気づいたらいつの間にかついている石鹸カス。
意外と目につくので、ぱっと見た時に汚く見えるんですよね。
しかも、放置しておくととっても落としにくい。
実は、石鹸カスのついたプラスチックや鏡など、お風呂はクエン酸や重曹などの身近にあるものを使って、簡単にキレイにすることができるんですよ。
ポイントは、石鹸カスの特徴から原因を特定して、その原因に合った洗剤を選ぶこと!
今回は、そんな厄介な石鹸カスの落とし方、プラスチックや鏡などお風呂をキレイにする方法を紹介いたします。
予防法も合わせて紹介致しますので、ぜひご覧ください。
いつも使う場所を、一緒にキレイにしていきましょう!
目次
石鹸カスの落とし方!プラスチックに効果的な方法は?
プラスチックについた石鹸カスの効果的な落とし方を知るには、石鹸カスができる原因を理解すると頭に入りやすいです。
石鹸カスの原因は?
石鹸カスができる原因は次のようなものがあります。
- 水道水のミネラル
- 皮脂汚れ
水道水のミネラルが原因になっている場合は、「金属石鹸」と呼ばれるアルカリ性の汚れです。
特徴は、白っぽくカサカサしています。
皮脂汚れが原因になっている場合は、「酸性石鹸」と呼ばれる酸性の汚れになります。
特徴は、黒っぽくベタつくところです。
「水道水のミネラル」と「皮脂汚れ」の2つと、石鹸成分が混ざることで石鹸カスができてしまうんですね。
プラスチックについた石鹸カスの落とし方
プラスチックについた石鹸カスの落とし方は、「アルカリ性」なのか「酸性」なのかで使う洗剤が変わってきます。
石鹸カスがアルカリ性の場合
石鹸カスがアルカリ性の場合は、中和するために「酸性」の洗剤を使用します。
クエン酸を水で溶かしたクエン酸水や、市販の酸性クリーナーなどが有効です。
石鹸カスが酸性の場合
逆に、石鹸カスが酸性の場合は、「アルカリ性」の洗剤を使います。
例えば、重曹を水に溶かしたものや、市販のアルカリ性クリーナーですね。
オレンジ配合の洗剤もアルカリ性なので有効で、「dーリモネン」という天然成分が含まれていることもあり、お肌にも優しいのでおすすめです。
プラスチックについた石鹸カスの落とし方の流れ
石鹸カスの落とし方の基本的な流れは次の通りです。
【石鹸カスの落とし方の流れ】
- 鏡にクエン酸水や重曹水などをスプレーする
- キッチンペーパーで鏡を覆う
- 30分程度放置する
- キッチンペーパーを剥がす
- 剥がしたキッチンペーパーで磨く
- 水で洗い流す
- 乾いた布で拭く
この落とし方の流れは、使う洗剤に関係なく共通しているので、「この洗剤の場合はどんな落とし方だっけ?」と迷うことはありません。
落とし方のポイントは、「30分程度放置する」と「キッチンペーパーを剥がす」です。
汚れがひどい場合は、放置しておく時間を長く取るようにしてください。
また、キッチンペーパーを剥がす前にキッチンペーパーが乾いていたら、途中で追加スプレーをして湿らせるようにしてください。
この2つに気をつけておくと、より落としやすくなりますよ。
石鹸カスの落とし方!鏡やタイルの場合は?
鏡やタイルについた石鹸カスも、基本的にはプラスチックについた石鹸カスの落とし方と同じ方法で落とすことができます。
鏡の石鹸カスの落とし方
鏡の場合は、皮脂汚れによる酸性の石鹸カスではなく、水道水のミネラルによるアルカリ性の石鹸カスがつくことが多いです。
アルカリ性の石鹸カスなので、クエン酸水や市販の酸性クリーナーが有効になります。
タイルの石鹸カスの落とし方
タイルは、アルカリ性の石鹸カスと皮脂汚れによる酸性の石鹸カスの両方がつくことが多い場所です。
ですので、クエン酸水や酸性クリーナーと重曹の両方を併用すると効果が期待できます。
石鹸カスの落とし方!お風呂の床はどうする?
お風呂の床についても、タイルと同じくアルカリ性・酸性両方の石鹸カスがつくことが多いので、タイルと同じ方法で石鹸カスを落とすことができます。
ただ、床は石鹸カスがたまりやすく、汚れが酷くなることが多い場所です。
クエン酸や酸性クリーナーと重曹の併用が効果的なのですが、頑固な石鹸カスの場合はメラミンスポンジを使ったこすり洗いをしてみてください。
研磨剤入りのクリーナーを使うのも効果があるのですが、床の表面に傷が入ることになります。
石鹸カスの程度をみて、優しく擦ることから試してみると良いでしょう。
キレイにしたい場所の状況に応じてこすり洗いを行うことで、お風呂場がよりキレイになりますね。
お風呂の石鹸カスの予防法オススメは?
おすすめのお風呂の石鹸カス予防方法は、使用後にお風呂全体を熱いシャワーで流してしまうことです。
つまり、石鹸カスになる前にキレイにしてしまうということですね。
石鹸カスになる前であれば、熱いシャワーでお風呂場全体や椅子、鏡などの石鹸の泡をしっかり流すだけで落とすことができます。
毎日にお風呂の後に簡単にできるのでとてもおすすめ。
石鹸カスが酷くて特に気になる部分については、スポンジを使ったこすり洗いをすることで、よりキレイにすることができます。
簡単なことから毎日続けるだけで、キレイさを保つことができるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
石鹸カスは、時としてカビの温床になることもあります。
ですので、カビが生えてしまう前に早めに落としてしまいたいですね。
また、毎日使うお風呂場がキレイだと、気持ちの面でも絶対にプラスになります。
石鹸カスがキレイになれば、キレイな場所から気持ちの良い1日を始めることもできますし、1日の疲れをキレイな場所で気持ちよく癒すこともできます。
癒し効果も期待できるかもしれませんね。
石鹸カスをキレイに落として、充実して気持ちの良い毎日を送ってみませんか?