぎ、乾かしてから捨ててくださいね。
カビキラーを捨てる際の注意点!
カビキラーを捨てる際、有毒なガスが発生しないように注意する必要があります。
カビキラーは「塩素系漂白剤」といわれるものの一種で、キッチンハイターなどと同じ、「次亜塩素酸ナトリウム」を多く含む商品です。
塩素系漂白剤の大敵は「酸」
サンポールなどの酸性の洗剤はもちろん、生ごみで出やすいお酢やレモンなどにかかったりすると、化学反応を起こしてしまう危険があります。
特に可燃ごみとして捨てる際は、カビキラーのごみだけ別で捨てるなど工夫をして、酸性のものと混ざってしまわないようにしましょう。
なにかの間違いで酸と混ざってしまうと、有毒なガスが発生し、重大な事故になりかねません。
便利で効果的な分、危険なものであるという意識も忘れずに、細心の注意を払って廃棄するようにしてくださいね。
カビキラーをそのまま捨てるのは大丈夫?
カビキラーをそのまま捨てるのは絶対NGです!
多くの自治体では、液体を捨ててはいけないルールになっています。
また、ルール違反なだけでなく、原液のまま他のごみと一緒に捨てると、液漏れなどから有毒なガスが発生し、事故が引き起こされる可能性があります。
危険なものですので、必ず中身とパッケージは分けて捨てるようにしましょう。
まとめ
最初に使ってから時間が経ってしまったカビキラーは、お掃除の効果も激減してしまっています。
もしいらなくなったカビキラーがあれば、薄めて水に流すか、紙か布に染み込ませるなどして捨てることが可能です。
有害なガスの発生などには十分注意して、安全に捨てるようにしてくださいね。