シーツによって乾燥機に入れるのはダメな場合があります。
生地が痛んだり縮んだりしてしまう恐れがあるからです。
そのため、シーツを乾燥機にかける場合は洗濯表示をしっかり確認しましょう。
今回はシーツを乾燥機に入れるのがダメな場合やしわになった時の対処法などについてお話しします。
乾燥機を使う際の便利なアイテムもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
シーツを乾燥機に入れるのはダメ?
シーツを乾燥機に入れるのはダメな場合があります。
シーツが痛んだり縮んだりする可能性があるからです。
乾燥機の中は長時間高熱の状態となります。
高温で乾燥させる過程で生地が収縮してしまい、固い肌触りになってしまうのです。
タンブラー乾燥OKと記載されているものは、対応しているので乾燥機を使っても問題ないでしょう。
しかし、綿やシルクなどの天然素材については対応していないものがほとんどです。
基本的にシーツを乾燥機にかけるかどうかは洗濯表示を確認の上、決めてください。
乾燥機対応でないものを乾燥機にかけると生地が傷つき、滑らかな肌触りが失われてしまうので注意してください。
シーツが乾燥機でしわになった時の対処法は?
シーツが乾燥機でしわになった場合の対処法についてご紹介します。
- シーツの重さで乾かす
- 完全に乾く前に取り出す
- アイロンをかける
それぞれ詳しくみていきましょう。
シーツの重さで乾かす
しわになってしまったシーツを再度洗います。
この時、柔軟剤を入れた方が繊維の摩擦が減り、しわがつきにくくなります。
脱水時間を1分くらいにし、取り出したら物干しにかけます。
少ししわをのばすようにパンパンと叩いておけば、あとはシーツの重みでしわが伸びていきます。
完全に乾く前に取り出す
完全に乾く前に取り出すこともしわを作らないコツです。
乾燥を始めて10分後くらいに取り出します。
あとはしっかり伸ばして干すだけです。
脱水をする分、普通に干すよりも早く乾きます。
早く乾かしたいけれどしわを作りたくない方におすすめの方法です。
アイロンをかける
少々手間にはなりますが、アイロンをかけてしわを伸ばす方法があります。
生乾きのほうがしわが取れやすいですが、完全に乾いている場合は霧吹きを使いましょう。
シーツは大きいので、半分に折るなどしてアイロンをかけやすい大きさにしてください。
手間はかかりますが、しっかりしわが伸びるので一番確実な方法と言えるでしょう。
シーツを乾燥機にかける時間や温度について!
シーツが縮むのを防ぐには乾燥機にかける時間や温度に気を配りましょう。
それぞれ詳しく説明していきます。
時間
シーツを乾燥機にかける場合は時間が重要なポイントです。
20〜30分が生地を痛めずある程度乾燥させられる時間と言えます。
ただし、完全に乾かしたい場合は40分程かかります。
完全に乾き切る前にシーツを取り出せば生地が痛むのを防げるでしょう。
乾いていないシーツはしっかり伸ばして干してくださいね。
温度
温度にも注意が必要です。
シーツなどの縮みやすい素材は低温で乾燥させるのがおすすめです。
低温はだいたい60度が目安です。
もしコインランドリーで乾かす場合は機械によって設定温度が異なる場合もあるため、きちんと確認してください。
シーツが乾燥機で絡まる時の対処法!
乾燥機でシーツが絡まって大変な思いをした方もいると思います。
そんな時の対処法として「洗濯ボール」と呼ばれるアイテムを使うと便利です。
おすすめの商品をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
ドライヤーボール メアリーランドリー 3個入
乾燥機内でウールのボールが動き回り、衣類の間に隙間を作ってくれます。
衣類の絡まりを防ぎ、しわも防ぐ効果が期待できます。
ニュージーランド産羊毛を使用したボールが衣類をやわらかく、ふんわりと仕上げてくれます。
ドライヤーボール
こちらは、乾燥機に入れるだけでふんわりとした仕上がりにしてくれるアイテムです。
乾燥機内でコロコロ転がり、しわや静電気を防いでくれます。
熱風を効率よく衣類に当てるため、乾燥時間を短縮できるのも嬉しいポイントです。
かわいいハリネズミやサボテン、ひつじに癒されますよ。
まとめ
シーツを乾燥機にかけるのはダメな場合があるため、しっかり洗濯表示を確認してください。
シーツが乾燥機でしわになった場合は、もう一度洗い直すかアイロンをかけましょう。
おさららいになりますが、洗い直す場合は完全に乾燥させないのがしわにならないポイントです。
乾燥機にかける際は「時間」と「温度」にも気をつけましょう。
時間は20〜30分にすれば生地を痛めず、ある程度乾燥できます。
温度は低温にするのがポイントですね。
シーツが絡まる時は「洗濯ボール」など便利なアイテムを使ってみてください。
シーツをいつでも清潔な状態に保つため、乾燥にも工夫してくださいね。