コーヒーかすの捨て方を間違えると排水溝を詰まらせたり、カビが生えたりする恐れがあります。
そうならないためには三角コーナーやネットを使用し、水分を切って捨てるのがポイントです。
コーヒーかすは乾燥させれば再利用でき、さまざまな役割を果たしてくれます。
今回はコーヒーかすの捨て方や再利用の方法などについて詳しくお話ししていきます。
簡単な乾燥の方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
コーヒーかすの捨て方とは?
コーヒーかすは捨て方を間違えると排水溝を詰まらせたり、カビが生えたりしてしまいます。
捨て方のポイントを2つお話しします。
- 三角コーナーやゴミ受けネットを使う
- 水分を切ってから捨てる
それぞれ詳しくみていきましょう。
三角コーナーやゴミ受けネットを使う
三角コーナーやゴミ受けネットを使うのがおすすめです。
使用すれば排水溝に流れるのを防ぎつつ、簡単に捨てられます。
できるだけ細かい目のネットを使うことがポイントです。
その際に、シンクが汚れやすくなるのでこまめな清掃をしなければならないのがデメリットといえるでしょう。
水分を切ってから捨てる
コーヒーかすはしっかり水分を切ってから捨てるようにしてください。
水分を切らないと、カビが生えたり水分がゴミ袋にたまってしまったりと衛生的ではありません。
そのため、新聞紙やキッチンペーパーを使用し、しっかり水分を吸い取るようにしましょう。
コーヒーかすは再利用できる?
コーヒーかすは再利用の方法が多くあり、とても役立つのでそのまま捨てるのはもったいないアイテムと言えます。
主な再利用の方法を4つご紹介します。
- 消臭・脱臭
- 虫除け対策
- 雑草対策
- 油汚れ落とし
それぞれ詳しくみていきましょう。
消臭・脱臭
コーヒーかすには小さな穴が空いており、匂いを吸収する効果があります。
コーヒー豆にもその効果はありますが、挽いた後の方がより細かい穴となり、効果が期待できます。
乾燥したかすをお茶パックやガーゼ巾着などに入れて使うのがおすすめです。
ゴミ箱や靴箱など匂いが気になるところに置いてみてください。
1ヶ月を目安に交換するといいですよ。
虫除け対策
コーヒーの香りは虫除けにも効果があると言われています。
深さのある食器にコーヒーかすを広げ、火をつけます。
その煙が虫除けとなり、蚊などをよせつけない効果が期待できるんです。
ただし、小さいお子さんやペットがいる場合は取り扱いに注意が必要です。
雑草対策
コーヒーかすは雑草対策として再利用するのもおすすめです。
雑草が生えて欲しくない地面にまくと、発芽抑制作用がはたらいて雑草を抑えてくれます。
これはコーヒーに含まれるポリフェノールやカフェインの作用です。
雑草対策として有効ですが、大切に育てている植物に影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。
油汚れ落とし
コーヒーかすはフライパンや鍋の油汚れを落とすのにも使えるんです。
油とよく馴染ませて拭き取ると、匂いや汚れをきれいに落としてくれます。
また、コーヒーかすの粒子は細かいため研磨剤としても使用できます。
油汚れがひどい場合は重曹をまぜてペースト状にするとさらに落とせるので、試してみてくださいね。
コーヒーかすの乾燥方法を解説!
コーヒーかすの乾燥方法をいつくかご紹介します。
参考にしながらあなたにとってやりやすい方法で実践してみてくださいね。
- 天日干し
- 電子レンジを使う
- フライパンを使う
それぞれ詳しくお話ししていきます。
天日干し
コーヒーかすを薄く広げて天日干しする方法です。
バットや新聞紙に広げ、日光に当てて水分を飛ばします。
ただし、風の強い日には飛んでしまうので注意が必要です。
また、梅雨の時期は湿気があり乾燥には不向きです。
からりと晴れた乾燥しやすい日であれば、半日〜1日で乾燥できるでしょう。
電子レンジを使う
簡単なのが電子レンジを使う方法です。
コーヒーかすを耐熱皿に薄く広げて電子レンジで加熱します。
ラップをせずに1〜2分程度加熱し、途中で何度かかき混ぜればムラなくできます。
フライパンを使う
フライパンで焦げないように加熱する方法でも乾燥できます。
弱火でじっくり行うので時間がかかるのがデメリットと言えます。
粗熱がとれるまで時々かき混ぜてくださいね。
コーヒーかすをまくと虫がわく?
コーヒーかすをまくと虫がわくことはないので安心してください。
コーヒーに含まれるカフェインを嫌う虫がいるため、むしろ虫がわくのを抑える役割があるんです。
アリや蚊、なめくじなどに効果的です。
しっかり乾燥させてから、虫が気になるところにまいておくといいでしょう。
植物の生えている場所にまく場合は、家庭菜園など大切な植物の成長に影響が出る可能性があります。
バーベキューなどの外での作業中に虫よけをしたい場合は、乾燥させたコーヒーかすに火をつけておくといいでしょう。
蚊取り線香代わりとなり、虫除けの役割を果たしてくれます。
まとめ
コーヒーかすはそのまま排水溝に流してしまうと、詰まる恐れがあります。
そのため、新聞紙などで水分を吸ってからゴミ箱に捨てるか、ゴミ受けネットを使って捨てるようにしましょう。
コーヒーかすはさまざまな再利用の方法があります。
虫がわくかも?と心配な方もいるかもしれませんが、逆に虫除けの効果があるので安心して再利用できます。
ほかにも消臭剤や油汚れを落とすのにも使えるんです。
利用せず捨ててしまうにはもったいないコーヒーかす。
乾燥の一手間はありますが、ぜひ再利用してさまざまなことに役立ててくださいね。